見出し画像

<鳥善スタッフインタビューVol.13>船越悟さん

こんにちは。いつも鳥善noteをご覧いただきありがとうございます。静岡県浜松市でレストランやウェディング事業を運営しています、株式会社鳥善と申します。
隔週金曜日にnoteを投稿しながら鳥善の取り組みやスタッフの紹介を発信しております。

前回はジ・オリエンタルテラスの総務経理を務めます山下恵理奈さんのインタビューを掲載しました。

現在、鳥善では新卒採用と並行して中途採用にも力を入れております。

私たち鳥善は結婚式とレストランを軸に食文化を通じ、街づくりに貢献する事を会社として大切にしており、今ある仕事だけではなく先の未来をイメージしながら日頃お客様と向き合っています。
その為に、お客様を第一に考えたサービスやお料理でおもてなしをしていきたいと考えております。
料理人、ウェディングプランナー、サービススタッフすべての関わるスタッフがお客様のことが大好きで笑顔が常に絶えない会場でお迎えしています。

さて、今回はスタッフインタビューの第13弾として、市内のホテルや結婚式場でのキャリアを経て現在は鳥善でサービスマネージャーを務めます《omotenashi sergeant》こと、船越悟さんをご紹介したいと思います。

〈プロフィール〉
船越 悟(フナコシサトル)
静岡県浜松市出身。2015年入社の43歳。
地元の高校を卒業後、ゲームのプログラマーを目指し上京。専門学校に入学するも家族の事情で帰郷。工場勤務などの社会人経験を経て、次第にホテルなどでサービスの仕事に関わるようになっていく。サービスの経験を重ねるうちに”おもてなしの世界”の奥深さを感じ、最初の6年間はホテルで多くの結婚式や宴会の現場経験。その後も市内の会場で多くの結婚式に携わる。中には200名の結婚式や800名の宴会などの担当もする。その後、思い立って某人気カフェショップの店長を経験後、2015年派遣会社を介して鳥善と出会い、現代表の伊達から「一緒に働きませんか?」と誘いを受け鳥善入社。以後、ジ・オリエンタルテラスとル・グラン・ミラージュでサービスマネージャーを歴任。現在の鳥善におけるサービスの基礎を築き上げる。多くの会場経験で得た知識と話題の豊富さで喋れるサービスマンとして活躍。鳥善における唯一の《omotenashi sergeant》として後輩の育成も手掛ける。これからの活躍にも注目の貴重な40代社員でもある。

画像1

■これまでの経歴について。もともとサービスの仕事に就こうとお考えだったのですか?

子供の頃は親からの勧めで水泳に取り組んでいて、高校時にはインターハイ出場まではなんとか果たすことが出来ました。よりによって地元で一番厳しい学校だったこともあり、厳しさ故に部員メンバーの結束力はかなり強くなっていましたね。

その後のサービスの仕事も意外と体育会系で体力勝負のところもあったので、その点は結果的に生かされているように思っています(笑)

今みたいにあまりアクティブなタイプではなくゲームに夢中な少年時代。セガと言うちょっと希少なゲーム好き。当時から少し個性的だったのかも知れませんね。
中学の頃には映画などが好きだったこともあり声優の仕事に憧れ、高校時代にはゲームのプログラマーになりたいと思っていました。そんなこともあり「これからはパソコンの時代だ」と意気込み進路はプログラミングの専門学校に決めました。

上京後の生活は一気に変わった東京の環境を楽しんでいましたが、1年ほどで家族の事情で地元へと戻ることになってしまったんです。
意気込みもあったせいで、叶わなかった夢を挫折してしばらくは何もやる気にならなかったですね。友人からの誘いで製造業の仕事を始め、社会人としてのステップを再び踏み始めました。

そこから暫くして、高校の後輩からホテルでのサービスの仕事の紹介があったので、そこへ行くことに決めました。それまで経験のないホテルの世界は何もかもが新しく新鮮でガテン系で。
でも、お客様の前でのスマートな所作やサービスにおける厳格なルールを知ることで次第にサービスの仕事で働くことが楽しいと思えるようになっていきました。新しいことを知ることや経験すること、新たなチャレンジをすることは私にとってやりがいに還元することが出来る気がしています。それはきっと今でも大きな糧になっているんだと思うんです。

市内の大手のホテルで経験を皮切りに、派遣会社を介して市内の結婚式場の現場に入る機会がたくさんあり、現在鳥善で働く仲間とも出会っていたりもしました。それも不思議なご縁だなって感じているんです。
私はこの仕事に就くまで結婚式に参列したこともなかったのですが、初めて見た結婚式はみんな笑顔で本当に素敵な時間だなって感じたんです。

一度は結婚式場におけるサービスの仕事から離れ某人気カフェショップの店長になるも、思い描いていたイメージとの不一致もあり退職。
ちょうどその頃に鳥善の現代表伊達と出会う。ここから徐々に人生が大きく動き始めて行きました。

画像2

■鳥善を知ったきっかけ、入社に至る経緯。入社してみての印象は?

