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【TOP MESSAGE #1】代表取締役 山口慎一郎|まもなく創業10周年を迎えるトリニアス。今後のビジョンとミッションを語る。

トリニアスは来年2月で創業10周年を迎えます🎉
そんなこのタイミングで代表にインタビューを行いました。
まずは経歴、そして創業背景、10年間の振り返り、今後のビジョンとミッションまでたっぷりとお話いただきました。


山口 慎一郎(Shinichiro Yamaguchi)
鹿児島県出身。幼少期は野球に没頭していた。高校まで鹿児島で育ち、卒業と同時に上京。
その後、TV業界や通信業界での個人事業主の経験を経て26歳の時にトリニアスを設立。

01|山口代表の経歴

幼い頃から野球をやっていて、チームで大きな目標を掲げ、一緒に成し遂げていくことが好きな少年でした。小学生の時のクラブチームも、中学生の時の部活も、周りからの推薦でキャプテンを任せてもらっていました。当時は自分で強みと感じていなかったんですが、周りから引っ張っていく力を認めてもらっていたのかもしれませんね。

高校生になってからは音楽活動を始め、より一層に “仲間と同じ目的・目標を掲げて創っていくこと” に夢中になっていきました。
高校卒業と同時にバンドメンバーと揃って上京しました。 しかし、なかなか活動が上手くいかず、夢を諦めて地元に帰ってしまうメンバーがいたり、違う道に進むメンバーがいたり。。今まで一緒に頑張ってきた仲間がバラバラになってしまいました。そんな時、自分が求めていることは “音楽をやること” ではなく “仲間と創り出すこと” だと気付いたんです。


02|起業のきっかけ

最初の起業のきっかけは18歳の時。当時は目指していた音楽活動の理想と現実のギャップに苦しんでいました(汗)就活の時にやる自己分析みたいなことをかなり深堀して、何度も何度も繰り返しました。 そして1つ明確になったことは、《好きなことを仕事にしている自分》ではなく、《好きなことを選択し続けられる自分》になりたいということ。無理に好きなことを仕事にする必要はない、好きなことがやり続けられる人生にしよう。生意気にもそう思い、その瞬間から音楽を仕事にすることは一切考えなくなりました(笑)

そこから選んだ仕事はフリーランスや個人事業といった形態の働き方でした。8年程、個人事業で仕事をさせてもらいましたが、本当に良い体験ができたと思います。自分が動かなければ仕事はこないし、少ない機会で結果を残さないと次に繋がらない。とにかく成果を出すために脳に汗が出るほど頭を使って考えて行動していました。行動量は半端じゃなかったですね。3日間寝ずに働いてたこともありますし、朝から青森に商談で行ってその日の夕方には大阪で商談をして、夜には夜行バスで東京に向かっていたりしました。でも夢中で行動していたのでストレスや嫌な疲労感とかは一切感じなかった記憶があります(笑)

そんなに行動していたのですが、全然結果が出せなかったんですよ。。個人事業という働き方の難しさに直面しました。信用もない、実績もない、人脈もないところからのスタートでしたので、修行のような8年間でしたね。


03|トリニアス創業メンバーとの出会い

専務取締役の細井との出会いは、いわばクライアントのような感じ。一緒に仕事をしてみたいと思ったので私からアプローチしました。短期的ではあったのですが、細井と同じプロジェクトの仕事をする機会がありました。その時にとても波長が合ったんですよね。どんどん価値観の合う仲間が増えていって、そのプロジェクトが終了した後も毎日のように集まるくらい気が合いましたね(笑)このメンバーでこのまま何かをやりたい!と思ったことがトリニアス創業のきっかけです。


