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オーストラリアの会計事務所で働くことになりました!

皆さん、こんにちは!Tsubasaです。
前回の投稿で大学院での1年目が完了したことを報告しました。2週間の短いStudy Breakを挟み、新しい学期がスタートしています。前学期の結果も発表され、無事に全科目Passできていました。難関科目が重なっていたこともあり、複数unitをPassできなかった学生もいたようで、簡単には卒業できないことを再認識し、身の引き締まる思いです。
今学期の授業もなかなか手応えがある科目が多いため、どこかで紹介しようと思います。

さて、タイトルにありますが、先日ある会計事務所のAccounts Receivable OfficerのRoleでOfferをいただきました!
PermanentのPart-timeの仕事で、大学院に通いながら週15時間働きます。
雇用形態がPart-timeのため有給がもらえるのですが、Full-time Equivalentの金額で給料が支給されるため時給としても申し分ない条件でOfferを出していただきました。
こちらでの面接・採用試験を初めて経験したので、備忘録として書き残したいと思います。

社内通知での募集

今回、知り合いの先輩が働く企業で社内募集がかかりました。社内メールで、現在の担当者が退職すること、そのポジションに現在Accountingを勉強している学生を雇いたいから知り合いがいる人は紹介してほしいという内容がHRから通知されたそうです。先輩はすぐさまわたしに展開してくれ、Overviewの情報もHRに問い合わせてくれました。

会計関連の仕事を数ヶ月探していたのですが、SeekやLinkedInでも経験は必須+オーストラリア永住権or市民権保持者でないといけないものも多く、卒業まで待つしかないのかな・・・と意気消沈していたところでした。

VISAの要件などは問われていなかったため、このチャンスを逃すまいとこのメールが社内に送信された同日にResumeとCover Letterを担当者に連絡しました。

面接

Resumeを送って1週間くらい経ったところ、企業のPersonal Assistantから連絡があり、面接の機会をいただけることになりました。連絡を受けた時ちょうどシンガポールに旅行中で、帰国の翌日がInterviewだったのですが、勢いに任せてスケジューリングしました。本気で働きたい企業だったので練習する時間が欲しい気もしたのですが、あれこれ考えるよりも行動!ということですぐに会ってお話ししたいという気持ちが強かったです。

面接はシティのオフィスで30分ほどかかりました。先輩のアドバイスで、企業のカラーに合わせて、服装はスーツではなくブラウスのようなオフィスカジュアルを着ていきました。わたしの前に面接を受けたらしき女性がかっちり黒のスーツを着ていたので内心ドキドキしましたが、働いている人たちを見ると華やかな印象だったため、結果的に正しい選択だったように思います。

面接は直属の上司とHRの責任者の2人に対応していただきました。面接といっても日本の企業とは異なり、会話の中で大学院やこれまでの職務経験などを質問されるような形で進みました。「日本人なんだね〜いまみんな日本に旅行に行っているよね〜」のようなカジュアルな会話も挟みながら、リラックスした状態でお話しすることができました。わたし自身緊張しいなのですが、さすがオーストラリア。そのフレンドリーさで緊張もなく終わりました。

印象に残った質問は「問題のある顧客に出会したとき、あなたならどのように対応する?」というものでした。正しい答えなどはないように思うのですが、募集要項にあった仕事内容に沿って、「まずは自分でできることをして、それでも解決しなかったら上司または同僚に報告・相談します」といった回答をしました。StudentのOfficerレベルの仕事なので、あらゆる事象を対処するのではなく、teamの一員として貢献するよといった姿勢を見せたいと思ったからです。


Online Test

面接を受けて数日後、Online Testを受けるように指示されました。テストといっても適性検査と基礎能力試験のみでした。忙しい合間に受けたのですが、思っているより楽しい内容だったので結果はともかくポジティブな印象を受けて終わりました。


Reference Check

これは日本企業にはない制度だと思うのですが応募した人が前の職場でどのような働き方をしていたかを当時の状況を知っている人に聞くリファレンスチェックを依頼されました。複数頭に浮かんだのですが、英語が喋れる人が望ましいということだったので、前の職場の、直属の上司ではないもののいっしょにプロジェクトをやったことがある方にお願いしました。現在オランダ法人でDirectorをやっているのですが、二つ返事でやってくださり、大変心強かったです。聞かれた内容なども教えてくれたのですが、わたしの長所や改善すべきところなど、働く上で問題がないかを聞かれているようでした。


Offerの発行

実はReference Checkが完了する前に、もう口頭でOffer出すからね!とHRから連絡を受けていました。個人情報やVISAの情報などを提供したのち、正式にOfferが発行され、契約成立といった流れです。

転職の場合、この段階で給料の交渉などもあるかと思うのですが、わたしの場合、十分な契約内容&未経験+学生ということもありそのままサインしました。性格上、もちろん契約書は隅々まで確認しましたが笑。


流れについては以上のとおりです。募集の情報を聞いてからOffer発行まで1ヶ月弱かかったということになります。このRoleが始まるのが6月末なので思っていたよりものんびりしたスケジューリングだなあという印象です。

とにかく今回感じたのはコネクションの大事さでした。普段からネットワーキングは心がけてやっていますが、いつチャンスが来るか分からないので、日頃から自分の環境をオープンにしていくことが成功につながるのかなと個人的に感じました。




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