素材感とトレンチではないアウター。春らしい服装の話
春らしい服装をしたいけれど、実際はまだまだ肌寒い日が続きます。
この季節、以前の私はピンクやパープル、ブルー、赤などの鮮やかで明るい色のスカートを合わせて、春らしさを意識していました。
その綺麗なカラースカートの下にはタイツを、トップスにはスウェットやシャツを重ね着して。
そんな防寒しつつも色で新しい季節を感じられるコーデを気に入ってました。
でもこの春は少し変化がありまして。
カラーは地味色の黒やグレーのスカートが履きたいなと。
そしてその素材は地味とは真逆のもの。
どこか懐かしさのあるラメやチュール、サテンなどのキラキラやしゃらしゃらな透け感や艶々のスカートに目を奪われています。
そんな少し昔に流行ったような素材。若い方には新鮮な生地。今またトレンドのようです。
アラフィフの私が取り入れるとイタいのかもしれませんが、色がモノトーンならどうにかいけるのではないかな。。
春のアウターを選ぶ際も、その素材感が大事になるなぁと思っています。
防寒したいけれど春らしさを意識したいとき、ウールやファーは冬の象徴なので、やっぱり春のイメージからは遠い。
なのでこの季節は、内側にキルティングのライナーつきや、中綿入りでもファーの無い軽快なシャカシャカ素材のアウターが最近は好きです。
そして選ぶ色味は黒のみ。
カジュアルな素材でも黒ならば大人っぽく(もう十分に大人ですが)、キレイめな印象に仕上がるから。
メンズのイメージを伴うアウターでも、合わせるスカートで女性らしさも醸し出せる。きっと出せているはず。
もう少し前までは、春といえばベージュのアウターが好きでした。
それはライナーつきのトレンチコート。
私はオーバーサイズが好きで、HYKEのビックトレンチとBURBERRYの大きいサイズを選んでいました。
でも、それをラフにパサっと羽織るコーデは背の低い私には合わなくて、なので必ずウエストはキュッと結んで着ていました。
オーバーサイズを生かし切れていないけれど、気に入ってるコーデでした。
2月末くらいから着始めて、4月以降の暖かな日はライナーを外して素足にサンダルを合わせたり。
私の春にトレンチコートは欠かせないと、
きっとずっと毎年こうやって着続けるのだろうと思ってました。
けれどもなぜだか少しずつ、だんだんと、アウターは簡単にさらっと緩く羽織りたいと感じるように変化していきました。
とにかくラフに着たくなったのです。
そして私はそのふたつのトレンチを手放しました。
なので最近は、前述したカジュアルな黒いシャカシャカアウターを肌寒い春の日に着ています。
トレンチコートのときの様にベージュとも迷いましたが、ラフに羽織るカジュアル素材のアウターは黒で正解でした。
アウターの色味が春らしくなくとも、合わせる靴はブーツではなくスニーカーなら軽やかですし、
明るいカラーではないスカートでも、チュールの花柄やラメの質感やサテンの艶などの素材で重たさを払拭できる。
そしてバッグは白やブルー、ピンクを持てば全身黒っぽい人にはならない。
それと私的大事なポイントは、冬らしい温もりある素材のウールやファーのふわふわもこもこを使わないこと。
これらが今の私の気分、春らしさを取り入れる脱冬の服装です。
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