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小説『妄想アマガエル日記』

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豊田ホタルの里ミュージアムの敷地内に住む小さなアマガエルの日々を妄想して記した日記
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2023年8月の記事一覧

妄想アマガエル日記(22)-8月29日(火)晴れ

「どうやって降りようか、、、?」 銀次郎が腕を組んで与助に話しかけた。 「そうだな~、、…

妄想アマガエル日記(21)-8月27日(日)晴れ

「あっ、おはよう!」 「昨日はちゃんと寝れたかい?」 銀次郎が小太郎に声をかけた。 「あ~…

妄想アマガエル日記(20)-8月26日(土)晴れ

「ドガッ、 ドン!! ドゴン、、」 おいおい、何の音なんだ? 小太郎は与助の隙間で、寝そう…

妄想アマガエル日記(19)-8月24日(木)くもり

与助と二人で朽ち木に戻ってきた。 すると、朽ち木の前に1匹のヌマガエルがこちらを見ていた。…

妄想アマガエル日記(18)-8月22日(火)晴れ

「まったく、変なもん見てしまったな~」 雨がやみ、雲も晴れ、月明かりの中、トボトボと隙間…

妄想アマガエル日記(17)-8月18日(金)くもり時々雨

「与助くんも、次に体がどうなるかわからないって言っていたな~」 「たぶん、手足がなくなっ…

妄想アマガエル日記(16)-8月16日(水)くもり~アマガエル与助編~

今日は雲で日が遮られて、とても涼しい。 こんな日は朝からゆっくり隙間を出て、朝のジョギングをするかのように餌を探して歩き回るのがいい。 運がいいことに、美味しそうなミミズが土の上を歩いていたので、それを少し追いかけて食べることができた。 「やっぱり、ミミズが一番美味しい!」 結構大きなミミズだったから、お腹がいっぱいになってしまった。 なので、あの居心地のいい隙間に戻ることにした。 「さて、お腹もいっぱいになったし、風も涼しい。こんな時は少し昼寝をするに限る!!」

妄想アマガエル日記(15)-8月14日(月)晴れ

「いや~笑った笑った。腹がまだ痛い」 与助と夜遅くまで笑って、ヘトヘトになって隙間に帰っ…

妄想アマガエル日記(14)-8月8日(火)晴れ

一通り食事を済ませて戻ろうと朽ち木を登り始めたら、ちょうど上から与助が降りてくるところだ…

妄想アマガエル日記(13)-8月4日(金)晴れ

「ところで、与助くんはどうして青色の体をしていたんだろうな~?」 日記を書きながら、考え…

妄想アマガエル日記(12)-8月3日(木)晴れ~アマガエル与助編~

「まったく、なんて汚い字なんだ!」 「どうやったらこんな汚い字が書けるんだ!」 あまりの汚…

妄想アマガエル日記(11)-8月2日(水)晴れ~アマガエル与助編~

なかなかこの隙間は居心地がいい。 涼しい風が通るし、眺めもなかなかいい。 そんなことを思…