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MMA Cycles Report(メリマン・サイクルズ・レポート) Mar.12 2021

日米株式、金利、為替、商品をメリマン氏独自の手法で分析
今や世界の資本はグローバルに動き回る。単独の市場分析では正確な予想はできません。
本レポートはメリマン氏独自の分析手法で、

日米株式、金利動向、為替、金、銀、穀物、原油市場

をすべて解析した上で、個々のマーケットを予想する月間レポートです。


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目次

1.  回顧と展望

2. 米国株式

3. 金相場

4. 日経平均株価

5. 米ドル/円

6. 原油


メリマン関連サイト https://www.toushinippou.co.jp/

1. 回顧と展望
前回のレポートのみならず、拙著『フォーキャスト2021』の中でも触れていたように、本年12月までに都合3回形成される土星・天王星ウェイニングスクエア(270度)の初回が2月17日(米国時間:日本時間では18日)に出現した。そしてこのスクエアは、投資家心理において重要な転換点となったように思われる。実際、それは金利や国債や通貨(更に間接的には貴金属や株式)等を含む相場トレンドの転換場面に最も顕著に表れている。


それでは、この1カ月間の金融市場の中で、最も注目を集めていた米国債相場の崩落(米国債利回りの急騰)から先ずは解説してみたい。連邦制度準備理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は、インフレは制御されている(under control)と太鼓判を押していた。にもかかわらず、投資家達はそう考えていなかったようだ。Tノート(米国10年債)先物は期近で140超えを8月につけた後に反落。そこから下がり続けた相場は、1年ぶりに133を割り込んだ(逆に10年債利回りは上昇した)。では、何故投資家達はパウエル議長の“インフレは制御されている”という発言を信用しなかったのだろうか?


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