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サークル「最果てにある美術館通信」についてのご説明

ご覧頂きありがとうございます。

こちらではサークル「最果てにある美術館通信」で行うエッセイ定期配信についてご説明いたします。

プランの細かい内容ではなく、あくまでその運営方針や趣旨についてお話しておりますので、プランの細かい特典内容や更新頻度についてお知りになりたい方はサークルのプラン内容のページをご覧下さい。

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サークル「最果てにある美術館通信」では、2020年3月までSUZURI Peopleにて行っていたエッセイの定期配信を引き継ぎ、2020年4月よりエッセイの定期配信を行っております。

「すべての人には当てはまらないかもしれない。でも世界のどこかで今日もひとり苦しんでいる誰か、たったひとりでもこの言葉を必要とする誰かに、いつかこの言葉が届いてくれますように」

と願いを込めて、まるでどこか最果ての美術館で人知れずしずかに淡々と文を展示するように、会員のみなさまへ心を込めた言葉を定期的にお送りして参ります。

これまで長い間、Twitter(@_qir)をメインとして参りましたが、Twitterは「文字数が140字に限られるため、伝えられる内容に偏りや限界が生じやすく誤解を受けやすい」「不特定多数に見られる場であるために、本来その言葉を読むべきではないひとにも不必要に言葉が届いてしまう」というデメリットがございました。

一方、こちらのnoteのサークル機能を利用した定期配信「最果てにある美術館通信」では以下のようなメリットがございます。

・文字数に制限がないために、伝えたい言葉を丁寧に最大限の言葉を尽くしてお伝えすることが可能となる

・これまで書いた数百件の定期配信エッセイがすべて読み放題となることで、note記事の単品購入によって虫食い状態に「読んでいない記事」と「読んだ記事」ができてしまうことによる弊害、特に記事ごとの関連性や記事の意図が伝わりづらくなることを回避できる

・本当に読みたい方だけに定期的に言葉をお届けすることができ、さらにもっとたくさん読みたい方は過去の定期配信記事を好きなだけ遡ってお読み頂ける

これらのメリットを最大限に生かすことを目的として当サークル「最果てにある美術館通信」は新たに開設されました。

今までTwitterを見て下さっていた皆さまの中には「デメリットがあったとしてもTwitterを続けてほしい」という方も大勢いらっしゃるかもしれません。しかしながら、率直に申し上げますと、これらのデメリットにより嫌な思いや困惑することの多いTwitterに疲弊し、我慢と無理を重ねながらTwitterを続けていく気力が尽きてしまいました。申し訳ございませんが、今後は新作の文章掲載はこちらの定期配信をメインとさせて頂き、Twitterは補助的な活用(note更新のお知らせや過去ツイートの再掲)となります。ご理解賜りようお願い申し上げます。

基本的に、こちらの定期配信「最果てにある美術館通信」ではTwitterやこれまでのnote記事では書くことが難しい内容、「継続してお読み頂けることで会員のみなさまの悩みが軽くなったり日々を生きることが少しでも楽になるように書いた記事」を配信して参ります。

これを「なぜ有料化するのか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。この点については、これまでも何度かさまざまな所でご説明してきておりますが、それをご存知でない方もおられると思いますので、改めて、そもそも初めに有料化した経緯と値段設定の意図についてご説明致します。

私はこれまで10年近くに渡りTwitterをメインにし、ツイートを書いて参りました。当初は個人的な感情も書いておりましたが、フォロワーの方が増えてからは、個人的な感情を廃し「世界のどこかで一人悩み苦しんでいる誰か、この言葉を必要としている誰かにどうか届いてほしい」という願いの元で日々お伝えするべき言葉を選び、綴っています。

よく誤解されやすいのですが、私のTwitterは私の個人的な心情や考えを反映したものではございません。そのため「書きたいことを好きなように書いている」のではなく「書くべきだと判断したもの」「この言葉を必要としている方が世界のどこかにきっといると判断したもの」を厳選して書いています。ここが、個人的な心情を綴る一般的な無料アカウントとは大きく異なる点です。

私がTwitterやnoteなどのアカウントを運営する理由は、「自分の個人的感情を誰かに読んでもらうこと」などでは全くありません。

そうではなく、「世界のどこかで今日も一人で悩み苦しんでいる、この言葉を必要としている誰かにこの言葉を届けたい」という願いの元に、これまで伝えるべき言葉を厳選した上でアカウントを運営してきました。

この点を誤解なさる方がこれまで数多くいらっしゃり、ご理解頂くためにはどうすべきかをいつも悩んでおりました。Twitterの140字ではツイートの背景にある「どのような意図を持ってこのツイートを書いたか」をご説明することがなかなかできませんので、今回はこの場を借りて、この点についてあえて強調してお話しておきたいと思います。

繰り返しになりますが、私がTwitterやnoteなどのSNSアカウントを運営する大きな理由は、「自分の個人的感情を誰かに読んでもらうこと」などではなく「世界のどこかで今日も一人で悩み苦しみ胸を痛めている、この言葉を必要としている誰かにこの言葉が届いてほしい。少しでも今日を生きるのが楽になってほしい。どうか明日を元気に幸せに生きてほしい」という願いがあるためです。

