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裁縫ができない!〜私の発達障害事情〜

おさらい:私はADHDと自閉症持ちです、主にどんな症状かは前に記事に起こしておりますのでご参照くださいませ。

こんにちは、最近セミが出てきましたね、、、大きい音が苦手なあたしには困ります。笑


話変わって、今日、学校の補習で裁縫をやりました、でも私は大の不器用女。目分量とか知らないし、髪も普通に結んでいるはずなのにいつもぐしゃぐしゃになる。
挙句の果てには、親戚に「どんくさいアヌーシュカ!」と呼ばれます…とほほ。

そして、もちろん不器用だから裁縫できません。最近やっと玉留めが綺麗にできるようになりました!やった〜☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝

…という具合にヤバい裁縫技術なのです、、、
そして面倒くさがりだから記事を普段書かないあたしが、どうして家庭科の補習ごときで記事を書いたのか。事件が起きたからです。

実はこの補習は第2回目で、1回目にみんな裁縫やり終わって、補習をやらなくて済むということになったから、裁縫をしなければならないのはあたしだけ。先生とあたしだけ…

そして補習がスタート、
先生「まずは糸通して!」
私は大の不器用女、糸を通すことに苦戦……3分くらいかかりましたかね(笑)
そして先生がイライラ…

「なんで糸通し買わないの?!」「なんで糸通すことにこんなに時間かかるの?!無駄じゃん!!!」

それに対してあたしはあたふた、焦っているのでなかなか糸が通りません…先生の質問にも

「いや、普段裁縫しない人間なので…糸通しなんか…」「知らないですよ、あたしだって好きで糸通さないわけじゃないですし…」

と必死の脳内答弁…

なんとか糸が通りました、今回はブランケットステッチというやり方での裁縫。
でもこんなのやり方知らないし、何回聞いてもわからない…先生のお手本を見てもなかなか上手くできない……すると先生は、

「なんで言われた通りにしないの?!」「話聞けよ!!!」「そうじゃないって言ってるでしょ?!」「なんであの時質問しなかったの?!」

…と、とてもじゃないけど、怒鳴られてしまいました…
とはいえ、できないものはできないし、話聞いてるけどわからない…ごめんなさい。

なんであの時質問しなかったの、って、そうやって何回も質問したら怒るから質問できなかったんですよ…

と、あたしはさらにパニック、泣き出してしまいました…おまけには、玉結びや玉留めのしかたにもケチをつけられ、もうどうしたらいいんですか状態。。。
自分の不器用さを恨みました…

それからさらに不器用エピソードがもう1つ。

親戚で、おばあちゃんの病院のお見舞いに、千羽鶴を作る事になりました、しかし千羽鶴の折り紙小さい…しかも複雑、今すぐ逃げ出したかったけど、正直逃げるわけにもいかず…

相変わらず途中の折り方がぐしゃぐしゃになり、ついに本当のやり方が分からなくなってしまいました…親戚のおじちゃんおばちゃんに、「どうやってやるの?」って聞いたら…

「今説明したのに、なんで聞かないの?!」「普通だったら分かるよね?!みんな出来てるのになんであんただけできないの?!」

と言われてしまい、大勢の年上のいとこ、年下のいとこ、親がいる前で怒られてしまった…超恥ずかしかった…

そしていとこに、できた千羽鶴を見せるなりなんなり、いとこ一言。

「何それ!何をどうやったらできるの?」「俺にもできたよ、それ!」「やっぱりどんくさいね〜」

あはははは!と笑いの的に……悔しかったけど、「仕方ないだろ!」と、年下のいとこがいる前でそんなふうに怒れるはずもなく…

なんでできないの?

という言葉が昔からプレッシャーで、あたしだって好きでできないわけじゃないし、、、と思っています、むしろあたしはなんであなた達ができるのか理解できません…
出来ない自分を何度も恨みましたし、「こんな手間かけさせてあたしは迷惑かけてるんだよな…」とも嫌なほど思いました。

(あたしはあたしの住む世界が普通だから)

でも、出来ないままでもいいと思う。

出来ない自分を受け入れましょう、残念だけど…
あたしと違って、「なにくそ!たくさん練習して上手くなってやる!」と思える人なら練習するが吉だと思います、でもあたしは諦めが早くて、何より裁縫嫌いですから(笑)

でも、その分得意なことあるんじゃない??
そうそう、何かが苦手な証拠は、絶対何か他に光るものがあると思うんですよね。

あたしは裁縫が苦手、運動も苦手、計算も苦手だし、ものづくりも折り紙も超苦手!!反対に弟はこのようなことが得意です。

あたしは料理や絵が好きです、言語学も好きです、園芸も好きです。でも弟はこれができません。

それでいいじゃん!できることとか、楽しめることがひとつでもあるならそれでいいじゃないですか。周りの「普通」と比べる必要なんかありませんよ、世間は比べてくるかもしれないけど、あなたはあなたでも十分素敵な人間!

たくさん迷惑をかけるかもしれないけど、そのつど人に教えてもらえばいい。反対に、周りの人が困ってたらあなたは助けること。

あたしは今回、裁縫が出来なくて怒鳴られて、ショックを受けたけど、その分他に好きな事とかあるし、別に先生や学校、親だけが全ての世界ではないです。あたしみたいに、「めっちゃ不器用!」みたいな人もいるだろうし、「めっちゃ計算得意!裁縫大好き!」みたいな人もいると思うんです。

自分が壊れない程度に頑張ろう、疲れたら休もう!

大丈夫、苦しんでる画面の前のあなた、その向こうにはあたしがいます。
あなたの住んでる世界が全てではないです。刺繍は苦手な人も得意な人もいるし、外国語が苦手な人も得意な人もいます。だから、それを理解してサポートして欲しいですね(笑)

自閉症やADHD、以前と比べて理解は進んでいるようですが、対応はまだまだのようです。あたしより下の世代が、幸せになれますように!

以上、アヌーシュカ、怒りと悲しみの記事でした!