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仕事をするメリットとデメリット

私は仕事を礼賛しないタイプである。
しかし仕事から何も得られないとは思わない。

仕事をするメリットは、段取りやまめな交渉や調整を会得できることだと考えている。また計画通りに事が進まないことも多いので適宜計画を補整し続ける柔軟思考が会得されるともいえる。

仕事は単なるタスクやノルマの量ではなく、さまざまな人々との交渉や調整作業でもあるのだ。だからこういった能力は、1人で自室で作業をしているだけでは習得できない。

だから仕事をするメリットは確かに存在する。計画を立てながらも計画補整をし続ける能力は仕事によって会得できる。

一方仕事をするデメリットは、生活感覚や余暇感覚が異常になる事だ。

すなわち何が何でも仕事が優先される思考が会得されてしまうのだ。それがたとえ休日であっても、その次の日や次の週の業務や書類作成や営業で頭がいっぱいになる。

ましてや家庭を持ち育児を両立している場合、仕事と家庭・育児のことが頭の90%を占める状態になり、思考がさらにバグる可能性もある。

またワーカーホリックの余暇とは、仕事と仕事の合間にしか存在しないものだ。

その合間に外食をするとか、旅行をするとか、ディズニーランドに行くとか、韓国に行くとかそういうことしか考えられないし、できなくなるのである。そしてそれをストレス発散と呼んでいるのである。この感覚が相当キテますよね。

そしてこういった仕事・育児中心の生活を何十年も起こると、バグった思考が正常となってしまいベーシックな余暇生活を送ることができなくなる。

なぜならやった事がほとんどないからである。おまけにそれは「社会人として当然だ」というマインドが思考を漂っているので、1週間じっとしている事もできなくなる。

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