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法科大学院からベンチャーの法務に挑戦toridoriは“自分の好き”を大切に知識を活かせる場所

こんにちは!
株式会社トリドリ広報担当です。

toridoriのメンバーに会社や仕事について”色とりどり”に話してもらうインタビューをお届けします。

▼これまでのインタビューはこちら

今回は、管理部の佐藤にインタビューを行いました!(2022年9月入社)

佐藤は、法科大学院で得た法律の知識を活かしながら、toridoriの法務業務を担当しています。
積極的に他事業部のメンバーからの法律相談にも乗っていて、とっても頼れる管理部メンバーの1人です。

そんな佐藤に、法科大学院から企業法務を志したきっかけや、toridoriの魅力、日頃のお仕事について、たっぷりお話してもらいました!


◆【インタビュー】管理部・佐藤晴己


ー今の業務内容を教えてください

管理部の一員として、法務全般を担当しています。具体的には、契約書作成や審査、新規契約時のヒアリング、弁護士事務所とのやり取りなどの契約法務や、株式管理や株主総会開催などの機関法務が中心です。2022年の9月に入社しましたが、入社後すぐに上場準備にも参加させていただき、企業法務未経験ながら、とても貴重な経験をさせていただきました。

また、インフルエンサーの広告キャンペーンが、薬機法や景表法などの法律に抵触しないかという審査業務のサポートも行っております。

そして、社内の「法律相談窓口」のような役割も担っており、事業部のメンバーから「この点を変更したいと考えているんですが、法律的な観点から問題があったら教えてほしいです!」というような相談をよくもらっています。
ビジネスサイドのメンバーからも信頼してもらえているのだとやりがいを感じますし、上場企業のあり方としても、「少しでも気になったら法務に聞いてみよう」というリスク防止の意識を広げられていると感じ、嬉しく思います。

法科大学院で弁護士を目指すも気が付いた、自分なりの道のり


ー これまでのキャリアを教えてください

大学卒業後は法科大学院に通い、弁護士を目指して法律の勉強をしていました。
そこでは法律家を目指す学生が多かったのですが、私自身はあまり明確なビジョンがなかったので、「なぜ自分は弁護士を目指し、なぜ司法試験の突破を目標に勉強をしているのか」という理由を深く考えずに、何となく学生時代を過ごしていました。

そこで、このまま勉強を続けても、モチベーションやビジョンが浮かばないままだと思い、「一度企業内で現場の法務を経験し、法律の運用現場を体験しながら、法律を学ぶ意味をとらえなおしたい」と考えて、就職活動をしました。
そして、自分が関心のある事業にかかわれる企業で働きたいと思っていたところtoridoriに出会い、今に至ります。

ー 弁護士を目指していたんですね!法曹の世界ではなく、一度企業法務を経験したいと思ったきっかけはありますか?

そのようなプロセスで法律に向き合ったほうが、私自身に合っていると考えたからです。
この考えに至ったのは、大学時代のサークルでの活動経験が関係しています。

大学では法律サークルに所属していました。
東京の他大学や、全国の大学とともに法律討論会を開催しており、私は関東連盟の代表を務めていました。
全国の学生とともに大きな規模感で活動するため、組織の規約や細則をもとにして、どの地域でも明確で画一的に運営する必要がありました。

そのため、あくまで学生の活動ではありますが、法律とその運用を疑似的に体験でき、組織内の規範を、現実にどのようにして運用するかを知ることができる貴重な場となりました。

そしてその経験の延長として、実際の法律が社会の中でどのように運用されているのかを、企業内の法務に従事することで体感したい。そして自分自身の法律の理解につなげたい。
そう思い、企業法務を希望しました。

また、個人的に美容・ファッション領域への興味があったのも理由の一つです。
美容やファッションが好きなのは勿論、それらの領域をより深く知るために、化粧品関連の資格を複数取得した経験があります。
資格取得を通じて、コスメやメイク等の美容やファッションに関する知識、それらが関連する薬機法、景表法、知的財産法等の知識のそれぞれを得られたので、その知識が実際に運用されている場に接したいとも思っていました。

