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流石にそれぞれのネタが弱めだな。じゃあ編集力をつけようとして寝て起きてみた。クリアーでクレバーな脳で幾つかの小ネタを繋ぎ合わせてみる。

ま、こんな元ネタ川原泉、ってのを知る人がどれだけいるかはさておき。

なんとかえいや、と勇気と体力振り絞って無理のない歩きと
コースで出かけたのだけど、まあエクストラの津村記久子は
二択で迷い現物確認してU-NEXTではない方にした。
(やっぱり安定のちくま文庫で)

そして先月末からの宿題で「くーねるまるたぬーぼ」(12)
確保。もう一冊は久々にのーさんの単行本で。

4回目の更新も改めて確認できたし、レアな憲章タグを
使うには→「# 好きな漫画家」に能田達規を入れれば
いいだけかと。しっかり一般的なサポ目線でまんがが
書ける稀有な人。|torov|note

一巻は5回目の対磐田戦までを収録、とのこと。



まあ確かに昨年サクサク観られて完走出来たスクエニ
ならではのファンタジックコメディではありましたが、
今宵の一曲はこれで。

栗林みな実「シュガー・シュガー・スパイス」。

『不徳のギルド』はいろいろとやらかしてて、でも頭ほぼ
空っぽにして安心して20分以上過ごせるあにめでしたけど、
ま、単体で聴くのはいいな。

仁義を切る形で栗林みな実を使わず「Minami」名義にしてた
のも栗林みな実に戻したエピソードも好きですけど。



食の食い意地としては長崎の皿うどんよりは山口のばりそば
一択なんですが、皿うどんにかけるソースならば、やはり
これも金蝶ソース一択。

「おにぎりあたためますか」で大泉洋が行って「ばりそば
美味しいけど山口でしか食べられないのがつらい」とまでの
名言すら残してはいるが確かにあれは美味い。

これのストックを買うならばル・トロワのセレクトショップ
なんだけど、なんか値上げもされてしまったし、今日は
自販機で「だし道楽」もストックしたの、で二の足を踏んで
しまった。

スーパーマーケット研究家の菅原佳己も上の本で採り上げてた
他に「お宝発見ご当地食」で紹介してもいたか。

戦前に長崎市大浦で醤油を製造する黒田商店の黒田長一さん
が、皿うどん発祥の店とされる四海楼と開発したのが、中華
料理に合う「金蝶ソース」でした。

金蝶ウスターソース(チョーコー醤油)
「お宝発見ご当地食」スーパーマーケット研究家・菅原佳己
2020年2月15日(Fr.金)朝日Be掲載


 基本的に九州の甘めの醤油は好きな道民です。
「かけ醤油」「かけぽん」は基本ストックなんだけど、
瑞宝舎が無くなってから確保するのが若干難しく
なりつつあるような。



ラストは一時期著作を買い集めてノート写経もして
いたけどなかなかあの境地には至れない、と思った
図書館司書の先達の話でも。

声はたぶん、生きものである。

声は生まれ、育ち、動き、伸び、消える。

物質的な音はただ生まれて、ただ消えるだけだ。動かない。

声は生まれてから消えるまでに、そのものか動く。

山村修『気晴らしの発見』
(新潮文庫版,2004.03,498/ヤ)p96

山村修といえば中野翠の親戚で、青山学院大の図書館司書で
あり、かつ(狐)の名前で一世を風靡した「日刊ゲンダイ」
最後の良心とも言える書評で鳴らした人だっけ。


めぐりめぐって効く。

この考えには感じ入った。

医師の言葉としてはどことなくのんびりとした可笑(おか)しみがある。
いいことを聞いた。
まぶたが腫れ上がったおかげで拾いものをした。

山村修『気晴らしの発見』
(新潮文庫版,2004.03,498/ヤ)p151

日刊ゲンダイの(狐)の書評はそれだけで伝説だったけど。
(主に掲載されたのは1984年から2003年あたりまで。幾つ
かの単行本から文庫に分けられて遺されているもの)
 まあそれも制約のある中時間のない中、本業とは別の
力も要ったろうから、さそがしストレスの海であったことは
伺い知れる。

まあ狐の仕事としては幾つか確かにあるので今後とも
ぼちぼち取り上げようかな、とも思いますが。

 といふことでそこそこ纏まるだけの編集力は発揮できたかな。
 最後までお読み頂き誠にありがとうございます。torovでした。