〔vo.2〕上司にブチギレ、彼氏との連絡を絶った/精神病体験記
前回では病気になる前、私を苦しめた4つのことについてお話ししました。
その後、病気は唐突に襲ってきます。
あの日何が起こったのか話していこうと思います。
~お願い~
数あるnoteから私の記事を読んでくださって
ありがとうございます!
こちらは精神疾患について綴った記事になります。
・自分のために病気の記録を残したい
・同じ境遇の方の参考になれば嬉しい
・当事者の周りの方の、病気への理解が深まればいいな
という気持ちで投稿しています。
ですが、ネガティブな内容に引きずられて
体調を崩される方もいらっしゃると思います。
私も同じくです。
弱った心に刺激を与えてしまいますので
今お辛い方はこの先は読まないようにしてください。
会社を飛び出して、気付いたらセブンのコーヒー飲んでた笑
部長にやめます!と宣言してから4ヶ月経った。
2019年2月にはこの会社を退社する予定だった。
2018年10月のある日、私はいつも通り朝のめまぐるしいスタートに
気合いを入れて挑もうとしていた。
その日は新規案件のデザイン提出で切羽詰まっていて、
1人で抱えきれないほどだった。
デザイナーは文句ばかりで作業を進めてくれない。
クライアントからはしょうもない修正ばかり依頼される。
担当者は他にもいたが〇〇(私)に任せるから〜と。
何で誰も動いてくれないのか。
出戻りの仕事をぐるぐるとやっているだけ。
こちらから誘導するものの全く結論が出てこなかった。
そのとき、私の堪忍袋の尾が切れた。
「そんなにねえ、文句言うなら自分でやればいいんじゃないすか!!??」
50歳のアートディレクターに凄まじく大きい声で言い放った(笑)
その瞬間、私は会社を無断で飛び出していって
当たり前にようにずんずんと駅前まで歩いていた。
気が付いたら買ったことのないコーヒー(あのカップのタイプのやつ)
をセブンの外で飲んでいた。
彼氏にもう連絡しないでくれと懇願した
コーヒーを飲み終わってすぐ、
私は衝動に駆られた。
彼氏に連絡しないでくれと言おう、と。
その彼氏というのは私にとって完璧of完璧な人で
誰にでも優しくて人当たりが良い、
楽器が上手い(←私も楽器をやっているのでポイント高い)、
料理が上手い、仕事が出来る(イメージ)、容姿端麗
とまあ今まで彼氏がダメンズだったこともあり
とってもマトモなお相手だった。
自分に自信がない私はデートに誘われれば断らないし
どこいくにも何かと彼氏に合わせたり
少しでもだらしない自分を律して
自分も”マトモ”な部類に入りたいと一生懸命だった。
元彼たちをダメにしたのは自分のせいだと思っていたから。
その日の前日、彼と代々木のカンボジア料理を食べに行っていた。
その時、ああ、また私無理してんなあと思っていた。
それでも楽しいとは思っていたのに。
コーヒーを飲み終わった瞬間、
「今まで頑張って作り上げてきた幸せを捨てたい」と心から思った。
約1年間の猫かぶりも限界きた。
LINEで「しばらく連絡しないで」と一言送って会社に戻った。
会社に戻るとめっちゃめちゃ謝られた。
本当にごめん、と。
「謝るなら最初からやってくれません?」と
言い放ち私はいつも通り仕事に戻った。
今考えれば気強すぎて引く笑
ソレは唐突にやってきた
その翌日のことだった。
「はい、〇〇です」電話を取った瞬間に気が付いた。
目の前が歪んだ。え、体調悪いのかな今日、、、。
部下から指示を仰ぐ声が聞こえた時、
答えようとしたけど頭がまとまらない。
昼頃には耳鳴りがした。
やばいと思ってトイレに行く。
彼氏に連絡しないでくれと言ったことを
思い出しては涙が止まらない。
おかしい。
明らかにおかしい。
理想通りに完璧に出来ない自分が許せなかった。
悲しかった。
みんなにバレないよう、
ちょっと体調悪いんで早めに帰りますね〜
と言ってなんとか家まで持ちこたえた。
だが、その日の夜なかなか寝付けなかった。
いつも疲れて爆睡なのに、いろんなことを考えてしまう。
まだやり残したことがたくさんあるのに。
部下の査定評価だってもうすぐだし。
私が見てやらないと…
彼氏のことはどうしよう。
唐突だったしびっくりしただろうな…。
ぐるぐるぐるぐるエンドレスだった。
この時はこれが不眠ということに気づいてもなかった。
やっぱり限界だった
それからなんとか数日ほど仕事をしていたが
こんな症状が出てからは弱っていくのは早くて
座っているのがなんとか精一杯だった。
金曜日。
明日病院にいこうと思った。
課長に時間をもらってあらいざらい話した。
涙が止まらなかった。
その日はもう帰っていいと言ってくれた。
いつも通り月曜日の準備をして帰ろうとみせかけて
私はもう二度とここには戻ってこれないんじゃないか
という考えで自然と身辺整理をしていた。
先輩や後輩みんなと共有しているものがわかりやすい
ようにメモ書きを置いて行ったり、
タンブラーとか家で使いそうなものは持ち帰った。
なんとなく本能で感じ取っていたのかもしれない。
次回は初めての通院からどうなったかの話をします。
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