したがって、心を込めた有料記事をひとつ書くことは、遊び半分や趣味の延長などでは到底出来ることではございません。記事を書くことはこちらの心身を削りながらでなければ出来ないことです。一つの記事にツイート200~300個を書く以上の労力を要することもございます。

一般的な匿名アカウントのように「書きたいもの」を「書きたいように」「好きに」書いているのでは全くございません。

また、有料化して金銭が発生する以上はこちらも責任を持って真剣に本気でたましいを削って書いています。それは神経を削られ、非常に消耗する、多大な「気力」「体力」「継続する覚悟」を要する作業です。

しかし、それだけこちらが心血を注いで書くものであるからこそ、「面白半分」であったり「興味本位」であったり「無料だから暇潰しに読もう」「ふわっとした耳ざわりの良い言葉を手軽に読んで気持ち良くなりたい」というような「安易な気持ち」の方が読んでしまわれると害となることがございます。

実際、無料のツイートであったり、多くの方へ届けるために低価格の記事を公開しておりました際に「その記事を読むべきではない方」つまり「面白半分の軽い気持ちで安易に読んでしまわれる方」がいたことによるトラブルがございました。

そのため、本当に必要な方に記事を届けるにはどうすべきかを悩んだ末に、きちんと「その記事を読むべき方」が読んで頂けるように、「その記事を必要としていない方が生半可な気持ちでよく考えずに読んでしまうことを防止する」ため、有料記事の価格を「きちんと読む覚悟を持った方」向けの「購入すべきか一度立ち止まって考えることを促すような価格」に設定しております。

人によっては記事の価格を高いと感じる方もおられるかもしれませんが、インターネットという顔の見えない媒体を通して真剣に本気で心血を注いだ言葉を本当に「読むべき方」に伝えるためにはやむを得ない措置でした。

何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

以上が記事の有料化を始めた主な経緯であり、定期配信を行うベースとなった理由です。実は定期配信を始めた理由は他にもいくつかございますが、今回は最も誤解されやすい点に絞ってお伝え致しました。

定期配信に関するさらに踏み込んだ詳しいご説明や新たに会員になって下さった方へのメッセージは、会員専用掲示板の一番最初の「当サークルについて」にてお話しております。合わせてご参照頂けますと幸いです。

ここまでお読み下さりありがとうございました。サークルにご参加下さる方もそうでない方も、インターネットという広い世界でこの場へ辿りつき、このサークルへご興味を持って下さったことに心より感謝致します。

どうかあなたが悩むことなく苦しむことなくほがらかにすこやかに毎日を過ごせますように。

ここに残しておく言葉がいつかあなたの助けとなることを願っております。


最果てにある美術館


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以下は、この記事を書いた後日、新型コロナウイルス流行下における定期配信の内容やnoteの方針について改めてお伝えするとともに、サークルへ入会される方へ注意を記載した一連のツイートです。


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サークルの特典について誤解される方がいらっしゃるようなので説明記事を追加しました。宜しければこちらもご参照ください。

このご質問に類似するお話ですが、「サークルで定期講読できる記事」と「noteで単品販売のみの記事」は決して同列に扱えるものではございません。

記事の質も深さも大きく異なるものであり、別物と考えて頂いた方がよろしいかもしれません。

「サークルで定期講読できる記事」よりも、「noteで単品販売のみの記事」の方が、比較的読みやすいようにかなり表現を噛み砕き、分かりやすく丁寧に文章を作っています。

ですから、サークル会員の読める記事数が多いからといって、「Twitterしか読んでいない方」や「有料記事の無料部分しか読んでいない方」がいきなりサークルに入会されるのはお薦めできません。

サークルの記事は、「noteで単品販売のみの有料記事」を既にある程度読んでいらっしゃること、私の書くエッセイの独特の文体に慣れていらっしゃること、を前提にして書いています。

分かりやすく例えるならば、Twitterやnote有料記事の無料部分は「初級者向け」であり、note有料記事は「中級者向け」、サークルでの定期講読記事は「上級者向け」です。

(サークルの記事を一部サンプルとして単品販売していますが、それはサークル記事の中でも比較的読みやすいもの、「中級者寄り」のものを選んでおります。)

「初級者向け」しか読んでいない、つまりTwitterや有料記事の無料部分を読みかじっただけの状態でいきなりサークルに入会されてしまいますと、記事の内容についていくことができず、読みこなせないために挫折し費用が無駄になってしまう可能性がございます。

せっかくご入会されるならば、「思っていたのと違った」と後悔されることなく、記事の内容を生かして頂きたいと思っています。

そのためにも、上記の点についてきちんとご理解頂いた上でのご入会をお薦め致します。


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最後に、読者のみなさまがどのように記事をお読み下さっているかについて、頂いたお便りを紹介したツイートを付記いたします。


最後までお読み下さり有難うございます。 皆様からのメッセージやサポートにいつもとても励まされています。メッセージを頂いた方にはお返事を差し上げる事がございますので確認可能な連絡先をご登録下さい。 この記事が少しでもお役に立てますように。 貴方の心が少しでも軽くなりますように。