#4 コロナがSNSを変えた。
1, 「ウィズコロナ」の世の中と向き合う
緊急事態宣言が解除されて、早4日。
いよいよ、本格的に "ウィズコロナ" の世の中が動き出しましたね。
今日は、そんな「ウィズコロナ」について、
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
世界中の生活スタイルを一変させた、新型コロナウイルス。
これまで “当たり前” とされていたものが “当たり前” ではなくなり、人々の価値観、消費行動に大きな変化が生まれていることは、誰もがなんとなく共通して持っている認識かなと思います。
そこで今回は、世の中の動きを一早くキャッチし、アクションを起こしてきたトレンダーズが考える「ウィズコロナの世界で求められるSNSマーケティング」について、お届けいたします!
ぜひ、ウィズコロナの世の中を、一緒に考えていきましょう。
2, 「#おうち配信」サービス誕生の裏側
自宅で過ごす人が増えている今、オンラインで人と繋がることができるSNSの影響力は、ますます強まっていますよね。この背景を踏まえ、トレンダーズでは4月から新サービスの提供を開始しました。
その名も、インフルエンサーによるLIVE配信コラボプラン「#おうち配信」
PR TIMES : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056551.html
このサービスは、Instagramで 2名のインフルエンサーがコラボでLIVE配信を行い、視聴者のコメントに回答しながら企業様の商品の特徴や感想を配信。
することで、視聴者の商品理解を “自然に” 深めることができるという、新プランになっています。
外出自粛期間に入ってから「インスタライブ」を行う人が、急激に増えましたよね。最近では、これまでは考えられなかった 大手事務所のタレントさんが Instagramを開設したり、生配信を行う姿 も見かけるようになりました。
以前から利用率の高かった「ストーリーズ」機能に加えて「生配信」を見る、配信するということに対するハードルが、グッッと下がってきているのです。こうしたSNSの新たな “当たり前” が、すでに根付きはじめています。
そこで今回は「#おうち配信」の開発担当者であり、トレンダーズでインフルエンサーのキャスティング・ディレクションを担当する 城井 あす香さん にインタビューを行いました!
普段なかなか知ることのできないサービス開発の裏側とともに、ウィズコロナによってSNSにどのような変化が生まれたのか。みなさんと一緒に紐解いていきたいと思います。
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■ 社員Profile ■
● 城井 あす香
大手アパレル企業にて新店舗のマネジメントやブランドの販促・プロモーションの経験を経て、現在、トレンダーズにてソーシャルメディアマーケティングDiv.のプロデューサーとして「インフルエンサー × YouTube」といった動画施策をメインに担当。
毎日30本近くのYouTube動画を観ており、その知見を活かしたディレクションを行っている。また、新しいサービスの開発もしており、今月は2本サービスをリリース。
・おうち配信:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056551.html
・ADLIKE:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000056551.html
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3, 生配信が「購買」にもたらす力
城井さん、本日はよろしくお願いいたします!
早速ですが、ここ最近の「ライブ配信需要」について、お話を聞かせていただきたいです。
最近では、Instagramによる「コラボ配信」の形式も人気を集めていますが、なぜこのような「生配信サービス」の需要が伸びているのでしょうか?
― 城井さん
大前提の理由として、現在の「つながり」を求める 時代背景があげられますよね。
これまでの「ライブ配信」というのは、気軽に投稿できる「ストーリーズ機能」と比べて、 ”その時間に必ず見なくてはいけない” “失敗ができない” といった、マイナスイメージ を持つ人も多かったんです。
しかし、コロナの影響で ”その時間に一緒にいられる” ことへの価値 が高まり、そのイメージは一変。ライブ配信というサービスが「つながりを強く感じられるコンテンツ」に変化したことが最大の理由だと考えています。
- えむ
これ、すごく大きな変化ですよね…。わたし自身も、芸能人やインフルエンサーのライブ配信を見て、”誰かと同じ時間を過ごせる嬉しさ” を噛みしめていました。笑
コロナの影響でSNSに様々な変化が起きていますが、インフルエンサーマーケティング市場においては、どのような変化が見られていますか?
― 城井さん
そうですね。前回の記事 で、”消費行動の「認知 ~ 購入」までが短くなっている” ことについて書かれていましたが、コロナによってEC事業が爆発的に伸びたことで、その動きはどんどん加速しています。
この時代の流れから、認知拡大だけではなく、より購買に近いところを目的として、インフルエンサーマーケティングが活用したいという企業様が増えているのです。
インフルエンサーマーケティングと聞くと「フォロワー数・エンゲージメント数」などで、成果を図るイメージが強いと思うのですが、購買に近いところを目的にプロモーションを行うとなると、このような インサイト数値だけでは、企業様が求めている成果が見えづらくなってきているのです。
そこでトレンダーズでは、インプレッション数や、ユーザーへの購買意向アンケートなど「目的に合わせた効果指標」を提示するようにしています。
4, 写真から、動画コンテンツの時代へ
- えむ
「購買」という新たなキーワードが出てきましたね。
購買を目的としたプロモーションを行うとなると、どのような「SNSの活用方法」が重要になってくるのでしょうか?
-城井さん
現在イベント関係が中止・延期となり、オンラインで完結できる施策が増加していることから、”動画” を活用したプロモーション が、これまで以上に増えてきています。
より分かりやすい訴求を行うことができ、その信頼度から「認知拡大・興味喚起・購買意向」と幅広い効果をもたらす動画コンテンツの需要 は、これから伸びていくでしょう。
また、TikTokがPR案件をオープン にするなどの動きにより「YouTube」「Instagram」「Twitter」「TikTok」が、SNSの4大プラットフォーム になってきていることも、動画需要を高める大きな要因となっています。
とくに10~20代の若者世代には、YouTubeやTikTokといった動画コンテンツが圧倒的な人気を博しており、今後もどんどん新しいトレンドが生まれてくるでしょう。
-えむ
動画コンテンツがここまで需要を伸ばしてきているのですね…!
日々ソーシャルメディアマーケティングを手掛けているからこそ分かる “最新の変化”が詰まっていて、とても貴重な時間になりました。
城井さん、本日はありがとうございました!
4,「変化」できる者が勝つ時代
Instagramの世界でも、「写真」の時代から「生配信・動画」の時代へと、新たな波が動き始めています。このように、新型コロナがもたらした様々な変化は、ここから本格的に新たな時代を作っていくでしょう。
この変化を、私たちが手掛ける PR・マーケティング によって “プラスを生む手段” にできるかどうか。それが、今まさに求められています。
「変化を抵抗するのではなく、自ら変わっていく覚悟」
私たちは、この覚悟を持ち続け、どこよりもそのパワーを信じる “ソーシャルメディア” によって、世の中に “プラスの価値” を、生み出していきます。
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