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第5回 自分を表現するということ

イントロにも書いたようにここ最近はなかなか外に行ける時間が少なくて考え事をすることが多くなりました。この先どうしようかと少し先の将来のことを考えてました。イギリスのワーホリの申し込みが最近あったので応募しました。でも、運なく外れてしまいこの先どうしようかと少し不安になっていました。あと、3ヶ月猶予があるとはいえ、そろそろNZのワーホリが終わった後のことも考えないと行けない時期に来ているかな思っていました。そんなことを考えてたらどんどん不安になって1週間くらい写真が撮れなかったです。インスタの更新もなんだかする気がなくなりただ家でYouTubeをダラダラ見ているようなそんな日々を数日過ごしてしましました。旅を始めた頃は最高とか思っていたのに人の感情はわからないものですね。



時間があるから海でコーヒーを飲みながらぼーっと、本当の本当に自分がやりたいことってなんだろうと考えていました。自分は本当に写真を撮って生活したいのだろうか。そう考えると少し疑問が浮かびました。どこか写真で自分のことをがんじがらめにしていたんじゃないかって。難しいことを考えすぎて純粋に写真のことを楽しんでいなかったのかもしれない。自分で自分のことを苦しめていたかもしれない。そう思いました。確かに写真を撮っているのに辛いなって思う時がありました。いっそのこと写真を辞めてしまった方が楽なんじゃないかなってふわって答えが出てきました。その時なんだか心が軽くなった気がしました。紐でぎゅうぎゅうに縛っていたものをハサミでその紐をパって切った時の感じ。その時に写真が自分のことを苦しめていたんだなって気がつきました。写真辞めようかな。

そこまで考えてましたね。楽しかったはずのものがいつの間にかそうじゃなくなってるって気がついた時は辛いですね。向き合っているからこそのものかもしれないけどそうじゃない感が半端ないです。でも、ある人の話をふと聞いていてなんとなく自分の中で新たな答えが見つかりました。それは「自分を何かで表現する」ということを辞めたくないってことです。小さい頃から口下手で臆病な自分は、これを言ったらどう思われるだろうか、みんなと違うことをしたらどう見られるだろうか、そうやって周りの目を常に気にして、自分のことは塞ぎ込んできました。でも、写真と出会ってからというより、何かで自分を表現する人たちと出会ってから自分の考え方が変わり、何かで自分を表現することって楽しいことなんだ。自分もそれをやりたいとそう思いました。


だから、これからも写真は続けていきたいです。そして今回の旅をまとめた写真展をいつかどこかでやりたいです。それが今の目標でもあり夢です。ワーホリで1年ニュージーランドにいた集大成となるような写真展をいつか開催することができたらとても嬉しいだろうなとそう思います。そんなことを考えつつ残りの旅も楽しんで行動していきたいなっと思っています。ではまた。

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