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#2 なぜ、Instagramで「保存」する?ヒトは「妄想」でモノを買う時代へ。


1, 女性は、ストックがスキ

突然ですが、みなさん Instagramの「保存」機能 って使っていますか?

最近では、保存機能が重要ということは常識となってきていますが、ここで改めておさらいしましょう!

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「いいな」と思った投稿を、コレクションとして保存しておくことができるこの機能。最近では、”いいねはしないけど、保存はする!” という人も多いとか!

「いいね」との大きな違いは、後で見返すことができるということ。さらに保存した投稿をカテゴリー別に分類することもできるため、自分のお気に入りが詰まった雑誌を作る感覚で、Instagramをたのしむことができます ◎

このことから「保存数」は、SNSマーケティングやアカウント運用を実施するうえでも、一つの指標となっているのです。

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わたしも、日々保存機能を使ってお気に入りの投稿をストックしています…♪

2, 女性がInstagramで “ストック” する理由


昨年の7月、Googleが「パルス消費」という新しい購買行動を提唱したことは、きっとご存じの方も多いと思いと思います。

パルス消費とは、 “突発的に買いたい気持ちが高まり、商品を認知した瞬間に購入の意思を固める“ という、新しい消費行動の形です!

スマートフォン・ECサイトなどの普及により、どこからでも物を購入できるようになった今、「偶然知った商品を、その場で買う」ということに、それほど躊躇が生まれなくなったことが大きな変化といえるでしょう。

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Cafemiru 公式アカウントより

Instagramの投稿を見て、瞬間的に “いいな、これ欲しい!” と感じた商品を、その場で「保存」し、ストックしたお気に入り投稿の中から「商品を購入する」という点からも、現代の消費行動を読み取ることができます。

このことから、近年のマーケティング手法では、消費者に 瞬間的に “いいな” と思ってもらうことが、かなり重要視されているのです!

ここからは、「現代」そして “アフターコロナ” とも言われている「未来」の消費行動について、より深く考えていこうと思います。

3, ヒトは妄想でモノを買う


今回は、消費行動・マーケティング手法において現在どのような "変化" が起きているのか、トレンダーズ 執行役員である 橋本 菜々子氏 に、リモートでインタビューを行いました。

トレンダーズが考える “未来の消費行動” について、ぜひ一緒に考えてみてください!

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■ トレンダーズ 執行役員 橋本 菜々子氏


弊社では、Googleの「パルス型消費」に近い考え方として、数年前から「妄想消費」という考え方を提唱しています。

現在、「認知」した商品が「妄想」というフィルターによって、「理解」「検討」を飛び越えて「購入」へとつながる という、購買欲求ファネルのパラダイムシフトが起きているのです。これを弊社では「妄想消費」と名付け、特に女性向けのマーケティング戦略に活用してきました。

そして、女性を中心に爆発的にユーザーを増やしていった「Instagram」の出現により、【文字<写真】【理解<感覚】といった消費行動は、一気に加速したと考えています。

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また、Twitter・Youtubeに続いてInstagramが幅広い層のユーザーを獲得したことから個人の発信が増えたことも、「写真」や「感覚」に影響力をもたらした要因の一つです。

結果、企業のプロモーション手法でも、よりSNSにコミュニケーションが割かれるようになり、そのSNS上で多くのファンと繋がっている「インフルエンサー」の存在が重視されてきた実感がありますね。

4, 未来のプロモーション手法は、何がカギとなる?


今後は、あらゆる消費行動でオンライン化が進む世界となり、買い場が近くなることで、プロモーション手法としても、より個人の影響力を活用できるかが重視されると考えています。

このような背景から、私たちトレンダーズがどのような「ソーシャルメディアマーケティング」を行っているか。今求められる「インフルエンサーマーケティング」とは、どのような手法を指すのかについて、次回お届けいたします!

次回も、インタビュー内容と共にお届けするので お楽しみに ♪


▼ 参考記事
「なぜ女性はInstagramきっかけにモノを買うのか?購買欲求ファネルにおけるパラダイムシフト」橋本 菜々子 [著]
https://markezine.jp/article/detail/25967

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https://www.trenders.co.jp/contact/coverage/

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