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遠い東京に憧れていた。東京に来た。

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  • 日記

    今日あったこと、感じたこと、思ったこと、焦り、苦悩、希望、恐怖。

最近の記事

夜更かし・夜更かされ

最近はめっきりさみしくなってしまって恥ずかしい。ぬくもりを知ってしまったからかもしれない。

    • ずっと行きたかった大学に、行くはずだと思っていた大学に、合格した。番号があってよかった。番号がある想像ばかりしていた去年、番号がなかったから。 この一年間を、どう捉えようか。どう自分のなかに位置付けようか。クソみたいな一年だった、と言い続けたい。 春。自習室で予習をするだけで薄暗くなっていく夕方が、大嫌いだった。好きな音楽と好きな本だけに触れて、一日を終えたくて、勉強はほとんどやめてしまった。友達と喋るためだけに、予備校に通った。大学に受かるために耕すことを忘れてしまった

      • 2022年2月22日の日記

        2/22 不思議な気持ちだな、今まで体験したことのない感情。浮遊感に近いもの。悪い類いの、勉強が手につかなくなるようなふわふわ感ではないはず。アルバムの4曲目のイントロが頭の中をぐるぐるとまわっている。情緒的なメロディのはずなのに、繰り返しすぎて無機質になってきた。明後日東京に行くから、明日の午前中までに持っていくものをまとめなきゃならない。持っていく教材はやっぱり多くなりそう。やりたい勉強は、全然できてない。周りの友達も、あんまり勉強が手につかないみたい。講師はいないし、予

        • 余裕のなさを「余裕のなさ」に帰着できるのは、まだ余裕がある時だと思う

        夜更かし・夜更かされ

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        • 日記
          50本

        記事

          若干のコミュニケーション過多で悩 2、3日でもコミュ断ちすれば心地よい社会生活を送れるはずなのに夏期講習&模試で家に籠れない、どうしよう

          若干のコミュニケーション過多で悩 2、3日でもコミュ断ちすれば心地よい社会生活を送れるはずなのに夏期講習&模試で家に籠れない、どうしよう

          決めかねる

          あれはいつの出来事だろう。幼稚園に入る前かもしれない。小さかった僕は、旅行先のホテルのロビーで、アメが沢山入った小さなバスケットを見つめていた。 「この中からひとつ、選んでいいよ」 そう言われたのだろう。どうしよう、どのアメを食べよう。 バスケットの中でも、一際目を惹くアメがあった。パインアメ。たったひとつだけパッケージが透明で、アメ本体が見える。真ん中が空いたアメの黄色は光って見えた。パインってどんな味なんだろう。しかもパイン味じゃなくて、「パインアメ」だ。 いろん

          決めかねる

          台心心左月

          やりたくないことについて怠惰であるのは言うまでもないが、僕はやりたいことについても怠惰である。「僕の人生を語る上で欠かせない形容詞ランキング」を作ったなら、かなり上位に「めんどくさい」がランクインするに違いない。 たとえば、朝ごはんの食パン。焼くのはめんどくさいし、バターを塗るのはもっとめんどくさい。そうしていつも、パサパサの食パンをほうばる。食後の苺だってそうだ。ボウルに移して水洗いをするのがめんどくさくて、一人で食べることは少ない。食欲だけじゃなく、睡眠欲にも抗うのだか

          台心心左月

          浪人生活は、自由を求めるたたかいだ。

          浪人中の受験生である僕はただ生きているだけなのに、友達と喋ることとか、遊びにいくことに、負い目を感じなければならない。恋愛だってそうだ。なぜだなぜだなぜなんだ。そう自分に問いかける。 ああ、そうだった。自由を享受するには、技能が、力量が、必要なのだった。そういえば尊敬する高校の先生が幾度となく説いていた。自由を求め続ける姿勢を忘れてしまえば、たちまち自由などなくなってしまう。自由がよしとされる中高一貫校の外に出たからこそやっと、自由のありがたみがわかる。金に困らず、好きな時

