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n’estate Report / 『n’estate with kids』 スイデンテラス(山形・庄内) | 前編

n’estate(ネステート)をご利用いただいた方からの体験レポートをお届けする連載「n’estate Report」。
今回は、2023年5月からあたらしくはじまった『n’estate with kids』プランを利用して、n’estateメンバーとその家族二組が「ショウナイホテル スイデンテラス」に滞在した体験談をもとにモデルケースをご紹介します。
お子さんと一緒のワーケーションや、ご家族で地方でのくらしを体験してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。



『n’estate with kids』を利用して、家族ワーケーションしてみたら。

滞在先:ショウナイホテル スイデンテラス(山形県鶴岡市)
滞在期間:7泊8日
サンプルファミリー:① 本人・娘(3歳)/② 本人・妻・娘(2歳)

▼ 滞在中の過ごし方【初日編】

13:10 羽田空港 出発
久々に飛行機に乗れるということで、すでにテンションが高めの娘。朝ごはんを食べてきたのに、空港でも蕎麦を食べました。

飛行機の中でもニコニコしながら本を読んだり、小さな声で歌を唄ってみたり。長距離移動だと子どもが飽きて騒ぎ出してしまう心配もありますが、庄内空港までのフライトは約1時間とあっという間なのもうれしいポイント。

14:10 庄内空港 到着 
レンタカーをピックアップ。滞在中はタクシー移動も可能ですが、毎日の保育園の送り迎えや、仕事の合間のちょっとした昼食などにレンタカーを借りておくと何かと便利です。

レンタカーターミナルまでは、飛行機の到着に合わせて運行している送迎バスを利用して移動ができるので、子ども連れの大荷物でも安心です。

15:00 ショウナイホテル スイデンテラス 到着
「ショウナイホテル スイデンテラス(以下、スイデンテラス)」に到着して駐車場に降りると、道端のタンポポを発見して「大きい!」と興奮する娘。子どもはこんなところでも、普段の環境との違いを実感するようです。

チェックインし、客室へ。
2階に入り口とリビングがあり、室内の階段を下りると寝室・バスルーム・トイレがある「メゾネットルーム」は、ゆったり広々。くつろぎのスペースとしてのリビングと、就寝するための寝室が区切られているので、普段自宅で過ごすときのように暮らしにメリハリを持って過ごせます。

客室に荷物を置いたあとは、しばし館内を探検。
スパを覗いて「パパの好きなサウナもあるね」とはしゃいだり、ライブラリーで少し絵本を読んだりしながら、ひと休み。

16:30 スイデンテラスの周辺で買い出し
1週間の滞在に向け、必要になるであろう日用品や飲食物を「イオンモール三川」で調達。
洗濯グッズ(簡易的な物干しグッズなどもあると便利)、牛乳などの飲み物や、子どもとのお出かけのお供に常備しておきたいちょっとしたお菓子など。スイデンテラスの近くにもコンビニはあるのですが、そこでは買えなさそうなものを中心に購入しました。

また、事前にオンラインで行われた保育園との面談で「うちの保育園は泥んこでも遊ばせるので、靴の替えはあったほうがいいかもしれないです」という園長先生の声を思い出して「ABCマート」で靴を購入。娘が自ら選んだラメ入りのピンク色の靴(旅先で買った靴というのが嬉しかったようで、東京に戻ってきてからも彼女の大のお気に入りに)。

18:00  レストラン「緑のイスキア」で夕食
初日の夕飯は「穂波街道 緑のイスキア」へ。
「種を蒔くことから始まるレストラン」をコンセプトに、広い農地の真ん中につくられたレストランで、自家農園でつくられる新鮮野菜や、地元庄内産の魚介やお肉を贅沢に使用したピザやパスタ、リゾットなどの本格イタリアンが味わえるお店です。

