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【BRAIN DRIVEN】絶対に折れない心を作るには?

今回は前回の続きになります。

青砥瑞人氏著書の『BRAIN DRIVEN』のストレスのパート部分を読んでの私なりの感想やここ大事だなと思ったところを書いていきます。

前回を読んでいない方は是非読んで感想を頂けるとありがたいです。

本書の3つ目のテーマである『クリエイティビティ』についても書きましたのでよろしければこちらもどうぞ!


ストレスの役割を知って上手に付き合おう!

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まずストレスが私たちにどんな影響を与えているのかを解説します。

ストレスの役割は以下の3点です。

①受け取った情報がどのような種類のものかを伝える役割
例:銀行に刃物を持った強盗が入ってきたとしましょう。
強盗に対して『どうしたのですか?』なんてのんびりしていたら刺されるかもしれませんよね。
『刃物を持った人間=危ない』とすぐに判断しないと命の危険があるのでここではストレスがこの役割を持っていると言えます。

✅②記憶力を高める
→ストレスがあると記憶定着率が高くなると言われています。
これは後述しますが、学習効果を高めたり集中力を高める効果があります。
また一度学習することは次に似たようなことが起きた時に『これは大体こんな感じかな?』と推測できます。
例えば異性と付き合ったことがある人はない人に比べて『相手がどうすれば喜ぶか』とか『こうすれば長く付き合えるだろう』という何となくの推測が立てられますよね。
これは異性と付き合った経験と記憶から『こんな感じかな?』と推測できると言えます。

✅③直観力を高める
→ストレスは『これは何かおかしいぞ!』『やばいぞ』という私たちの直観力を感じる手助けの役割があります。
例えば合コンで知り合った異性に対して『この人なんかヤバい・・・』『何となく好きになれない』という違和感がある時は当たっている場合が結構ありそうですよね。
ここで『何となくヤバい、好きになれない違和感』が以前付き合った人に似てて好きになれないのであれば過去の苦い経験を思い出して無意識で違和感を感じていると言えるでしょう。


『ストレス=悪い』と思われがちですが、実は私たちにとってとても重要な役割を果たしていると知ったときは頭をハンマーで打たれた衝撃を受けました!
ただし、ストレスには種類があり悪いストレスと良いストレスがあります。
これらは後述しますが、次に私が最も興味深いと思った点を紹介します!

絶対に折れない心を作るには?

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個人的に一番面白いと思ったのが『絶対に折れない心の作り方』です。
本書を読んで私が一番紹介したい部分になりますので気合を入れて書きました😀

✅あなたは知っていますか?
『絶対に折れない心』は後天的に身に付けることが出来ることを。
今からでもあなたの中に『折れない心』を作ることが出来ます。

『折れない心』があれば、多少のことでもへこたれなくなって精神的に強くなりますよね。
異性にフラれようが、誰かに文句を言われようが、批判されようがびくともしないメンタルがあればマジで最強で、人生が生きやすくなるのではないでしょうか。
悪いことがあっても「何とかなるっしょ」とポジティブになることが出来ますね😀

では、『絶対に折れない心』を作るにはどうすればよいのでしょうか?
本書では以下のように解説されています。

ポジティブな感情が起きている時に、その過程で味わったネガティブな経験や感情を一緒に思い出すと、脳が「辛いことを乗り越えた先に大きな喜びがある」と学習します。これを繰り返すことで脳がどんどん学習し、『折れない心』を育てます。繰り返せば繰り返すほどネガティブな状態になっても強く立ち向かうことができます。

うーん、論理的ですね。
字だけだと分かりづらいので、例を出してみます。

✅あなたが今の仕事ができるまでには、色々な苦労をしたと思います。
『あの頃は大変だったなぁ』『仕事覚えるのが大変だったなぁ』と振り返る時に、『辛かったけども頑張って覚えたら昇進した』や『上司が苦手だったけども結果を出したら認めてもらえた』と「自分が努力して頑張ったからよい結果が出た」と振り返ることで『折れない心』を育てることができます。

この「辛かったけども自分が頑張ったから良い結果」が出たというできごとをふり返ればふり返るほど『折れない心』は育ち、新たな困難に立ち向かっていける鋼のメンタルを手に入れることできます。

適度なストレスは集中力を高める

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ストレスは悪い意味が捉えられがちですが、実は適度なストレスを持つことは私たちの集中力が高まり作業効率を上げることができます!
何となく納得できる気がしませんか?