コスメコンシェルジュを筆頭に、化粧品に関する資格を複数取得しています。


「興味関心がある×自分の知識を活かせる場所」はtoridoriだ!と確信し、ジョイン


ー toridori入社の決め手を教えてください

まず一番は「自分が興味ある事業に取り組んでいたから」というのが大きな理由です。
インフルエンサーマーケティングという新しい業界にも興味がありましたし、自分自身も被写体モデルとして活動しているため、SNSでの発信やPRについても関心が高かったんです。
あとは薬機法や景表法に関連する業務では、自身の持つ、コスメの知識とそれが関連する法律の知識なども活かせると感じ、「好きなジャンルに関わるスキルをもっともっと突き詰めていきたい!」と思っていたのも決め手です。

仕事と両立して、モデルとしての活動も積極的に行っています!

ー美容業界や他のインフルエンサーマーケティングの会社ではなく、toridoriを選んだ理由は何だったんでしょうか?

大きく2つあります。

1つ目は、私の能力を評価してもらえて、必要としてくれたことです。
就職活動中にエントリーした他の企業は、よりベンチャーな法務を任せたいという企業が多く、業務のうち契約書審査は3割でその他業務が7割…ということもありました。
また、「とりあえず法律関連の知識がある人が欲しい」というくらいのニーズでの求人が多く、私の持っている「業界への強い関心と知識」を本当に必要としている企業とは思えず、いまいちピンと来ませんでした。

そんな時にtoridoriの管理部長からは、面接でしっかりお話しをした上で、「明日からでも来てほしい」と言ってもらえましたし、役員面談の際も真摯なまなざしで私の話を聞いてくれて、toridoriが自分を高く評価してくださり、自分を必要としているのだと深く実感できました。

自分のスタイルで働けることもtoridoriの魅力です

2つ目は、toridoriが「薬機法に重要性を感じていた」という点です。
他社の面接で薬機法のお話をしたときは、あまり響いていなかったのか深掘りしてもらえなかったのですが、toridoriでは違いました。
私自身、SNSというソフトな媒体の発信と法的リテラシーを両立させることは必ずしも簡単ではないと考えていましたが、管理部長もそれを十分に理解していて、共感する部分がとても多くありました。

また、経営陣も、ステマ規制の法改正が検討されていたことを把握しており、今後会社が直面しうる問題意識を共有できて、とても心強く感じたということがありました。

あとは働き方の観点でも、当時上場を目指してい会社ながら、服装や髪形などの働き方がとにかく自由で、「従業員にとって働きやすい環境」を本当に理解し、実現しようとしている企業だと感じ、また、自己の個性を活かしてのびのびと働ける場所だと感じたこともtoridoriを選ぶ理由の一つとなりました。


大切なのは、事業部とのコミュニケーション。
上場会社にふさわしい法務の体制整備に貢献したい


ーtoridoriの管理部で働く魅力を教えてください

まず、スピード感をもって知識をアップデートして成長につなげられることが魅力の一つだと考えます。

法科大学院時代から、法律を勉強してきましたが、実際の取引での実務の知識や慣習は全く知りませんでした。
採用当初から、経営陣から「契約法務の能力を補強し、内製化してもらいたい」という意向と期待をいただいていたので、私なりのアプローチで知識を急いで習得して、覚えたことからすぐに業務で実践してきました。
その結果、契約書の審査や事業部とのやりとりなど毎日多くの業務を経験させてもらい、短期間で大幅な知識のアップデートと成長ができました。

また、経営陣との距離感の近さもトリドリの魅力だと思います。
面接時も入社後も、経営陣との間で「部署内で取り組んでほしいこと」について、コミュニケーションをとる機会が頻繁にありました。
そのため、毎日あらゆる業務を扱う中で、自分は何に力を入れていくべきかという指針をもって、迷わず業務を進められました。
そして、実際に目標を達成できた時には、感謝や賞賛の言葉をいただく場面も多く、自分自身のモチベーションにもつながりました。

