登坂義之

戦う映像作家。日本大学藝術学部・映画学科・映像コース卒業。映像の監督・脚本・撮影・編集…

登坂義之

戦う映像作家。日本大学藝術学部・映画学科・映像コース卒業。映像の監督・脚本・撮影・編集に加えて演劇への出演など、多岐に渡って活動中。/空ノ牙(映像制作)代表/YARN TRIBE(殺陣・アクション練習会)共同代表

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    戦う映像作家・登坂義之が日々感じたことをどうにかこうにか文章化して、1mmくらいは皆さまの生活のお役に立てるものを綴っていきたいマガジンです。

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思うところありまして、noteを始めました! 前のブログ(tumbler)も残して置きます。見られなくなるのは寂しいですから(というほど更新しませんでしたが) 今後はこちらで色々とお伝えして行ければと思いますので、どうぞご贔屓に… さて、noteの世界では初めましてなので、自己紹介をば。 登坂義之(とさかよしのぶ)と申します。1992年7月23日生まれの男性です。 お仕事は映像にまつわるエトセトラです。 生まれは群馬県高崎市というところで、世には秘境とかなんとか言わ

    • YARN TRIBE 『幾彩 -IKUSA- 01_brand new blade』

      YARN TRIBEっていう俺と田村祐香里さんがやっている殺陣とアクションの練習会があるんですけどね。通称・やんとら。 そのYARN TRIBEでイベント出演が決定しました! 2024年3月23日(土)に行われる舎人公園千本桜まつりのコンサートステージにて、この日のために書き下ろした『幾彩 -IKUSA- 01_brand new blade』という作品を上演します。 以前から練習会をやるからには何か発表の場があると良いなとは思っていたので、ありがたい機会になりました。観

      • 【出演情報】劇譚*華羽織特別公演『題名のない短編集』

        まさかのアクションの無い舞台に出ることになりました。 コメディのオムニバスでございます。 登坂としては新しい挑戦! ぜひ見届けていただきたいので今回は公演の概要に加えて、各演目の登坂的なポイントをお話ししていこうと思います。 『コンビニバイト』私はおばあちゃんバイトに振り回されるコンビニ店員を演じます。 大学時代はずっとコンビニでバイトをしていたので適任ですね! 見どころは、やはりおばあちゃんバイトの強烈さではないでしょうか。 そのキャラクター性をどれだけ活かせるかっていう

        • 小説 『星空への憧憬』

          静かな湖面、そして満点の星空。 青年はかねてより所望していた自由な時間、ソロキャンプを満喫していた。 初夏の闇夜に身を委ね、湿度を帯び始めた空気をその肌に感じる。 日中に苦労して着けた火が消えないように気をつけながら薪を焚べていると、かすかに足音が聞こえた。音の方を見やると、少年が1人、とぼとぼと歩いていた。小学校低学年くらいだろうか?今にも泣き出しそうだが、必死に堪えているように見える。 「君、1人かい?お父さんかお母さんは?」 少年が怖がらないように努めて柔らかく話

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          【出演情報】流星揚羽 春まつり

          久々に皆さんの前でパフォーマンスできることになりました! お馴染み流星揚羽のオムニバス公演。 1日限りのレアイベントなので是非お越しください! ▼登坂扱いご予約フォーム どんなイベントなのか軽く説明しますね。 まず会場に着くと入場無料の縁日コーナーがあります。 ヨーヨー釣りとか輪投げとかあるみたいです。 もちろんお子さんもお楽しみただけますし、意外と大人の方も久しぶりにやってみると楽しいと思いますよ! そして有料のステージ。 大きく分けて「流星揚羽」と「トワコバチーム

          【出演情報】流星揚羽 春まつり

          Tosaka 30 project 『READ』

          2022年7月22日に公開予定のTosaka Yoshinobu 30 project『READ』。 30歳を迎える登坂が今まで演じてきた役を再び演じます。 アクションを含めた“動き”の表現を封印し、オーディオドラマで声だけのお芝居に挑みます。 この記事では本作へ込めた想いや各作品の解説などを簡単に綴っていきたいと思います。 天雲草子~紫苑の章~■概説 流星揚羽『天雲草子』より阿尾羽のスピンオフ。 足掛け2年くらい演じていたので、今回は当然の選抜みたいなところがありま

          Tosaka 30 project 『READ』

          流星揚羽『鉄屑子守唄』リマスタリングの折に触れて

          はじめに流星揚羽第10回公演『鉄屑子守唄』が有料視聴ができるようになりました。 登坂はタカという役で出演、そして映像の編集をしております。 noteの有料記事を購入していただければ、記事内に動画が埋め込まれているので、DVDの視聴環境がない方でもご覧になれます。 僕は昨今DVD視聴というのが億劫で、ディスクを持っている作品でもサブスクサービスなどで見ることが増えました。 閑話休題。 さて、この度の公開に際してデータを漁りに漁ってマスターデータを発見したわけですが、いく

          流星揚羽『鉄屑子守唄』リマスタリングの折に触れて

          【綴】 論破という言葉の違和感

          「論破」という言葉を聞いて多くの人が思い浮かべる人物は匿名掲示板「2ちゃんねる」創始者のひろゆき氏ではないだろうか?

