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レコーディング日記☆⑧

今日は全国的に雨模様。
気温も下がり、体調管理には気をつけたい1日ですねo(^-^)o

似て非なるもの

転職をしてから、「前のお仕事は何だったんですか?」と聞いていただく事が良くあります。
「音響です」と答えると、となる方も多いです。
その時に、「ライブ会場とかコンサートに行った時に、後ろで機材に囲まれてヘッドフォンを付けている人」と説明すると、「あぁー!!」とイメージしてもらえます。

しかし実際は少し違っていて、コンサート会場でオペレートされている方は「PA」と呼ばれます。
僕自身は「レコーディングエンジニア」なので実は畑違いなのです。

イメージとしては和食料理人とフレンチシェフの違いのような感覚。
どちらも包丁や鍋を使い、食材を調理しますが、分野はまるで違います。
音響も同じで、マイクやミキサーといった機材を使い、集音するのは同じですが、創り出すものが違うのです。

チャレンジ☆

しかし一応は機材を使える事もあり、時折ライブPAやイベント音響をさせて頂きました。
立川の百貨店にある、飲食フロアの中央広場でのイベントPAです。
プロミュージシャンがダンスや歌をやるイベント。

そこで体感したのは「勝手がまるで違う!!」という事でした。

頭ではわかっていても、実際の現場で音が作れない。
ステージ上にいる演者からのリクエストに対応できない。
イベント開始時刻がある以上、準備ができていようがいまいが開場する。

もう、本当に泣きそうになりながらイベントを終えました。
終わって機材を事務所に運んでいる時、上司から「また依頼してくれるかなー?」と一言頂き、「一発勝負」の意味も知りました。

そう、今回のイベントで「あの会社に頼んで良かった」「あの音響さんはやりやすい」となれば、リピートにつながり、
逆に「全然だめ」「リクエストに応えてくれない」となると、次のお仕事は頂けません。

イベントで音を出す事、機材を操作する事はもちろん仕事です。
ただイベント全体を通して、音響やスタッフは「プレゼン」をしているとも言えるのです。
同じ予算と時間を使い、イベントを成功させて目的に繋げていこうとするなら、信頼できる会社やスタッフに依頼するのは当然。
もちろん、この時のクライアントからの依頼は2度とありませんでした。

これはどんな仕事や業界、人間関係においても同じ事が言えると、最近感じる様になりました。

「○○をするならこの人」

宴会部長でも、イベント企画でも、お菓子作りでも、
その人の頭の中で真っ先に思い浮かぶ自分である事が大事になってきます。
自分自身をどうブランディングするか。
どんな自分に見られたいのか。

大きな事をする必要はなく、「あなたがいると場の空気が明るくなる」というだけで、僕は呼びたくなります。

どんな自分が好きですか?
その自分になり切って、今日一日を過ごしてみると
昨日とは違った今日が過ごせるせそうです☆

ではでは☆

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