【気まぐれエッセイ】矛盾

例え叶わなくたって
いつも願いが一方向に向いていたら
きっとこんなに苦しくはないのだろう。


“何があっても
自分で自分を幸せでいさせてあげられる
揺るぎない強さが欲しい“

“子どもみたいに全体重を誰かに委ねて
どっぷりと甘えたい“


この相反する願いはどちらも
それはそれは強烈で
いつも私の足を止める。


どちらに歩いても
どちらに走っても
いつもおいてきぼりにされたもう一方から
強く、強く、引き止められる。


だから、私は、今日も 此処に…………。


幸せな時間で人生を埋め尽くしたい私にとって書くことは、不幸を無駄にしない手段の1つ。サポートしていただいたお金は、人に聞かせるほどでもない平凡で幸せなひと時を色付けするために使わせていただきます。そしてあなたのそんなひと時の一部に私の文章を使ってもらえたら、とっても嬉しいです。