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さんたさん@北の大地の天文指導員
2021年8月25日 15:36
一日の長さは24時間です。でも、地球の自転周期は「23時間 56分 4.100秒」です。---まず、『一日』とはなんでしょうか?時計が午前零時からお昼の12時になり、再び午前零時になるまでが一日で、24時間になります。これを『常用時』と言います。1925年までは太陽が南中し、西へ沈み東から再び上って南中するまでが一日で、正午(昼の12時)をもって一日の始まりとしていました。これを
2021年3月4日 09:25
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』常に地球に同じ面を向けているのはご存知のことと思います。(言い換えると満月はいつも同じ姿ですよね?)これは『月の科学(自転と公転)』のnoteで取り上げましたが、月が地球の周りをまわる公転周期と月自身が一回転する自転周期が一致しているためです。
2020年12月18日 10:38
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』の note で取り上げましたが、今回は『月の誕生』についてです。月がどのようにして誕生したかについては、様々な説が唱えられてきました。大きく分けると次の4つにまとめられます。・兄弟説・親子説・他人説・巨大衝突説名前から何となく推察
2020年10月29日 15:14
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』の note で取り上げましたが、今回は『月の自転と公転』についてです。月を見る機会は多いと思います。そして気がつくと思いますが、見上げる月は、満ち欠けはしますが同じ姿です。(厳密には秤動という振動運動をしているため、同じではないです)なぜ
2020年9月9日 15:22
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』の note で取り上げましたが、今回は『月のクレーター』についてです。月を見上げると、ボコボコと丸いクレーターが多く見られます。クレーターはラテン語で「カップ」を表す言葉から作られたようです。望遠鏡を最初に月に向けたイタリアの天文学者ガリレ
2020年8月28日 11:53
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』の note で取り上げましたが、今回は『月の陸(=高地)』についてです。月を見上げると、白く光る部分と、黒っぽく光る部分があることがわかると思います。この白く光る部分を『月の陸(=高地)』と呼びます。(かつては『陸』と呼んでいましたが、今は『
2020年8月19日 16:54
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。そんな『月』について、少し掘り下げてみましょう。---『月』の note で取り上げましたが、今回は『月の海』についてです。月を見上げると、白く光る部分と、黒っぽく光る部分があることがわかると思います。この黒っぽく光る部分を『月の海』と呼びます(対する白っぽい部分を『月の陸(高地)』と呼びます)なぜ『
2020年8月4日 16:26
天体としての『月』は太陽系の他の衛星と比べると、ありふれたものかもしれません。ですが、『地球』とセットで考えると、かなりレアな部類に入ります。---まずは月の基本から。月は地球の唯一の衛星で、大きさとしては太陽系内で5番目の大きさになります。また、太陽の次に明るく見える天体です。(満月時で約-12.7等級)呼び方は、日本語で『月』、英語だと『Moon』、ドイツ語で『Mond』、
2019年11月24日 22:29
水金地火木土天海冥...。太陽系の惑星の覚え方ですが、今は『冥』がありません。えっ?---太陽系の惑星は8つです。「えっ?ちょっと待って、小学校で9つって習ったよ。水金地火木土天海冥(※1)の9つでしょ!?」と、いう方もいるかと思いますが、8つなんです。【8つ】と数えているということは、何が『惑星』であって、『衛星』や『小惑星』とは違うということが、はっきりしている。というこ