女性の店員さんと一緒に、窯で焼けていくピザを見せてもらう娘。

店主の庄司さんも、店員の方々もやさしく歓迎してくれました。
ピザをモリモリ食べ、デザートにジェラートまで堪能し、帰りは運転代行を利用して車でホテルへ。

19:30 スイデンテラスへ帰宅
寝る前に大浴場でお風呂タイム。
「明日からたくさんお友だちつくりたいな」と期待に胸を膨らませながら、眠りにつく娘。

スイデンホテル備え付けの子ども用パジャマがとても可愛いかったです。

子どもを寝かしつけたあと、大人は再び温泉やサウナでのんびり。
夕方(15:30〜24:00)にオープンしている「SAKE LOUNGE」にも立ち寄り、庄内の地酒やワインを部屋にテイクアウトして束の間の夫婦の時間をたのしみました。

▼ 滞在中の過ごし方【平日編】

7:30 朝食
朝ごはんは毎日、スイデンテラス内のレストラン「MOON TERRASSE」でのビュッフェを。炊き立てのお米や、農場から直送された野菜、庄内浜で獲れた新鮮なお魚など、庄内産の食材にこだわった郷土食豊かな和朝食が楽しめます。

普段、自宅で食べる朝食では考えられない量を食べる娘。
カレーと塩納豆、味噌汁の組み合わせが特に気に入ったようです。

8:15 スイデンテラスを出発して、車で保育園へ

8:30 保育園に預け入れ
事前の保育園とのオンライン面談で話し合い、初日は半日だけ親も一緒に過ごすことにしました。

12:00 昼食
初日は、園でご用意いただいた「うさちゃんカレー」を親子でいただきました。昼食後に親は園を出発。娘には「今日はお昼まで一緒にいるからね」と言い聞かせていたこともあり、納得した様子で先生と一緒に見送ってくれました。

※2日目以降は 9:30頃にホテルに戻り、仕事を開始。
昼食はスイデンテラスのレストランでランチメニューをいただいたり、近所のラーメン屋に足を運んだ日もありました。

13:00 仕事
昼食で一息ついたら、午後の業務を再開。
スイデンテラス内にはテレワークができる共有スペースがあり、『n’estate with kids』利用者以外の宿泊者の方々も仕事をしている環境なので、気兼ねなく仕事をすることができました。
別日には、スイデンテラスから保育園の途中にある「スターバックス コーヒー」を利用したり、レンタカーの中で仕事をすることもありました。

16:00 スイデンテラスを出発して、車で保育園へ

16:30 保育園にお迎え
お迎えのときには、保育園にすっかり馴染んでいて「まだ帰りたくない~」と園庭でもう少し遊んでから帰るのがお決まりに。

17:00 夕食
保育園からの帰りに、お寿司や焼肉といった外食をしたり、テイクアウトをして部屋で食べたり。
あとは、お風呂に入って寝るだけ。保育園で遊び尽くしてクタクタになって帰ってくるので、ふとんに入ればすぐに夢の中・・・。

▼ 滞在中の過ごし方【休日編】

10:00 水族館にお出かけ
休日は家族みんなで「鶴岡市立加茂水族館」へ。
日本海に面した岬に立つ絶好のロケーションで、60種類以上のクラゲが展示される“クラネタリウム”が人気の水族館。
庄内に生息するクラゲを中心に、色とりどりのクラゲが漂う様子はなんとも幻想的。娘も夢中になって、水槽を覗き込んでいました。

11:30 公園にお花見へ
水族館を後にして、酒田市に移動。桜の名所として知られる「日和山公園」に向かいます。滞在時は桜まつりの期間中で、満開の桜並木でお花見をたのしむことができました。

12:00 寿司屋「こい勢」でランチ
日本海の旬の地魚を中心に、庄内のお米をシャリに使ったおいしいお寿司を食べることができて、大人も子どもも大満足!