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          【綴】 論破という言葉の違和感

          【TTT #02】RED NIGHT

          『RED NIGHT』 【企画概要】TTT第2弾となる『RED NIGHT』。 諸々の交渉ごとのために企画書的なものをペライチでまとめたので、ここにも貼っておきます。 この時点でのタイトルは『Night shot』でしたが、なんとなく変更。 企画書にもある通り赤外線カメラを使うことが今回のトライアルです。 【赤外線カメラとは?】我々は光を目で捉えることでモノを見ています。それはカメラも同様です。ですが、人の目もカメラも感知できる光の波長が限られています。人の目で見ること

          【TTT #02】RED NIGHT

          【綴】 就活の頃の話

          前回の【綴】でTV業界が云々と言う話題に触れたので、今回は僕が就活生の頃、TV関係の会社の面接を受けた時の話をしようと思う。 ↓前回の記事はこちら さて、僕が就活生だったのは22歳の時。今年で30歳の代なんで7〜8年も前になってしまった。光陰矢の如しとはこのことだ。 それはさておき就職活動中の登坂は全く不真面目で、エントリーシートを筆ペンで書いてみたり、面接で「御社に興味はない」みたいなことを言ってみたりしていた。尖り方を間違えている。若気の至りとはこのことだ。 それ

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          【綴】 就活の頃の話

          【綴】 新しいプラットフォームの登場とガラパゴス化

          ガラパゴス諸島。 赤道化にあるその島は、孤島であるが故に生態系において多くの固有種が存在する。その独自性はガラパゴス化という言葉を生み出した。 ガラパゴス化とはビジネス用語だそうだ。独自の発展を遂げ、世界の潮流から離れてしまった市場を指す言葉だが、ややネガティブな意味合いで使われる事が多い。 しかしこのガラパゴス化、僕はこれから非常に重要な要素になってくると考えている。

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          【綴】 新しいプラットフォームの登場とガラパゴス化

          【綴】好きなことで生きていくということ

          「仕事行きたくねぇなー」 月曜日の朝、そんな風に呟きながら会社に向かう人も多いのではないだろうか。 家族の為、趣味の為、それぞれ何某かの目的の為に収入を獲得しなければならない。そのために楽しくもない仕事をする。 さて、タイトルの「好きなことで生きていく」というのは2014年にYouTubeのCMで使われていたキャッチコピーだ。子供がなりたい職業としてYouTuberを挙げることもあると聞いているが、世間は「楽して稼げてラッキーね」といった見方が多いのではないだろうか。

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          【綴】好きなことで生きていくということ

          登坂パフォーマンス史(〜2021)

          「戦う映像作家」 登坂が自己紹介に使うキャッチフレーズです。元アクションマンで現映像作家という意味ももちろん有るんですが、これは“役者”という言葉を使わないためのスケープゴートでもあります。 僕は映像の勉強をする為に日芸の映画学科に入り、卒業後はスタントチームに一瞬ですが籍を置いていました。 その辺は自己紹介のnoteに詳しく書いています。 つまり「戦う」ということと「映像作家」であることは、一応裏付け的な経歴はあるんですけど、役者もしくは俳優を名乗るに足る修練を積んで

          登坂パフォーマンス史(〜2021)

          2021年振り返り

          池田くんの真似っこで2021年1年間の振り返りをしてみようと思います 【1月】この頃はstreaming+の仕事にドップリだったのでそこそこ忙しくさせてもらってました。 その合間を縫って『天雲草子 阿尾羽外伝 〜偃月の章〜』のプリプロが始まってます。 美香さんとの脚本打ち合わせを始め、撮影部の北原や助監督の由一朗とのミーティングも入っていました。 【2月】TRIGGERS第二回公演『運命製造者〜ウンメイカー〜』の撮影がありました DVDに加えて、このご時世ですので配

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          【TTT #01】Illuminate war

          『Illuminate war』 【TTTとは】『悪鬼斬』の記事でもお伝えしましたが、 技術的なチャレンジを盛り込んだ作品を撮っていこう!ということで始動したのが【Tosaka Trial Theater】です。 撮影技術・編集技術、あるいは試してみたい演出やお芝居などなど、とにかく失敗を恐れずにやってみようと思ってます。 ですので作品のクオリティを担保するものとは、ちょっと性質が違うと思ってください。次回以降の反省や課題もこちらの記事で赤裸々に綴っていきます。 【本

          【TTT #01】Illuminate war

          『悪鬼斬ーAKKIZANー』制作後記

          ■はじめに『天雲草子』より真生・阿尾羽のバディと『ワタシュゴ』シリーズに登場した“悪鬼”によるエキシビジョン・マッチとして制作された『悪鬼斬ーAKKIZANー』。 今回は制作の経緯や技術的なポイントなど、監督としての視点で綴っていこうと思います。 ここまで読んで何のこっちゃ分からない!って方は『ワタシュゴ』と『天雲草子』見てから戻って来てね ■企画から制作までまず本作の企画の発端となったのは『流星揚羽秋まつり』のオープニングアクトを稽古していた時の雑談でした。阿尾羽と真

          『悪鬼斬ーAKKIZANー』制作後記