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外国人から教わったこと

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インバウンドの仕事をしている中で、外国人の方に教えてもらったことをまとめています。外国人向けのマーケティングや一緒に働く際のTipsとして活用してもらえると嬉しいです。
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外国人から教わったことVol.13:How to win?

外国人から教わったことVol.13:How to win?

こんにちは、DeepJapanの木立(きだち)です。
日本を元気にするために、インバウンドや観光DXの支援をしています。

日本でマーケティングエージェンシーをしているインド人社長のRさんから教わったこと。

日本の商習慣と海外の商習慣(ここでは欧米を相手にしている人達)の違いについて書いてみます。

1.どうやって勝つの?その会社とは小さい取引をいくつかしていて良好な関係でした。次の年にクライア

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外国人から教わったことVol.1「Good Enough」

外国人から教わったことVol.1「Good Enough」

このエントリーで伝えたいこと

1.大切なのは英語力ではなくグローバルコミュニケーション
2.謙虚は自信がなく映ってしまう。
3.言わないことは存在しないも同じ

仕事柄、英語は切っても切れない大切なコミュニケーションツール。自動翻訳や自動通訳機があれば大丈夫説もあるけど、外国人相手にして商売をしたいなら中学生レベルの英語の語彙でもいいからキャッチボールはできた方がいい。

留学経験があろうとなか

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外国人から教わったことVol.2「あの人のおかげで大学に行ける」

外国人から教わったことVol.2「あの人のおかげで大学に行ける」

ハワイ出身のアメリカ人から教わったこと

このエントリーでお伝えしたいこと

1.ハワイの歴史的な転換

2.あの人のおかげで大学に行ける。

3.すぐに変えれること、変えれないないこと

在日のアメリカ商工会議所の理事も務めていたハワイ出身のRさん。DeepJapanの財産ともいえる在日外国人の集まりを築いてくださった恩人です。

1.ハワイの歴史的な転換点ハワイと言えば説明するまでもない人気の

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外国人から教わったことVol.3「誰に、どう思ってもらいたいのか?」

外国人から教わったことVol.3「誰に、どう思ってもらいたいのか?」

ドイツ人のTさんから教わったこと

このエントリーでお伝えしたいこと

インバウンドPRの仕事を外から眺めている「もっと、こういうストーリーにすればいいじゃん」とか、「なんでこんな金の使い方をするんだろう」と思うようなプロジェクトもあったりしますが、いざ自分が当事者として中にはいると色々なしがらみといいますか制約の中でPRやマーケティングの仕事があるんだなという場面と遭遇します。

1.地域のイン

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外国人から教わったことVol.4「海と観光とSDGs」

外国人から教わったことVol.4「海と観光とSDGs」

イギリス人のフォトグラファーのBさんから教わったこと

1.沖縄の海は本当に綺麗某省庁の仕事で1泊2日で沖縄に取材に行った時の事です。星空ウォッチングや電照菊の畑のナイトタイムエコノミーの旅行商品PRの仕事です。

沖縄で昼間楽しんだ後、夜に飲み屋に行く以外にも楽しめることを増やそうというやつです。しれっと令和3年度の観光庁の予算から消えておりましたが、まあ今のコロナのご時世を考えると予算通し辛い

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外国人から教わったことVol.5「自己責任と建て前」

外国人から教わったことVol.5「自己責任と建て前」

外国人と一緒に取材仕事をしていると移動時間は、だいたい暇なので色々お話をします。欧米の方とは英語で、アジアの方は向こうが日本語が流暢なので、日本語で会話をしてます。このネイティブと会話をしている時が実践英会話のいいトレーニングになって好きな時間なです。

今回はオーストラリア人のJさんとの思い出を書き綴ってみます。

東京の英語向けの体験動画を撮影する仕事でモデルとして入ってもらったJさん。日本で

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外国人から教わったことVol.6「低刺激と無刺激の狭間」

1.翻訳と書きおろしインバウンドの仕事で「翻訳」というのはどこまでも付きまとう内容です。そしてこの仕事におけるクオリティチェック、それもクライアントのよる納品検収がこの翻訳仕事においては非常に難しい。

というのもクライアント側に言語のプロフェッショナルがいないケース。どちらかというとそういう方が多いけど、最近は協力している外部スタッフやアジアの人を雇用しているケースもあり、そういう場合はいいので

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外国人から教わったことVol.7「日本人はアモーレを表現しないのか」

外国人から教わったことVol.7「日本人はアモーレを表現しないのか」

イタリア人のCさんから教わったこと

まだCovid-19なんて流行っていなかった時は、在日外国人を集めたネットワーキングイベントを毎月開催をしていました。酒を飲んで仲良くなるいわゆる飲み会なのですが、英語、日本語、中国語入り乱れる中々カオスな場です。そうした交流がCovid-19によって失われてしまったのは残念です。

複数の国が違う人たちが集まると、みんなの考え方が違っていて、政治や仕事やライ

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外国人から教わったことVol.8「主体は誰?」

外国人から教わったことVol.8「主体は誰?」

外国人と働いてると共通する感覚と真逆の感覚とがおり混ざっている事に、戸惑うとともに、違いを発見する喜びがあります。

人間にとって普遍的なことと、地理や文化的要因で個別性がでること、あとは個人差。その境目を実体験や文献やデータを元に理解していくことは専門家の務めです。

今回のエントリーでお伝えしたいのは、アメリカ人のMさんから教わったことは、文章を作る際の主体は誰か?というと

1.事件は会議室

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外国人から教わったことVol.9「中華式交渉術」

外国人から教わったことVol.9「中華式交渉術」

香港人のFさんから学んだことを今日は書きます。

某競馬場をPRする仕事があってそこの繁体字の原稿を作る上で、Fさんという都内でバリバリに活躍する香港人の翻訳者にお仕事を頼んだわけですよ。

1.いきなりの先制パンチこんにちは、中国人のWさんの紹介で連絡してます。日本語→中国繁体字の翻訳の仕事があります。一文字xx円でyyy文字でトータルzzz円で、納期1週間です。良かったら、お仕事頼めませんか?

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外国人から教わったことVol.10「パリの街と民主主義」

外国人から教わったことVol.10「パリの街と民主主義」

けっこう前の事になりますがフランスに旅行した時のことを書きます。パリの整然とした街並みは、強烈な民主主義に守られてるというお話です。

1.フランスで働く建築家との出会いネットで安いフライトと宿だけのチケットを買って一路パリ行きの飛行機へ。そしたらカイロで乗り継ぐ便だったんだけど、旅行会社の手違いがあったみたいで、そのまま乗り継げず、一度カイロに入国した手続きをしてすぐに出国するみたいなトリッキー

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外国人から教わったことVol.11『刺青とタトゥーと最愛の人』

外国人から教わったことVol.11『刺青とタトゥーと最愛の人』

アメリカ軍人と結婚したフィリピン人のAさんから聞いた話。

インバウンドの仕事をしていた当初は、よく温泉にタトゥーを入れた人を禁止すべきか議論がなされてました。あれは刺青と区別がつかないし、外国人のタトゥーをオッケーにすると、刺青の人を断ってる筋が通らない。だから外国人タトゥーも禁止にすべきだ。いやいやせっかく日本に来たんだから温泉楽しんでもらおうよ。タトゥーでもいいじゃんとか、隠したらオッケーと

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