見出し画像

【TOP MESSAGE #2】専務取締役 細井裕作|利益追求型経営から理念経営へ。経営者を生み出していけるような組織を目指す。

トリニアスは来年2月で創業10周年を迎えます🎉
そんなこのタイミングで専務にインタビューを行いました。
創業当初から現在までの変化について、また、専務が感じる仕事のやりがいなどもお話いただきました。


細井 裕作(Yusaku Hosoi)
広島県出身。中学・高校ではバスケ部に所属し、多くの大会にも出場していた。
航空専門学校を卒業後、JALエンジニアリングへ就職。その後、起業を決意し退職。
2012年2月、代表の山口と株式会社トリニアスを設立した。
創業当初から現在まで専務取締役を勤めている。

01|山口代表との出会い

25歳の時にJALエンジニアリングを退職しました。起業に向けて当時の仲間と飛び込み営業を行っていた際に山口とは出会いましたね。
当時、山口と数ヶ月間一緒に仕事をする中で、自分にはない物事の判断力や人との付き合い方、仕事のもっていき方など、カリスマ性がある部分に惹かれました。「この人と一緒に会社をやったら大きくなるんじゃないか?」と感じたことから山口と会社を設立することを決意しました。

関係性を保つためには、お互いが目指したいことを伝え合うように日頃から意識していますね。自分の目指したいものを明確にもつことはとても大事なことなので、山口がイエス・ノーの判断がしやすいような質問や意見をするようにしています。
また、部下の意見を尊重するところが山口の良いところだと感じています。創業から10年経ちましたが、衝突することもなく会社経営をすることができていますね!


02|創業当時大変だったこと

1~2年目は、そもそも会社を運営すること自体が本当に大変でした。会社として売上を上げていくこともそうですし、働いてくれている社員に対して何かしてあげられるような仕組み創りをすることにとても苦労しましたね。
そんな中でも逃げ出さなかった理由としては、信じてついてきてくれた仲間や取引先、お客様がいたことが大きかったです。自分が一番成長しなければ関わってくれている人も幸せにならないと、ここまで乗り越えてきました。
また、自社商品を作りたいという想いが強かったので、それを叶えるためにどんなに辛いこともやり切ることができていたのだと思います。


03|仕事のやりがい

売上が拡大していくことはもちろん、社員がどんどん増えて「トリニアスに入ってよかった」という感謝の言葉を聞けた時に特にやりがいを感じますね。
そもそも理念追及をし続けていること自体が、会社の影響力が大きくなっていくことに繋がっていると思うので、年々影響力が増していることを実感しています。また、自分の言葉や発言の重みが増していることも、「影響力をもち始めている」と感じることの一つです。

04|社員に期待していること

2025年までにホールディングス化をすると考えている中で、経営者の育成を行っていくことが必要だと考えています。何のためにその業務を行っているのか?どこにベクトルを向けているのか?を1人1人が考えられることが今後重要だと感じています。

選択理論に基づいた社内研修や理念の中にも登場する「自己実現の舞台にしていくこと」のように、それぞれが目指したいものを明確にしていくことで、徐々にジブンゴト化していってほしいです。まずは周りにいる人に自分から助言をもらいにいくことを意識してほしいですね。

日々の状況は急に大きく変化することはないので、徐々に視野は狭まりますし、改善案や成長する幅も狭まってしまいます。そうすると自己否定に走ってしまうことがあり、ジブンゴトにはしづらくなります。
だからこそ、視野を広げるための行動。社員のみなさんには自分が考えていること以外の情報に触れる機会を増やし、会社の出来事を徐々にジブンゴト化できるようになってほしいです。


05|求める人材

変化することに恐れがない人と一緒に働きたいですね。具体的に言いますと、常に変化していく時代でそれを先取りする勇気をもっていたり、社会にとって何か貢献したいという気持ちが強い人のことです。

変化を恐れなくなるためには、物事にチャレンジするタイミングがとても大事です。「周りが変化しているから自分もチャレンジしよう」と行動を始めるのではなく、誰よりも先に新しいことに挑戦する姿勢を大切にしている人はどんな環境でも強いはずです。
30代、40代になってから20代での経験が必ず役に立ってくるはずなので、20代はとにかく様々なことにチャレンジできる環境に身をおくことをおすすめします。


06|他社に負けない強み

とにかくチャレンジする会社です!
以前、他社の方から「短期間で様々なことに挑戦し続ける会社は少ないんじゃないか?」と言われたことがあり、トリニアスが成長し続けられている秘訣はチャレンジし続けていることだと気付きました。
新しいことに挑戦し続けることによって、社員に負荷をかけてしまっている部分もたくさんあると思います。ですが、年功序列ではなく様々な立場の人がチャレンジできる機会が多くあり、挑戦することに対する抵抗感がない部分がトリニアスの強みです。

逆に、チャレンジしようとすればするほど責任感が薄くなってしまうことが、現在の弱みでもあります。まだまだプロフェッショナル人材が少ないため、今後は経営者を育成することに力を入れ、他社と同じレベルの目線に立てるよう知識量を増やしていきたいですね。


07|トリニアスのミッション

これまで利益追求型の経営を行っていましたが、改めて振り返った時に "人が会社を創ってくれていた" と感じましたし、設立時に掲げていた「人を創り、価値を創る」のビジョンのもと会社経営ができていたと感じました。
今後は、1人1人が業界で負けない何かを身につけてほしいですし、トリニアスでなければならない "何か" を感じてもらえるように努めていきたいです。

また、お客様が必要としている商品の開発などに携わっていくために、人界戦術から抜け出して商品の価値やマーケティングの仕組みを創っていくことが重要だと感じています。1人でも多く社会で自立できるような主体的に動ける人材が育てられる環境創りをしていくことも今後のミッションです。

9月から第10期に入り、事業ごとのビジョンが明確になったこともあり、それぞれの業界のプロフェッショナルになることが大きな目標となっています。

・個の成長を遂げること
・理念経営から一貫した経営者を生み出すこと
・自社商品の開発

これらに注力していきたいですね。

この記事が参加している募集