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#11 ホームページを通じて自問自答を繰り返す日々

みなさんこんにちは。

札幌の株式会社totokaという会社で代表をしております永峰です。当社は企業向けにエネルギー全般の支援をしております。創業してから1年半が経過しました。

この1年半で、自分でホームページを作り、そして改良を繰り返してきました。
過去に、ワードプレスについて学んだ経験もなく、ネットからの情報を頼りに当社のホームページは「ド素人の私」が制作しました。

ホームページは外注すべき?

起業してから、ホームページの制作に膨大な時間を割いてきたわけですが、コスパ重視で考えれば、絶対に外注した方が良いです。

自作しても、見た目も内容もイマイチです。初期のホームページはセンスもなければ見づらいし、全てが最悪です。

そもそも、ウェブ会社の経営者ではない人間が「ホームページの制作に注力している時間がもったいない」というのが一般論かと思います。

では、なぜ自分で作ろうと思ったのか?

起業してから、まず最初にホームページを作ろうと思いました。理由は以下の通りです。

①いまどきホームページを持たない企業なんて存在しないだろ(偏見)
②名刺の代わりになるから
③ホームページから集客できると信じていたから

現実は・・・
①ホームページを持たなくても、優良な会社はたくさんあります。
②名刺の代わりには確かになりました。でも、取引先であっても確認しない人も多い印象です。
③やっと成果が出てきました。(でも、問い合わせの大半は営業です)

そして、自作を選んだ理由は「単純にお金がもったいないから」
という、何とも浅はかな理由でした。
ホームページの制作費は業者によって差があって、さらにクオリティもバラバラです。
さらに、保守費用が毎月〇〇万円との記載があったり、改修の度に費用が発生したり・・・

コネも人脈も無い当時は
・外注すると費用が高い。
・よく分からないからいいや。
という理由から、自作するしかありませんでした。
(今なら、信頼できる会社に任せちゃうと思います)

ホームページを自作して良かった理由

個人によって、これは完全に向き不向きがありますが、私はホームページを制作している時間が楽しいです。

もし、過去に戻り大学に入り直すのであれば工学部情報科に入った方が良かったのではないか、と思ったりします。

自分の意図した内容がページに反映されて公開されていく過程が非常に面白いです。

面白い以上に、良かった点があります。これが今回の本題です。

ホームページの制作は自問自答である

ホームページを作っていると「何をどのように伝えたいか?」という機会が頻発します。
そして、その度に思考を繰り返すキッカケになるのです。

当社の事例

例えばですが、当社のアピールエリア(トップの一番上に表示される画面)には、こんなフレーズが掲載されています。

「エネルギーを費用から利益に変えていく」

これが、当社のキャッチコピーです。実は毎日のように変わっています。

当社のビジネスを「もっとも的確に分かりやすく伝えるワンフレーズってなんだろう?」と考えることでコンセプトが浮かんできます。

少し前までは、こんな感じでした。

「共に、時を、駆ける」
当社、株式会社totoka(トトカ)の会社名の由来です。でもいきなり出てきても意味が分からないですよね?

「エネルギーは選べる時代になりました」
エネルギーの何かの会社ということは分かるようになりましたが、何をしている会社かは分かりません。

では、さらに具体化して、
「当社はエネルギーコストを適正化する支援をしております」
これで明確になりましたね。

でも、これで良いのかも知れませんが、具体的過ぎてスコープが狭い気がします。当社の事業内容を網羅できているのでしょうか?
そこで、今度は抽象化して「エネルギーをどうしたいのか?」という視点に至りました。

「エネルギーを費用から利益に変えていく」

結局、皆さんが払っている光熱費。これって、費用です。
電気を使わずに事業は成り立ちません。必要不可欠なエネルギーですが、安ければ安いほどありがたいですよね。
※未だに、電気代を沢山払いたいという人には会ったことがありません。

「売上 ー 費用 = 利益」です。
つまり、費用が減れば、利益が増える。

そして、脱炭素の時代を迎えました。
脱炭素に取り組む会社は大手企業と取引の可能性が大きくなります。
(理由はまた今度お話したいと思います)

つまり、視点を変えると、エネルギーでコスト削減をするのではなく、売上を上げる。そして、利益を上げる!と思ったのが、本日です。

当社の事業は「企業の存続」をテーマに掲げているので、エネルギーのコストダウンで企業の利益を上げていく支援は、当たり前のことです。
それでもホームページを通して、深掘りしていくと抽象と具体の間を行ったり来たりして、どんどん深く奥底まで潜っていくことができます。

とある社長に言われた言葉があります。
「コスト削減は面白みが無いビジネス」である。
このフレーズがずっと引っかかっていました。

エネルギーは「省エネ」という言葉の通り、減らした方が良いものです。つまり、どんどん削減していくものです。

しかし、「当社はエネルギーを通じて、利益を生むビジネスを提供しています。」となると、言い方と角度の問題ですが、面白いビジネスに見えてきます。

まとめ

また、明日にはホームページが変わっているかも知れません。笑

自問自答を繰り返すキッカケにホームページ制作は最高だよ。ということを伝えたくて記事にしてみました。

一人で会社経営をしている経営者は壁打ちをする機会が少ないと思います。
ホームページではなくても、自分のビジネスと向き合う時間を確保してみてはいかがでしょうか。

株式会社totokaのホームページはこちら
https://www.totoka.jp/








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