嘘はとびきりの愛
ご挨拶が遅くなりました。
7/29
永音える
ONE MAN LIVE
~大赤字復活祭~
お越しいただいた皆様、また会場まで応援電波送ってくださった皆様、準備にあたりご協力や応援のお言葉をくださった皆様、
本当にありがとうございました。
以下は、アイドル芸歴1年と少しの私が、
ソロでワンマンライブを行うと決断し、そこから現在まで整理していた自分の脳内noteです。
MCでお伝えする予定だった言葉を綴って行こうと思います。
本来このワンマンライブのタイトルは、
復活祭などポジティブな物では無く、
''謝罪''というタイトルが付けられていました。
それをフライヤー依頼したスタッフに、「凄く分かるけど、貴方は何か悪い事をしたの?」と聞かれ、
第一に、ライブって日常を忘れたくて、
楽しみにして来る物だから、
タイトルを見て取る時に、
まずは楽しい雰囲気を作ろう、と思い、
私の''謝罪''の気持ちは「大赤字」の部分に込めました。私的には、赤字になっても認めて貰わなければ、と言う気持ちでした。
そうして開催を決意したのが、
ソロワンマンライブでした。
また、無銭で行う事を始め、
ゲストを呼ばずに1人でステージに1時間立つ事、
辛くても挫けない事、
逃げない事、
それが今私のやるべき事だと思いました。
アイドル活動を始めてから1年と少しですが、
「何も無い私に、1人でやり遂げた事が今までに何か1つでもあったか?」と見て並べた時、
これでは目指す場所に、今はまだ肩を並べる事も出来ないと思ったのもあり、
このまま何もしないでいるのは、今まで応援してくださった方に更に失礼だと考えました。
アイドルって本来、応援してて楽しい事なはずです。
少しでも''楽しい''を持ち帰って欲しくて、
色んなグッズも発注してみました。
とにかくご来場いただいた皆様にプラスな気分を持って帰って欲しくて、
来場特典のカード配布と、Tシャツやタオル等、永音えるというアイドルを応援する時に楽しいと思って貰えたらいいな、と思うグッズを作ってみたりしました。
無茶なスケジュールを組んだけれど、私なりのアイドル活動でした。
私はファンの皆さんに、
「一緒に生きようね」「ずっと見ててね」という言葉をかけることが多いかと思います。
正直な所、6月の時点で、
このままだと私はそれを叶える事ができなくなる、と判断しました。
ご飯も喉を通らない状態で、
成し遂げられない状態で「応援してね」なんて嘘を、私には吐き続けられなかったです。
「嘘はとびきりの愛」でも、賞味期限の早い嘘は美味しくありません。美味しく食べていたら味が変わってくるかもしれません。
とても大きな決断でした。
まだやりたい事も叶えたい事も沢山あって、
期待にも応えて行きたくて、
そうしていく中で、アイドルって誰かの声援が無いと、応援が無いとどうしても成り立たなくて、
でも甘えては居られなくて。
なので正直、私は0からやり直す覚悟で居ましたが、
私のリスタートを見ていてくださり、応援してくださった皆様は、
私が死ぬまでの、生涯の宝物だと思います。
死ぬ直前に思い浮かぶのはきっと、皆さんの顔とステージと、アイドル活動の思い出だろうと思います。
私は、「1つでも演者として、何か自覚を持つ事」ができたら、
その瞬間からステージに立つ演者で、
その瞬間からまずアイドルが名乗れると思っています。
パフォーマーには観客がいます。
そのパフォーマーとして、永音えるが存在すると思っています。
チェキ1枚1000円、2000円、チケット代も安くは無く、お金も時間も有限です。
もっと私が、永音えるが追いつかなきゃいけないと思います。
1人でも観てくれる人がいて、1人でも名前を呼んでくれる人がいるなら、私はパフォーマーだと、アイドルだと自覚し、
永音えるを忘れず過ごすよう心がけています。
ただ、名乗るにはまだ頼りないパフォーマンスなので、そのステージを汚さぬよう、応援してくださる皆様が恥の無いよう、これからまた向き合って行きます。
世の中には沢山のアイドルがいるけれど、
そんな中でも永音えるを選んでくれてありがとう。
どうして私なの?と思う事が多くて、今でも不安になるけれど、きっと私だから、永音えるだからなんだと思い、私自身を崩しません。
貴方は、私の生涯の宝物です。
苦手だった自分の声も、
変えたかった自分の本名も、
皆が好きと言ってくれるので、
私も大好きになりました。
貴方のおかげで、
生きていて幸せで、
ご飯が美味しくて、
外の気温が気持ちいいと感じます。
歌う事が楽しくて、
ステージに立つことが幸せだと感じます。
ステージに立つ時の私の愛は嘘では無いから、
そうして永遠に音楽に恋していたいです。
アイドルにしてくれてありがとう、
愛を零さず掻き集めて、
永音えるの、私の命にします。
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