メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で好評を博し、堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りした週報「投機の流儀」。
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#オリンピック
【投機の流儀】コロナ禍のもとでの東京五輪、良きにつけ悪しきにつけ、いずれにしても現代史に大きな事変として刻まれる。株式市場に無縁ではない
コロナ禍での五輪開催は「あうんの呼吸」とか「空気が決める」などという日本の意思決定の歴史を繰り返しているように見える。既報で述べたが、第2次大戦の開戦や戦艦大和の出撃命令などは誰が見ても明らかな失敗の結果を予測しながら誰も止めることができなかった。そして、予想通りの結果になった。 英国では6月21日に予定されていた規制緩和を延期することが決まった。「その延期の発表時には、専門家の見解が最新のデータとともに示され、それを参考に政治的決定が下されたことも伝えられた」(英オックスフ
【投機の流儀 セレクション】五輪は決行される。そして失敗する。首相はバッハ会長が決めると言い、バッハは日本国民が決めるという。止められるのは小池百合子の目立ちたがり屋の行動あるのみ
五輪は決行される。それが、失敗と分かっていてもだれも止められないのが日本国の意思決定方式だ。第2次大戦の開戦、戦艦大和の沖縄戦への出航、こういう形で失敗すると判っていながら誰も止められない。結果、突き進む。結果は予想通りの失敗、そして失敗から学ぶのだ。それが日本国の近代以降の意思決定方式だった。今、保守系で五輪を止められる者は小池百合子知事しかいない。彼女は都民のために何も働かず、目立つことが好きで目立ちたがり屋の才能を発揮してきて今日を得た。(出自の胡散臭さ、学歴の胡散臭さ