やっぱりある程度ストレスがある環境でないと集中力は上がりませんよ、残念ながら。

例えば家で勉強する時のことを考えてみましょう。
家はいつでも寝っ転がったりマンガを読んだり動画を見たりできるので、ストレスが生まれづらいです。
意識的にストレスを作らないと家での勉強は効率が悪いと言えるのではないでしょうか。
これがもしカフェでの勉強であれば話が変わります。
カフェでは家みたいに寝っ転がることはできませんし、何よりもお金がかかるので勉強しなきゃとなります。
カフェに行くことで寝っ転がることが出来ないストレスが生まれ、そのストレスが勉強をする時の集中力を上げることにつながります。

✅家で勉強するのであればダラダラ勉強するよりも『1時間だけ勉強する』と決めたり、家以外の場所で勉強するなど工夫すると集中力が高まるので、ぜひ試してみてください!

絶対に避けるべきストレスとは?

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適度なストレスは集中力を上げるためには良いと説明しましたが、ここでは絶対に避けるべきストレスを紹介します。

結論から言うと、『あなたがやりたいことややるべきこと以外からくるストレス』と『慢性的なストレス』です。
これは絶対に避けるべきと本書では強く書かれています!

『あなたがやりたいことややるべきこと以外からくるストレス』

例えばあなたがnoteを執筆中に『隣人の物音がうるさい』『wifiがつながりにくくて電波が弱い』『親やパートナーが口うるさく何か言ってくる』『苦手な上司を思い出して嫌な気分になる』とかですね。

『慢性的なストレス』

慢性的なストレスは、あなた自身で習慣にしている場合が多いと本書では語られており、このストレスの正体はあなたが過去に経験した誰かに怒られたことや失敗したことを思い出すことで生まれるストレスです。
慢性的なストレスは真面目な人がやってしまうイメージですね。
このストレスを内側から生み出し続けると自分で自分のメンタルを傷つけている状態になるのでとても危険です。最悪の場合うつになります。

これらの「ノイズ」はあなたの集中力を著しく下げるので、全てシャットアウトしましょう!

※最後に

今回は『BRAIN DRIVEN』のストレスのパートを書いてきました。

このお話の要約

・ストレスには3つの役割がある。
①受け取った情報がどんなものかを伝える
②記憶力を高める
③直観力を高める

『絶対に折れない心』を作る方法
→ポジティブな感情が起きている時にその過程で起きたネガティブな感情を一緒に思い出すことで脳に対し『苦しいことを乗り越えた先に大きな喜びがある』と学習させることができ、新たな苦難に直面した時に乗り越えやすくなる。繰り返し脳に学習させることでより強い鋼のメンタルを育てることができる。
『仕事覚えるまではとーっても大変だったけども努力して仕事内容を覚えて上司に認めてもらえた!』
『一度フラれたけども、自分を磨いて再度告白したらOKをもらえた!』
『最初は文章を書くのが下手だったけども、noteを書きながら勉強したらみんなに読んでもらえるようになった!』

・適度なストレスは集中力を高める
家で作業する時には集中力が落ちてしまうので、『1時間だけやる』『1記事だけ書く』『1問だけ解く』という制限を与えることで集中力アップ!
家ではなくカフェで勉強する場合は既にストレスがあるので家よりも集中力が高まると言える。

・『絶対に避けるべきストレス』
①『自分がやりたいことややるべきこと以外からくるストレス』
wifiがつながりづらくて電波が悪い、隣人の物音がうるさい、家族が口うるさく何かを言ってくる等。
②『慢性的なストレス』
自分が過去に怒られたことや失敗したことを思い出してストレスを生み出す。

ストレスと上手に付き合うことで作業効率が上がり、人生がより面白くなると本書を読んで私は思いました。

ストレスとは上手に付き合っていきましょう!

いつも読んでいただき ありがとうございます



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