13:30 酒田駅前の図書館へ
酒田駅前の交流施設内にある「MIRAINI(ミライニ)」内の図書館で、珍しい飛び出す絵本などをたのしみました。週末には、絵本や紙芝居の読み聞かせイベントやマルシェが随時実施されているようです。

14:30 「オランダせんべい工場」でせんべいづくりを体験

地元で愛される、山形の銘菓「オランダせんべい」の工場見学へ。お米からできた生地が薄く引き伸ばされてせんべいになっていく工程を見学したり、せんべいの手焼きや、好みのフレーバーに味付けする体験など、盛りだくさん。

娘も、せんべいを上手につくることができてご満悦。

普段はあまり知る機会のないものづくりに触れることができて、いい思い出になりました(ちなみに「オランダせんべい」という名称は、山形県の方言で自分たちのことを「おらだ」と言うことに由来しているのだそう。「わたしたちのつくったせんべい」という意味なんですね~)。

17:00 スイデンテラスへ帰宅。
子どもは遊び疲れていて、外食はできず。
テイクアウトしたごはんを部屋で食べました。

▼ ここがよかった! スイデンテラスでの『n’estate with kids』

◎田んぼに浮かぶスイデンテラスの美しさ
まるで周囲の田園風景に溶け込むように、大きなガラス張りの田んぼの中に建てられたスイデンテラスは、外から眺めても、中で過ごしていてもとにかく心地いい。メゾネットの広い部屋で、のびのびと過ごすだけでも家族での特別な時間に。

◎大人も子どもも大満足のライブラリー
スイデンテラスに到着して、まず圧倒されるのが共用棟の壁一面にそびえる大きな本棚。子どもたちが読みたい絵本を選んで、そのまま共用スペースのソファで読書タイム。かなり集中して読み込んでいました。先述した通り、ここでは仕事をしている人も多く、テレワークもしやすい環境が整っています。
ライブラリーは宿泊棟にもあり、湯上がりにお酒を嗜みながら、じっくりと読書に没頭するといったたのしみ方も。

◎朝早くから夜遅くまで利用可能なスパ
温泉・サウナは朝6:00から夜24:00まで利用できるため、子どもを寝かしつけたあとに大人だけでもう一度ゆっくりと入浴したり、朝に保育園へ子どもを送り届けてからサクッとサウナでリフレッシュしてから仕事をはじめることもできて快適です。

◎洗濯機・乾燥機・パジャマは完備。
荷づくりの際は、その点も勘案して荷物の量のコントロールを。洗濯は7泊8日の滞在中、3回行いました。洗剤は近隣のスーパーなどで購入することもできます。乾燥機もありますが、部屋干ししたい人は室内用物干しの持参をおすすめします。

◎「キッズドームソライ」が無料で利用できる
ホテル併設の児童施設「キッズドームソライ」。通常、入館するためには1回ごとの利用料金が必要なのですが、なんと『n’estate with kids』利用者は無料で使うことができます!

からだを思い切り動かして遊べる「アソビバ」と、自由な発想でものづくりができる「ツクルバ」のふたつの空間があります。「アソビバ」には、都内の有料施設でも中々お目にかかれないダイナミックなスケールの遊具がいっぱい。

「ツクルバ」では、工作をたのしんだり、絵本を読んだり。全天候型のドーム施設なので、雨天でもたのしむことができ、土日祝日や大型連休中も利用できるので長期滞在のファミリーにとって心強いスポットです。

◎周辺には美味しい飲食店がたくさん!
お米の産地としても有名な庄内地方は、四季を通して多彩な食材の宝庫。
そのおいしい魅力は、スイデンテラス内のレストランでも満喫できますが、長期滞在するならばぜひ地域のグルメもお楽しみください。

山形県鶴岡市のイタリア料理店「gira e gira(ジーラジーラ)」

今回のレポートでは紹介しきれなかったおいしいお店がたくさんあるので、スイデンテラスの周辺情報をまとめたマップも参考にしてください。

また『n’estate with kids』で滞在中であることを、スイデンテラスのスタッフのみなさんがとてもよく理解してくださっていて、滞在中の疑問やリクエストにも非常にスムーズに対応してくれたので、はじめての子連れワーケーションでも安心して過ごすことができました。

>後編はこちら
『n'estate with kids』で山形の保育園に通ってみたら。

>「ショウナイホテル スイデンテラス」 n'estate with kidsプランのご予約はこちらから。


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