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透明度100メートルのシルフラ、アイスランド(2018年12月)
夏。その日のダイビングを終え、ダイビングショップの休憩スペースに置いてあったダイビング雑誌を何気なくパラパラとめくっていると、アイスランドの文字が目に飛び込んできた。
アイスランド? 北極圏に近い、あの北欧の国のアイスランド? スキューバダイビングは熱帯か亜熱帯の海で楽しむものという先入観があっので、完全に意表を突かれた。
見開きページの写真の中で、エメラルドの水中に潜る女性ダイバーが全身に黄
次に潜ってみたいのは‥‥‥世界一深いプール
スキューバダイビングの楽しみとしてよく耳にするのは、色んな種類の魚、珍しい種類の魚を自分の目で見たり写真に収めたりすること。とはいえ当然のことながら、何が1番の楽しみなのかは人によって違う。
僕自身に関して言うと、色んな海でスキューバダイビングを経験してきて最近ようやく分かったのは、海棲生物に対する自分の関心が薄いということ。どこの海も似通って見えるのはそれが理由だったのだと思う。海の違いを感じ
スキューバダイビングを始めたきっかけ
何がきっかけだったのか今となっては覚えていないけれど、大学に入って間もなく、熱気球とスキューバダイビングというまったく違った2つの活動に勤しむサークルに入った。熱気球を飛ばすメンバーと海に潜るメンバーの間には特に交流もなく、2つの活動が異なることを明瞭に表していた。僕はダイビングのグループに加わった。
記念すべき最初の活動は伊豆での3泊4日にわたる合宿。ライセンスを取りに行ったのだ。参加者は僕を