トライバルのオリジナル働き方改革「Fun Work」に込められた『スタッフを第一に考えたい』人事部長・前川の想い
こんにちは。トライバルnoteチームの秋元です。
トライバルでは、7月24日(水)にオリジナルの働き方改革「Fun Work(ファンワーク)」がスタートしました。「Fun Work」がどんな内容か? それぞれの取り組みにどんな想いが込められているのか? 人事部長の前川にインタビューしてみました!
前川 浩樹(まえかわ ひろき)
1971年大阪出身。トライバルメディアハウスのCHRO/人事責任者。大手通信会社で法人営業と広告宣伝を経験したのち、ブルーカレント・ジャパン立ち上げ。トライバル入社後はマーケティングデザイン部 部長を経て、全社の人材育成と社内エンゲージメント向上に注力するべく人事部 部長・CHROに。
https://twitter.com/maekawa_hiroki
前川:(ガチャ)お疲れさま~。
秋元:(膝上! 半パン!)お疲れさまです。今日はちょっと(パンツが)短めですね。
前川:いいでしょ。いまは「クールワークスタイル(※)」実施中だからね。
※ クールワークスタイル:環境省の推進する「COOL CHOICE」に賛同し、2018年から毎年夏の時期に実施する服装自由(半ズボン・サンダルOK)、アイス支給の制度です。
秋元:(インタビューしている今日の気温、21度なのですが……)では早速「Fun Work」について詳しく教えてください!
前川:「Fun Work」はトライバルオリジナルの働き方改革です。「柔軟な働き方/生産性向上」と「働きがいを感じる環境整備」を軸にした取り組みを用意していて、そのうち7つは今回新しく導入したものです。
秋元:今回始めた取り組みは、どういった内容でしょう?
前川:ちょっと長いけれど、我慢して聞いてね(笑)。まずは「柔軟な働き方/生産性向上」を軸にした取り組みを3つ紹介します。
1つ目は「ワークスタイル選択制度」です。
出産や育児、介護などと仕事の両立に悩むスタッフをフォローするために導入した制度です。スタッフが置かれている環境や意思と相談したうえで、勤務時間を1カ月単位で複数プランから選択できます。
長期の通院や不妊治療なども対象としていて、スタッフ一人ひとりの意思をできるだけ尊重できるようにしています。
2つ目は「SHOT BIZ(ショット ビズ)」。
トライバルには、2013年から5年間働くと1カ月間の特別休暇を取得できる「浮世離れ休暇制度」があると思うけれど、取得率が20%程度でまだまだ低いんだよね(取得率は2019年4月時点)。
代表 池田が浮世離れ休暇中にロードバイクにドハマリした様子
業務を全て引き継ぎするのが大変、休暇後の復帰が不安……などの理由で取得していないスタッフが多いので、休暇中に業務が発生した場合は休暇の一時中断を柔軟に受け付ける「SHOT BIZ」を活用してもらい、もっと気軽に浮世離れ休暇をとってほしい思っています。
秋元:そういえば、もうすぐ浮世離れ休暇を取る予定ですよね?
前川:そう。8月に休むときは、この「SHOT BIZ」を活用する予定。休暇中は息子と神戸や山口、大分など色んな場所へ行き、しっかりリフレッシュしようと思っています。
3つ目は、“どこで働いてもいい”という意味を込めた「どこジョブ」。
今年から総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、内閣官房、内閣府が、東京都および関係団体と連携して行う「テレワーク・デイズ」に賛同していて、2019年7月22日(月)~9月6日(金)のテレワークを試験的に導入しています。2人以上のチームやプロジェクト単位での活用が条件となるので、ぜひチーム合宿などでテレワークを実施して感想を聞かせてほしいと思っています。
秋元:ここまでが、スタッフがより柔軟に働けるよう強化した取り組みですね。残りの4つは何ですか?
前川:残りの4つは「働きがいを感じる環境整備」を軸にした取り組みです。一気に紹介します!
(4)武者修行制度
一定期間他社へ出向し、自社で得られない経験をしながらこれまで培ったスキルをアウトプットすることで、スタッフの成長を促すための制度です。秋元が2017年度に出向していたことからヒントを得て、制度化したものだよ。
(5)ライジングスター制度
この制度は、スタッフの情報発信をセルフブランディングの一環と捉えて、ブログや書籍執筆、講演などに対してインセンティブを支給するものです。それぞれ条件はあるけれど、情報発信のモチベーションにつなげてほしいと思っています。
(6)M!NT(ミント)
「MAKE! NEW TRIBAL」を合言葉に、スタッフの夢や想いを新規事業という形で提案・実現できる制度です。昨年度から試験的に実施していたけれど、2019年度に本格導入しました! 昨年度に通過した新規事業は、いまローンチに向けて動いているので、お楽しみに……!
(7)Tribal Award(トライバル アワード)
上期・下期の終わりに、売上などに貢献したスタッフやプロジェクトを表彰する制度。評価制度の一つである「360°評価」で数値が高いスタッフを表彰するアワードも用意しています。
秋元:盛り盛りですね……! ちなみに、トライバルには「Fun Work」の取り組み以外にも数多くの制度がありますが、ズバリここまで充実させる理由は?
取り組みや制度を一枚にまとめた「Tribal Culture」
前川:企業はスタッフが働きやすい環境を整える役割を持っているし、どんなことよりも働く人が大事だと思っているから。
大手企業の宣伝・広報・マーケティングの担当者と一緒にマーケティング課題を解決している現場のスタッフを、常にクライアントを第一に考えて業務に取り組む“クライアントファースト”だとすれば、人事が目指すのは“スタッフファースト”の姿。
スタッフに生き生きと楽しく働いてもらいたいので、常にスタッフのことを第一に考え、みんなが働きやすく成長できる環境を整えたいと思っています。必要と判断した制度を一つひとつ検討・導入して、一人前のマーケターとして活躍することを会社としてもサポートしたいですね。
秋元:“スタッフを第一に考える”は、普段から人事の皆んなが言っているワードですよね。私も、みんながこの制度をうまく活用して、会社をうまく利用するくらいの気持ちで楽しく柔軟に働いてほしいです。
前川:そうだね。じゃ、秋元もどんどん使って!
秋元:あ、はい。では明日からさっそく浮世離れを……。
前川:急!! 前もって教えてね。ちゃんと引き継ぎもよろしくね(笑)。
・・・
かなり長くなってしまいましたが……。
トライバルでは、これからもスタッフが柔軟に働きながら働きがいを感じることができるよう、制度や取り組みを充実していきます!
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