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葉状腫瘍と鬱 3 一般論VS現状の生活

前回の記事は下記URLから

子供の噛み癖が治らないまま 数カ月が経ちました。単身赴任から帰ると家庭の様子が明らかに違いました。妻が疲れている。そのうえ子供もなんだかイライラしている。

悪戯は増えているし、妻も明らかにいつもと違う(離れていたからこそわかる) このままじゃいけないと思った僕は、会社を辞めることを誓うのでした。

サラリーマン時代に買った 憧れだったハリアーを売ってね(;^_^A

とにかく、子供・妻といられることを考えると、それしか考えられませんでした。いやいや、お金 どうすんだよ!? 生活どうすんだよ!?って正論も聞こえそうですが、一般論で語る正論なんかよりも、今その瞬間起きている家庭の問題に目を向けることが何倍も大事だと僕は思ったのです。

パソコン教室の先生をしていたこともあって、退職後もある程度、フリーでのお仕事はあったのですが、それだけでは食べることも出来ず、知人の紹介で清掃会社のお手伝いをして家計をなんとか維持していました。

清掃会社は土曜こそ働くことがあるものの、日曜日は意外にもお休みで、しかもどんなことがあっても、18時には帰れることが最大のメリットでした。また、平日仕事の妻を支えるという意味では大変都合が良かったのを覚えています。

へんてこな顔ですが こう見えて講師の活動もしていました(笑)

こんな感じの生活を続けることで
家族の時間も増え、気持ちが安定した子供の方は徐々に落ち着きを取り戻しました。
妻も僕がサポートに入ることで
気持ちが安定してきました。
よし、これで
今までと同じ暮らしが出来ると思ったのですが・・・

「健康診断でオプションで付けた胸のエコーで引っかかった」って。

ようやく家族が落ち着いたかなって思ったら(お金はないけど)次はこんなことが!?って・・・

明るく振舞いながらも、やはり内心は落ち込んでいた妻。

一方、僕は以外にも冷静でした(;'∀')

実は、僕の母親はステージ2の乳がんです。大学生の時になってから、もう3回転移していますが、20年経ってもピンピンしています。なので、無病息災ではなく、一病息災(医者と仲よくしよう!)という考えが強かったのです。

そんなこともあって、不安になる妻を僕と僕の母(あと父も)で支えながら、母の主治医に診てもらうことに・・・(なんか複雑)

最初の診断は以下の3つの可能性が高いとのことでした。

①過誤腫 ②繊維腺腫 ③葉状腫瘍

『たぶん良性の繊維腺腫だと思うけど、大きさが10センチあるから
取り除いた方がいいかもだねー』

何となく 力の抜けた主治医(腕利きの名医なんです!乳がんでも乳首を残してくれる名医なんです!)の言葉に僕たちは安心して 帰ることにしました。

つづく まだまだ・・・

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