カフェの店長を辞め転職活動している時に、そのバイト先であった鳥善で出会ったのが代表の伊達でした。最初の印象は”次期社長らしい”って程度の認識。鳥善で働こうとは思っていなかったので、そこまで大きな関心はなかったんですね。

顔を合わせると「うちで働きませんか?」と仰ってくださる伊達から、ある時「悟さん呑みに行きましょう」とお声がけくださったんですね。
でも、私は当時からお酒は呑めなくって。折角なのでご一緒させて頂くと行ったお店でも陽気に”ここのシャンパンは美味しいんですよ”と話しながら一人で呑んでいたのが強烈な印象で(笑)。
でも、少しずつ伊達の結婚式に対しての強い想いや、ブライダルを中心に発展させたい未来へのイメージを聞いているうちに「この人との未来は明るそうだな」と思ったのと、人柄に惹かれて私はここで仕事をしたいと思い入社の決意を決めました。

実際に私が入社した鳥善は今よりも前例主義と言うのか「ここではこのやり方です」と言う考え方が強いメンバーが残っていました。
強引に変化させるわけにもいかなかったので、最初の頃は考え方の共有をするまでは苦労しましたね。孤独と言ったらオーバーかも知れませんが、チームづくりをするのはかなり時間をかけて進めて行きました。
レストランにしても結婚式にしてもチームでつくり上げるもの。どうしてもチームの共通理解は必要だったんです。

入社して最初の3年間のジ・オリエンタルテラスでも、そこから異動したル・グラン・ミラージュでも私はサービスマネージャーとして一人で乗り込んで行ったのでチームづくりもオペレーションにしてもゼロベースからのスタート。
非常にチャレンジングな経験をいずれの会場でもすることが出来ました。今までのサービス経験の中では得られなかったことがこの6年間でグッと凝縮されていると思っています。

画像3

■船越さんが鳥善でサービスの仕事をする上で意識していることは?

サービスする上での基礎技術は鳥善に来る前に私の中にしっかりと身に付けていたので、仕事を現場レベルで行う上ではそれほど困ることはなかったんです。
だけど、考え方の部分やチームとしての連携に目をやると、それは本当に足りない部分が目立つ感じ。なかなか大変なところへ来てしまったかもと自分の選択を悔やみそうになったこともありました。

有難いことに少しずつ結婚式の件数が増えていったので、チームの構築途上ではありながら自然とたくさんの経験をする機会が増えました。
個人としても、チームとしても多くのことを知ることは手応えや自信になりますから。それが《経験値》と言うものですね。それは今でも支えになる本当に大きな力になっています。

サービスにおいて大切にしていたスタイリッシュさ美しさも当然大事になりますが、私は次第に大切にしたい考えが増えました。
会社の風土もチャレンジすることを大切にしており、そうすることでいつからか仕事が心から楽しいと思える様になりました。そのおかげか、自然とお客様と一緒に笑って話したり、いい距離感で向き合える接客が出来る様になって行きました。
丁寧でありながら、お客様を本当に楽しませるサービス。
それが今の私のサービスにおいて大切にしていることになりますね。

現在のチームはそんなマインドのメンバーもおかげさまで増えてきており、それがお客様へしっかりとお届け出来ていると思っています。
社員だけでなく、パートアルバイトスタッフや関係するパートナー企業様もみんな一つのチームだと私は思っているんですね。みんながいるからこそ出来ることがある。分け隔てなくお客様のためにコミュニケーションを取って常に新しいものをつくり出して行くこと。
それが未来のお客様に繋がっていくことになると私は信じています。

画像4

omotenashi sergeant船越さんの未来図、鳥善叶えたい夢は?

ずっとここまで個人で思い描いていたことを、少しずつチームレベルへと落とし込みをしたいなって思っていて。それが鳥善だから出来るサービスへとなっていければ嬉しいです。

当たり前のことではなく、お客様の期待を上回るサービス。感動してもらえるサービスをしっかりと意識しながらみんなでチャレンジして行きたい。”みんなで”ってことが重要ですから。
鳥善における中途入社のベテラン社員が出来る役割は経験をしっかりと伝えてチームに還元することです。新しい風を吹き込み新しい可能性を生み出せると思っていますから。

若いスタッフも多い会社です。そんな若いみんなに期待したのは経験を自分のものだけにしないで欲しいと言うこと。惜しむことなく経験をシェアしてより良いチームに進化させていく。育成なんて言ったらちょっと偉そうですが、私のこれからの未来図は能動的にスキルやマインドの底上げが出来るチームづくりを果たすこと。

それがこの鳥善では叶うと思っていますから。これからの自分自身にも期待しながら頑張って行きたいと思います。

画像5

鳥善【ジ・オリエンタルテラス】のこだわりのあるウェディング情報やレストラン情報は公式Webサイトよりご覧ください。

また、現在中途採用のご応募も受付中です。
下記Webページよりご覧ください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?