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【料理本1】生き抜くためのごはんの作り方

河出書房新社生き抜くためのごはんの作り方を借りて読んでいます。

本書は料理専門家の方々が16人寄稿しております。料理に関するよもやま話をしている本です。主に学校に通う諸学生に向けた本ですが誰でも読める大変楽しい本です。

寄稿者は料理研究家の富田ただすけ氏、料理家の寿木けい氏、スープ作家の有賀薫氏、自然料理家の竹内ひろみ氏、マクロビオティックコーチである西邨マユミ氏、料理コラムニストの山本ゆり氏、料理家の高山なおみ氏、料理研究家のきじまりゅうた氏、料理研究家の枝元なほみ氏、料理研究家のリュウジ氏、料理家の今井亮氏、料理研究家の小田真規子氏、主婦のおりえ氏、料理研究家のヤミー氏、料理家のなかしましほ氏、パパ料理研究家の滝村雅晴氏といった錚々たる方々である。

料理人の方々に貫徹するのは料理=生活という基本的な考えを周知しています。料理というものはまさに生きる活動そのものだと実感をします。飲食を簡易食品で近道をするとかえって生活そのものが悪化してしまふ。未だに「料理は主婦やシェフがするものだ。」というマインドは相当危ういものだと料理の専門家たちの生活談を通じて直に思いました。寄稿最後のページに簡易レシピが載っているのもこの本の味です。

自然料理家の竹内ひろみ氏の「食の選択」=「命の元を選択」の章はきわめて印象的であったので抜粋をします。

自分で「食の選択」をするということは、「命の元を選択」することです。冒頭でもお話したように、自分がどのようなものを食べるかによって、自分の健康が決まるからです。誰かに作ってもらったり外食ばかりしていると、自分の体調が悪くなっても食事でコントロールすることができません。「自分で作ることができる」ということは、=「自分で自分を養っていける」ということなのです。そして「自分で自分を養うことができる」というのが本当の意味での「自立」だと、私は考えています。

心も身体も元気になるために 自然派料理家 竹内ひろみ

そうです。これですよね。やはり料理は人任せではいけません。わからないなら作って覚えればいいだけです。凄い料理など作る必要もありません。自分の身体や心をコントロールする一つの技法として必要ですよね😊

9月は料理本を積極的に読んで記事にしていきます😊
この本は料理に馴染みのある人もない人もお勧めできますよ😊

■参考文献  『生き抜くためのごはんの作り方 悩みに効く16人のレシピ』
河出書房新社

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