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【書籍紹介】子どもの視野が驚くほど広がる! 3歳から始める欧米式お金の英才教育 #12

今日は、
『子どもの視野が驚くほど広がる! 3歳から始める欧米式お金の英才教育』
を紹介します

1.商品ページ

2.書籍紹介

みなさんは、子どもとお金の話をしていますか?

日本には昔から、「お金の話をするなんてはしたない! 」「お金儲けなんて汚い! 」という思い込みが定着しており、ざっくばらんにお金の話ができる場はごくごく限られてきました。

一方、資産運用や老後の不安などから、大人になるほどお金の知識の重要さに気づき、情報交換の場やアドバイスを求める方は増えていきます。金融コンサルタントとして活躍する本書の著者は、「もっと若いころにお金の知識があれば……」という顧客のつぶやきを何度も耳にしてきました。

日本ではいまだ現金・貯金が金融資産の大半を占めており、株や債券、投資信託などの運用は全体の約17%にとどまります。一方、欧米のそれは日本の3倍以上。結果、日本の金融庁が発表したアメリカ、イギリス、日本の資産形成の比較において、 アメリカの資産増加率は日本の2倍に達していることがわかりました。

資産は心の余裕につながり、新型コロナウイルスのような有事の際には生活の支えにもなります。しかし、日本ではリスクを恐れるあまり、海外では常識となっている資産運用もおぼつかない状況です。

お金は生活の支えであり、潤いであるだけでなく、他者や外部との接点であり、将来を考えるヒントにもなるもの。だからこそ、欧米では幼いころから金融教育が行われているのです。

本書は、欧米やユダヤ人の富裕層の間で、あたり前のように行われている子どもに対するお金教育のエッセンスを抽出し、日本の家庭向けに改良。就学前の3歳から、小学生、中学生、高校生まで、段階を踏んで教えるべき内容や教え方のアイデアを詰め込んだ一冊です。

3.所感

「金融教育」が他国と比較し遅れているといわれる日本

普段、経営コンサルティングの仕事をしている中で、
優秀な経営者(特に2代目、3代目)の方に共通してみられる
特徴の一つとして、「金融リテラシー」の高さが挙げられます

勿論、経営者や優秀なビジネスマンの素養としては、
それだけでは不十分ですが、
幼少期から自然と身に着けている人は強いなと感じます

斯く言う私は全くそのような育てられ方をした訳ではありません

どちらかというと、本書に書かれているように、
子どものうちから「お金の話なんてはしたない」というな空気感の中で、
幼少期を過ごしてきました

ですが、働き方や稼ぎ方、価値観などが多様化していく世の中だからこそ、
資本主義の根底である「お金」については、
幼少期から自然と教育していくべきなのだろうなと感じます

何でもかんでも”欧米式”に陶酔してしまいがちな日本人ではありますが、
金融教育に関しては、その手法を参考にしていくべきだと思います

キャッシュレス化が遅々として進まない背景も、
もしかしたら金融教育の遅れがその一員なのではないかな、
と邪推してしまいました

~~~~最後に~~~~
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