          浪人生活は、自由を求めるたたかいだ。

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          生活が悲惨だ。誰に相談しても返ってくる反応は「お前大丈夫か?」だろう。心配をかけるだけの相談は、キラキラ大学生にも、浪人中の受験生にも、しづらい。 友達もうまくサイクルを回せていないらしい。僕も同じだと伝えると、「お前なら大丈夫やってw」と返信。去年は何度この言葉を聞いただろう。そう思ってくれるのは嬉しいけど、勝負事に絶対というものは存在しない。 3DSをやっている。自分でも意味がわからない。やりたくないゲームをなぜやっているのだろう。 尿意を我慢しながら続けているとマ

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          ハウツー

          いいものを書こうとしている。 LINEの返事。相手がなるべく共感しやすいような返信を考える。明日の予備校。友達が投げかけてくれる質問を勝手に予想して、できるだけ無難な返しを考えている。 だめだ。こう見られたい、が先行している。 この状態、どうやって脱するんだっけ。忘れてしまったよ。苦しい、とも感じないくらいに身体は鈍いまま。きれいになったはずの爪周りには、人為的なささくれができている。 どうするんだっけ?っていう感情が嫌いだ。記憶に縋っている。もがきが足りない。粘りが

          ハウツー

          一限は空きコマ。感染症が蔓延する以前からある自習室のパーテーションは、視界をぼやけさせる。綺麗すぎる校舎はどこか無機質で、今日もマスクの中はどんよりしている。 無思考と盲信が合格への近道だと、去年の僕は言った。予備校は今日も、その無思考と盲信を当たり前のように助長する。通いたくない場所に毎日足を運ぶことの空しさよ。志望理由は、いつのまにか「変える理由がないから」になっていないだろうか? もしもこの苦しい浪人生活を、ユーモアで乗り越えられたなら、ちょっとやさしくなれるかな。

          毎日投稿

          毎日投稿を、やめます。理由は、毎日がまわらないから。 何かをやめるとき、消極的な理由でやめてはならないと聞いたことがある。逆に積極的ならいいのだと。「夢を追いたいから、やめます。」という風に。でも今回は残念ながら、消極的な理由なんです。苦悩と挫折の中、最も重要なのは睡眠時間だという判断を下しました。 noteが一日の最後にある生活はちょっと豊かで、ちょっと自分を好きになれて、おもしろくないことがちょっとおもしろかった。 毎日を一所懸命に生きるための癖はある程度作れたと、

          毎日投稿

          まわる、まわらない

          ぼくはとても悲しい。予備校の与復習が終わらない。このままだと回らない。その上勉強しかできない。勉強しかできない一年。なんのための一年。ただプレッシャーと戦う一年。この一年に実りはあるのか。成長はあるのか。 医学部に行った友達は、向こう六年間桁違いの忙しさを経験するらしい。医者になった後も、壮絶だろう。医学部じゃなくても、もう暇なんてものは訪れない気がしてきた。お金稼ぐには時間が必要だ。肉体労働だ。なんで生きるために苦しいことをせねばならんのだ。 予備校に引きこもる生活を続

          まわる、まわらない

          相反

          完璧主義かつ怠惰かつめんどくさがり屋 相反する性格が化学反応を起こす 新生活が始まった四月。部屋をきれいにし終わった後。新しく買ったノートの一ページ目。すべてをきれいにしようとしすぎて、でも怠けていたいから、二週間後にはもう糸が切れている。そんな定例行事を何度繰り返しただろう。 30分で8割終わることを60分で10割やろうとする。圧倒的非効率。その上神経をすり減らす作業だと知っているから始めるのが億劫になって、1時間も2時間も先のばしにする。そうして寝るのが遅くなり、翌日

          潜在意識

          今日の日付を書く欄に無意識で3月って書いた。合否が決まる前に戻りたいみたいな潜在意識があって、今の生活に順応できず現実から逃避しているのではないか、みたいに深く考えてしまってとても嫌だった。 離れた高校時代の友達と電話をして、東京の街を想像している。今の精一杯生きねばならぬのになあ。

          潜在意識

          変顔

          友達と電話をしている。明日も塾なのに、アホみたいだ。応援してくれて嬉しかった。僕も応援している。