04|創業当時大変だったこと

今振り返るとメイン事業が大手キャリアの代理店事業しかなかった時期(1期目~3期目くらい)は大変でしたね。自分達のサービスやプロダクトではないので、キャリア様の意向が絶対。ルール変更や営業規制がかかったりとかで、3ヶ月ごとに取り扱う商材がコロコロ変わったりするわけですよ。その度に営業のスキームを組み立て直して、そうすると当然キャッシュフローとかも崩れてくるわけで。。。財務的にもそんなに余裕がない時期だったので、それでもしがみつくしかないっていう状況をなんとか抜け出したくて、経営者としても組織としても力を付けないといけないなと、自分自身を鼓舞していた時期ですね。

そこから自社サービスやプロダクトをつくろうと思うようになりました。ただ、全く新しいことや他業種に手を出すのではなく、当時のメイン事業である代理店事業で取り扱っていた商材に紐づくようなプロダクトにしました。営業のリソースを無駄にすることなく、極力リスクのない垂直立ち上げができるような形にしたかったんです。ここから自社サービスや新規事業に対して積極的に動いていくようになっていきました。


05|現在の経営について

2年程前から理念や目的を追求した経営に挑戦しています。 現在は3つの事業を展開していますが、全ての事業においてビジョンや業界の課題、私達が挑戦しなければならないことを明確に定義付けしました。 会社を発展し続けるためには利益ももちろん重要。ですが、利益のみを目的とせず私達でなければならないことにどんどん挑戦していく。全ての事業においてやりがいを感じていますね!
また、今後は一緒に働くメンバーが「自分達の仕事にはこんな意味や価値があるんだ!」と、誇りをもてるような仕事や環境を創っていきたいです。


06|社員に期待していること

今、社員に期待していることはオーナーシップや当事者意識ですかね。これからジョインしてくださる方にも通じることですが、会社のビジョンをどれだけ体現できるかを意識してもらえたら嬉しいです。 社員1人1人がジブンゴト化して考えることで、現場の声をもっともっと吸い上げていけると思いますし、アイデアがたくさん出てくると予想しています。その上で何かを決める際の判断軸がどんどん役員陣から事業部へと落とし込んでいけるような組織になることを期待しています。

だからこそ、力を入れていることは新卒採用。会社のビジョンをジブンゴトとして捉えてもらうには、入口から同じ価値観の人を採用しようと考えています。組織の【何のための事業なのか?】と、個人の【何のために働くのか?】の一致度が高いと自然に同じ価値観で取り組めると思うからです。


07|トリニアスのビジョンとミッション

《ビジョン》
プロフェッショナル人材の創出を通して社会の課題を解決する

《ミッション》
TRINITY × BIRTH
ーヒトモノカネの課題に、三方(顧客・組織・社会)良しで、3つの価値を生み出すー

事業を通じて人材が成長できる環境と、顧客にとって本当に価値のあるものを提供していくことでより多くのプロフェッショナルな人材を創出し、日本経済の発展に貢献していきたいというのがビジョンの背景です。

このビジョンを達成するために果たすべき使命がミッション。社員が何かの判断をする時にミッションが指針になっていったら良いなと思います。ビジョンを叶えるために私達はどうあるべきか?どのように考えていくべきか?がミッションです。


08|これからのトリニアスが辿る道

今後の展望としては、4年以内にライフコンシェルジュ事業部・デジタルマーケティング事業部・人材コンサルティング事業部を、事業部から事業会社化(ホールディングス化)していきます。そして理念経営から一貫した経営者を創出し、100年先も成長し続ける企業へを目標に掲げています。


09|他社に負けない強み

そんなトリニアスの強みは、新しい機会を創り出していけることだと思います。他社と比べて圧倒的に年齢や入社時期に関係ないチャレンジ環境がありますし、若くてエネルギッシュ、チームワークの高い統一感のある組織です。
逆に今後頑張っていきたいこととしては、事業に対しての深掘り。各事業部に深い知識をもったプロフェッショナル人材を入れることが必要だと感じています
また、私個人としては、さらに良質な情報のインプットができる環境を創っていけるように精進していきます。

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