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独学で一級建築士合格の手引き~製図試験編~

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一級建築士試験を独学で頑張るあなたへ。きっと役に立つ手引書です! これを見て合格へ一歩近づいてください!
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#作図

続ける意味。

この一級建築士試験に関するnoteを初めて早一年と半分。最初の一年はガッツリ書き込んで、あとは一週間に一回程度の更新で必要なくなったらフェードアウトしようかと思っていたのですがフォローしてくれる方もいて、続けていくことにしました。

フォロワーさんの数は多くないですが、その方達の中から一人でも一級建築士が誕生すればこのnoteを書く時間に対する費用対効果(経済効果)はかなり大きいものなのではないで

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一級建築士試験延期について。

先週の日曜日、東京都をはじめとする中部・東日本の一部地域における一級建築士試験が延期になりました。私もその地域に住む一人ですので、受験生の方々が無事に受験できるか心配でした。結局中止になってしまいましたが試験元はもう少し判断を早くした方が混乱が少なく済んだのではないかと思います。

しかし延期になってしまったのでこれからのことを考えましょう。今後行われる再試験では以下のことが考えられます。

・試

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あと少しで製図本試験!

製図本試験まで残すところあと数日となりました。台風が少し心配ですが、それは心配してもしょうがないことなので、とりあえずは準備に専念しましょう。

さて今日は本試験までの過ごし方や本試験についての心構えなどをテーマに書いていきたいと思います。

1.新しい事はしない。それと。もう新しい知識を入れたり、エスキスのやり方を変えたりするのは辞めましょう!絶対してはいけません!

なぜか。それは付け焼き刃は

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作図よりエスキス。初年度の人は特に。

作図の時間が短縮しないで悩んでいる人へ。

これだけは覚えておいてください。

試験も2周間をきったこの時期、作図練習よりエスキスの勉強が重要です。

それではなぜ作図よりもエスキスが重要なのか書いていきます。

1.エスキスができていれば図面は早くなる。よく出来ているエスキスは見ればすぐに分かります。

・ホールがしっかり取れていて、廊下が屈曲していない。
・諸室が整形になっている。
・利用者部

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作図時間を短縮するには。

さて9月も半ば、作図時間の方はどのくらいになってきたでしょうか。
大体、エスキス2時間半・要点1時間(+15分)・作図2時間45分(チェック時間含む)が目安になるかと思います。

他のいろいろな意見を見ていると作図2時間という方もいますが、ちょっと昨今の作図内容から見ると難しいものがあります。(私は特に定規で書くので2時間半くらいを目標にしています)
また図面は “キレイでなくても” 合格できるの

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問題はどうすれば良いの?

独学で難しいのは問題をどうするのかということです。ということで今回は独学を支援してくれるありがたいサイトを紹介したいと思います。(このnoteも含めて!)

こういったサイトは独学でやっている方はご存知でしょうが、おすすめの厳選支援サイトを紹介したいと思います。
今回紹介する2つのサイトは私が実際に試して本当に良いと思った所ですので参考にしてみてください。

①製図試験.com さん

こちらは私

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一回やってみる。

独学で一級建築士試験合格のために書いているこのnoteですが、今日はその他にも役立つ事を書いていこうと思います。
いつも方法論ばかりだと面白くないので。

成長が早い人って(ここでは一級建築士の勉強している人)人の話をきちんと聞く人が多いです。謙虚というかしっかり質問も聞いてくれます。

逆に成長が遅い人は、聞いているようで聞いていない。わかったふりしている、相槌打つだけ。

成長が遅いか早いか、

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重要な判断基準。

一級建築士製図試験に合格するために必要になる重要な物の一つに

【 しっかりとした判断基準 】

を持っていないといけません。

一見すると判断基準を作り上げるのは難しいようない感じられるのですが、凄くシンプルです!それはというと!

【 利用者 > 管理者 > 業者さん 】
この関係性を常に意識することです!
第一に利用者が利用しやすく、次に管理者が管理しやすく、そして業者さんが利用者・管理者の

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作図のコツ②~力を入れなくてもOK~

作図のスピードアップ回の時に時間がなくてあまり作図練習ができない人の為に作図時間短縮方法を書きましたが、

それを踏まえて出来るだけ枚数を描いて欲しいのが実際の所です。

でも枚数を描いていく時にどうしても立ちはだかる壁。
そう手の疲れと腕の痛みです!

一日一枚でも集中していて描いていると手や腕が痛くなってしまいます。
腱鞘炎になってしまう人もいたりします。

じゃあどのようにしたら痛みがなくか

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作図のコツ① ~線のメリハリ~

作図のコツ① ~線のメリハリ~

作図の時、よく言われるのがメリハリ。
じゃあこれはどうやってつけていくのか、独学や初受験の人は分かりづらいと思いますので今回はその説明を。

よくメリハリを付けるために0.9~0.7mmのシャープペンを使う人がいますがそれがやりやすく、メリハリが付けばそれでOK!
しかしそれでも難しい人は描きた方が良くないのかなと思います。

それでは図で説明していきます。

上の図はペン先の拡大図です。
まずは

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建築士試験作図スピードアップ

作図のスピードアップにはコツというものはあまり無いんじゃないかと思います。よく言われる縦と横をまとめて描くとかはもはやコツで無く当たり前だし、それ以外にスピードアップの方法というと迷わないとか止まらないとかエスキスをあまり見ないとかもよく聞くしあとは線の描くスピードを上げるという絶対的な方法になってきます。

でもそこでなぜ作図に時間がかかるか?
という問題を自分なりに考える必要があります。

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作図時間の目安。

作図時間の目安。

前回のnoteでは作図の順序を書いていきましたが、今回は作図時間の目安を。

まずは作図の順序を振り返ります。

□作図順序(あくまでもお薦めの順番です変更しても構いません。)
①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄))
③外壁・内部の部屋の間仕切り・出入り口を下書き(フリーハンドでごく薄く(確認できる程度))(極薄)
④外壁・内

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まずは作図の順序。

作図を早く仕上げるためには、まずは自分なりに描く順番を決めてそれを守ることが鉄則です。
自分なりの順番を徹底していけば描き残し・間違いが少なく済みます。

最初はどの順番で描くかわからないと思いますのでおすすめの順番を書いておきます。(変更して目標時間はこの次のnoteに書くことにします)

①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄

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