さんたさん@北の大地の天文指導員

百武彗星(C/1996 B2)をきっかけに本格的に星を見始めた星好きへたれシステムエン…

さんたさん@北の大地の天文指導員

百武彗星(C/1996 B2)をきっかけに本格的に星を見始めた星好きへたれシステムエンジニア。広く浅く星空を見上げるきっかけになってもらえるような情報を載せています。星のソムリエ®︎(正ソムリエ)、UEロケットマイスター、天文宇宙検定2,3,4級合格、2023年1級"再"挑戦予定

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自己紹介。

星空との出会いのきっかけ。 そこから始まった今への繋がりなど、振り返りつつ自己紹介です。 基本情報名前:さんたさん(小学校時代のあだ名) 年齢:アラフォーもそろそろ終わり 家族:妻1、子2 住い:北の大地の大きな街 職業:へたれシステムエンジニア 趣味:天文、カメラ、自転車、キャンプ、化石(息子の影響) 夢:自前の観測所(天文台もどき)を持つ 星空との出会い星空を見る直接のきっかけは、C/1996 B2 百武彗星です。 大学受験を終え、暇を持て余して夜中にゲームなどをして

    • 平家星と源氏星

      オリオン座にある二つの一等星、α星ベテルギウスとβ星リゲル この2つの星の代表的な和名として「平家星」と「源氏星」と言う呼び名を紹介されることがあると思います。 星座八十八夜 #50 星座界の超有名人「オリオン座」 - アストロアーツ それぞれの星の色  ベテルギウス=赤い  リゲル=青白い から平家と源氏の旗色  平家=赤旗  源氏=白旗 と結びつけて  ベテルギウス=赤い=平家星  リゲル=青白い=源氏星 と言う説明になるかと思います ですがこれ、確かさと言う点で疑

      • 走れメロス

        先日、息子が読んでいた太宰治の短編小説「走れメロス」 実は私自身、読んだことがないのでちょっと借りて読んでみました そしてその中に、こんな一説がありました 太陽の十倍早く走る、、、 いやいや、早すぎだろ けど、実際どの程度早いのか、きちんと考えてみました まず、「太陽の沈む早さ」につついてですが、これは地球の自転速度が関係します 地球が自転するから見掛け上、太陽は沈んでいくように見えるので当然ですね 24時間で地球は一回転するので、十倍早くするということは2.4

        • 2,3等星で星空案内・冬(その4)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

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        記事

          2,3等星で星空案内・冬(その3)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

          2,3等星で星空案内・冬(その3)

          2,3等星で星空案内・冬(その2)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

          2,3等星で星空案内・冬(その2)

          2,3等星で星空案内・冬(その1)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

          2,3等星で星空案内・冬(その1)

          #かなえたい夢

          noteの企画に乗ってみよう第五弾 #かなえたい夢 これ、結構難しいな アラフォー過ぎて年齢を四捨五入すると残りの人生意識する年齢ですが、夢は「継続すること、発展すること」になりつつあります。 そりゃ細かいところでは、行ってみたいとか、やってみたいことはたくさんあるし出てきます だけど、夢というほど大きいものはないかもしれません 宇宙に行きたいとか、特に思わないしなぁ 世界中の大型天文台やプラネタリウム、オーロラや皆既日食ならみたいかも あえて言うなら「天文を生業と

          #今年やりたい10のこと

          noteの企画に乗ってみよう第四弾 #今年やりたい10のこと これは箇条書きでいきましょう 4月8日 北アメリカ大陸横断皆既日食に行きたい 新しい赤道儀が欲しい 新しいカメラ(ミラーレス一眼)が欲しい 新しいパソコン(MBP)が欲しい モデルロケットの打ち上げ教室をやりたい 自宅前遠隔操作望遠鏡撮影システムを作りたい 今ある流星観測システムをブラッシュアップしたい 調べているアイヌの人々が見た星空をブラッシュアップしたい 天文宇宙検定1級に合格したい (

          #仕事について話そう

          noteの企画に乗ってみよう第三弾 #仕事について話そう 自己紹介のnoteでも書きましたが、仕事はシステムエンジニアです 系統で言うと通信系、サーバ系なのでWeb系や制御系は苦手です というか制御系はやったことがない Web系はちょっとだけかな 最近はローコードだ、ノーコードだといろんなツールが出ててきて勉強するのが大変です (資格取れって言われても受からんくてプレッシャーが、、、) 年齢も年齢なのでバリバリコードを書くと言うよりは設計や管理がメインです なのでプ

          #年末の過ごし方

          noteの企画に乗ってみよう第二弾 #年末の過ごし方 仕事納めが明日29日だと思っていたけど、今日28日だと知った 一日得した気分♪ ちなみに年始は9日から と言うわけで11連休ですw と言っても予定が特にあるわけではなく、 新年会(と言う名の飲み会)が2つ 子供とスキーに行きたい 初詣(と言うなの年一詣)に行く 図書館で調べ物をしたい 映画を見に行く(スパイファミリー) と言ったところかな こりゃダラダラして終わるなww

          #買ってよかったもの

          noteの企画に乗ってみようかと #買ってよかったもの うーん、本、望遠鏡関係、カメラ関係、何を買ったかあんまり覚えていません。 やっぱり直近で買った はいい買い物だったと思う ちょっと大きく本屋で手のとって躊躇しましたが、充実の内容に満足です。 ただ、半年とか前になると何を買ったか覚えていません。 ということで、Amazonの購入履歴を遡ってきました。 宇宙兄弟、大人買いしていたんですね これは揃えておくのをお勧めします 本で言うとこれもお勧め 北海道でロケ

          2,3等星で星空案内・秋(その4)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

          2,3等星で星空案内・秋(その4)

          ふたご座流星群2023の記録

          12月14^15日に極大を迎え、月齢などの関係で好条件だった2023年ふたご座流星群 何を準備して、何をやらかし、どうなったかを記録として残しておきます 固定撮影(EOS 50D) 定番の固定撮影 いまだ使い続けるCanon EOS 50DにSAMYANG 14mm F2.8を組み合わせての固定撮影です レンズの後玉にLEE ソフトフィルター No.3をつけてました (もう手に入らないんですよねぇ、、、) 縦位置で地上景と合わせて降り注ぐような感じでー って撮りましたが

          2,3等星で星空案内・秋(その3)

          普段、私が移動天文台などで観望会をしている場所は市街地の学校のグラウンドや公園の広場、児童会館などの駐車場になります。 そこで見える星はせいぜい3等星ぐらいまででしょうか。 決して星のよく見えるところではありません。 1等星(よりも明るい星)は全部で21個ありますが、2等星だと67、3等星だと190個あるそうです(国立科学博物館-宇宙の質問箱-星座編 より) 私の移動天文台のモットーが「話の幅は広く、そしてちょっと深く、だけどマニアに走らない」なのですが、思えば2,3等星

          2,3等星で星空案内・秋(その3)

          大谷翔平選手の契約金額を宇宙天文分野に当てはめてみる

          エンゼルスからドジャーズに10年7億ドルという契約で移籍する大谷翔平選手 一ドル145円で計算すると約1015億円になります。 当然、「それだけあれば何ができるだろう。。。」と考えますよね。 宇宙天文分野で考えてみました (レートや価値が違うのであくまで数字のみで比べています) ・JWSTが0.07機(開発費約100億ドル) ・ハッブル宇宙望遠鏡が0.5機(開発費約15億ドル) ・探査機はやぶさが4.8機(開発費約210億円) ・探査機はやぶさ2が2.9機(開発費約35

          大谷翔平選手の契約金額を宇宙天文分野に当てはめてみる