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成田 第3ターミナルの風景🛫

成田空港の第3旅客ターミナルは、独特な存在感があって僕は好きです。

他の旅客ターミナルと異なり鉄道駅と直結していず、多くのリムジンバスも乗り入れず、施設はコンパクトで、飛行機を乗り降りする際にはボーディングブリッジを使わずタラップを登らなければならず、館内のフードコートやテナントなども国内外屈指の名店ではなく有名チェーン店が多く並ぶという、どちらかというと質素で飾り気のない存在。

そんな第3ターミナルは、実質的にLCC専用のターミナルになっています。

格安航空 = LCC専用だから、ターミナルビルもよほど質素な作りなのだろうと思うかも知れませんが、案外質素さを感じさせないほど近代的で、モダンな雰囲気を感じさせてくれ、"これから旅に出発する"というワクワク感を一層高めてくれます。

利用してみると案外コンパクトで快適で、想像していたほど使い勝手が悪くはないんです。

今回は、実際に最寄り駅である空港第2ビル駅(第2旅客ターミナルビルに隣接)に着き、第3旅客ターミナルから出発するまでの流れに沿ったイメージを、実際の写真とともに描いてみようかと思います。

なかなか飛行機で旅に出ることが難しい今。飛行機で旅に出るときに感じる"ワクワク感"を、写真と描写を通じて少しだけでも味わって頂けたら幸いです。


空へと通じる"青い道"

第2旅客ターミナルビルに直結する空港第2ビル駅に着いたら、まず地上に上がります。


第2旅客ターミナルビル前の路上に出たら、第3ターミナルまでの道のりは、ただひたすら目の前の青色の"トラック"に沿って歩くだけ。

空港第2ビル駅から搭乗ゲートまで、この青色のトラックに沿って歩くだけで、迷わず飛行機に乗れる仕組み。まるで自分が"青い色をした滑走路"を歩いているかのよう。

この青色の"トラック"の先には、上空12,000mの大空が待っている。


チェックイン・空港保安検査

必要に応じて自分が利用する航空会社の端末やカウンターなどでチェックインを済ませたり、手荷物を預けたりします。事前にオンラインチェックインができることも多いので必要がなければそのまま航空保安検査を受けます。


出国審査(CIQ)

壁に書かれている「出国審査」という文字が、間もなく日本を出るという臨場感を掻き立てます。この数分後には、もう自分が「日本国内にいない」ということを実感させます。

ここから先は、日本を出国する人しか入れない場所。


朝の日差しと滑走路

B滑走路が見える大きな窓ガラスからは、朝の日差しがたっぷり降り注ぎます。窓の向こうには、駐機場に停まる世界各国の飛行機や、B滑走路を離着陸する飛行機の姿が見えます。ベンチに座って、ゆっくりと景色を眺めるのも良いでしょう。

そんな自分もやがて大空へ向かって"離陸する側"となり、この1時間後にはもう"雲の上"にいるのです。

さて、眠気覚ましに、ホットコーヒーでも飲みましょうか。それとも出発前最後の日本食として、おにぎりに緑茶、お弁当でも買いますか。


カフェ & 免税店

どこの国際空港でも、出国審査場から搭乗ゲートに向かう途中に免税店の並ぶ場所を通るように作られていますが、成田空港もそれは同じ。日本の街中では見かけないカフェの前を通りかかれば、店内から香ばしいコーヒーの香りが漂ってきます☕️

この数時間後には、もう異国の地にいるのです。


飛行機に乗る直前の"ワクワク感"

第3ターミナルには、他のターミナルにあるようなボーディングブリッジがありません。従って飛行機にはタラップを昇って乗り込みます。だから、飛行機に乗る直前に感じる"ワクワク感"がより一層得られるのです。


飛行機に乗る瞬間に見られる景色

そしていよいよ飛行機に乗り込む(搭乗する)瞬間が訪れます。出発のときです。ガラス張りの壁に囲まれた階段を降りると…

そこには大きな飛行機が待っています。

次に地上へと足を下ろすのは、もう日本ではなく異国の地となります。しばらくの間バイバイ、日本。


窓の外には、素晴らしい景色が

飛行機の窓の外では、素晴らしい景色がきっと待っているはず。"空の旅"でしか味わえないこの気分、景色…ぜひ成田第3ターミナルから出発し、味わってみていただきたいです。

いづれ、LCCの利用方法、利用した際のシーンなどについても書いていきたいと思っています。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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