巣ごもり逆転の発想
新型コロナウイルス関連投稿です 。
「巣ごもり逆転の発想 」
いよいよ緊急事態宣言が再び発令されました。
飲食店を中心に人同士の接触が禁止され、外出自粛も強く要請されることになります。
このパンデミックは人間にリスクや困難を強く意識させて 新たな思考方法を持つように突きつけています。
パラダイムシフト(大変革)の時と言われています。
去年までは前の状態に戻るために耐える時間だと捉えていましたが、今年から全てを逆の視点で考えるようにしました。
例えば コミュニケーション ができないということは 寂しく、辛く、人間関係が殺伐とするというマイナスのイメージに捉えがちです。
しかし、そもそもコミュニケーションが苦手だった人からすればこれは大変な喜びです。
なぜなら 苦手なことをする必要がないから。
また一人でいることは 大勢の友達がいる人に比べると 寂しいことのように映りますが、一人でいることの方がそもそも束縛されないし楽しいという人はたくさんいます。
ということはコロナ禍においては本当に一人あるいは少人数で楽しめることを追求していけば 良いのです。
そもそも人は会社や学校や団体、グループや地域活動など、どこかに所属したいという社会的欲求を持っていると言われてきました。
マズローの欲求5段階欲求説(図)でいうと基本的欲求(食、性、睡眠)と安全欲求(住まい、被服)の次に来る3番目の欲求で、これが満たされないと上位の承認欲求や自己実現欲求が満たされません。
所属欲求は日本では約3000年ほど前の稲作文化が始まった弥生時代から生まれたといわれています。
これは多くの人が協力して生産量を上げる必要があったためです。
それ以前の縄文時代以前は狩猟を生業として基本的に人間は一人または小集団で活動しています。
440万年前に生まれた人類の祖先ホモサピエンスがアフリカから大陸を渡って日本に来たのが3万8000年前と言われていますから、 3000年前の 弥生時代以降というのはわずかな時間です。
コロナを避けるために人口密度が低い田舎に移住するという方法もありますが、移住しなくても自分の個人の生活空間をどれだけ楽しいものにできるかどうかを考えてみましょう。
そしてその幸せな日々が実感できればいいのです。
そうすれば一人の生活でもストレスはたまりません。
一人でできる趣味など見つけてはいかがでしょうか。
私は昔取った杵柄でまた最近ギターの練習を始めました。
ストレスのたまらない「楽しく幸せな一人暮らし」の追及を今後の一つのテーマとして生きていきます。
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