そして、意見の提案やチャレンジがしやすい環境があることもtoridoriの魅力だと思います。
toridoriは業務内外問わずチャレンジしたいことがあったときに周りにそれを相談しやすく、「部署を超えること」や「自分自身を更新する」ためのチャレンジであれば最大限フォローしてくれる、従業員の「個」も大切にしている企業だと思います。

ー お仕事で心がけていることはありますか

受け身で仕事するのではなく、自分の知識や知見を最大限に活かせるよう心がけています。

ある役員からは、「自分なりのアプローチで、これまで培ってきたものを活かしてほしい」と言われています。
法務の業務の中にはスピードが大切なものもありますが、正確さや専門的な視点が必要な場面もあるので、スピードを意識しつつも時に慎重に判断し、自分の知識や知見を最大限に活かせるバランスを考えながら取り組んでいます。

他にも、インタビューの最初に「法律相談窓口」のような役割もしているとお話ししたとおり、他事業部とのコミュニケーションも大切にしています。
例えば「ここを変えたい」と相談された際、そもそもビジネスの全体像はどうなっているのか、また、本当にそれを変えたほうがいいのか、そしてその背景にある本当の課題は何かなどの背景をしっかり対話してとらえるようにしています。
事業部のメンバーと同じ目線で理解して探っていかなければ、法的なフォローも不十分になりますし、結果として事業全体がベストな状態でなくなります。

常に、事業の全体像を理解し、あらゆる法的リスクに対応した解決策を提供できるよう意識しています。

司法試験合格の夢を追い続けられるのは
仕事とプライベートを両立できるtoridoriだからこそ


ー今後の目標はありますか

仕事面でいうと、「上場会社にふさわしい法務の整備」というところでは、まだまだこれから改善したいところが沢山あります。社内全体としての契約リテラシーの意識も上げていけるよう、他の事業部とのコミュニケーションをより活発にしたいと考えています。

あとは「リスクと守りのバランス・強弱」を意識できるようになることも目標の一つです。
これまでは、目の前の案件に対応をしていくので精一杯でした。
しかしこれからは、事業を優先してリスクをとる場面や、反対に法的リスク回避を優先して慎重に進める場面など、社内の動きやビジネスの性質、そして法的リスクのそれぞれを多角的にとらえて、大局的な視点で、「上場企業のtoridoriとして最適な判断は何か」ということを日々追求していきたいです。

個人的な目標でいうと...「一度社会に出て実務に携わりたい」という思いがきっかけでtoridoriへ入社しましたが、司法試験を諦めた訳ではありません。toridoriはプライベートも両立しやすい環境なので、働きながら司法試験に合格することを目標にしています。
先ほどお話ししたように、そのような社員一人ひとりのチャレンジを快くフォローしてくれる環境は、toridoriの特徴的な文化であり大きな魅力の一つだと思います。

ー toridoriという企業のどんな点が『色とりどり』だと思いますか?

メンバーそれぞれが持つスキルが、“色とりどり”だと感じています。

社会人として働くのはtoridoriが初めてなので、あまり他社と比較はできませんが、本当に色々なバックグラウンドのメンバーがいて、各々のスキルを活かしながら、のびのびと働いている印象です。

一般的な「上場企業はこうでなければならない」という固定観念にとらわれず、toridoriらしさやtoridoriのあり方を大切に「toridoriなりの上場企業の”解釈”」を作っていき、それを社会に対してどんどん発信していきたいと思います。これから会社が大きくなっても、この“色とりどり”さを個人としても企業としても大切にしていきたいですね。

ー toridoriに転職をするか検討中の方にどんな言葉をかけたいですか?

「自分がどんな素質を持っているのか、またそれを社会の中でどう活かしたいか」という自分自身に対する疑問やビジョンを日々思いながら生きている方には、toridoriがぴったりだと思います。toridoriは、他の上場企業などと比較して一人ひとりが、より広い裁量持ってさまざまな業務に取り組ませてもらうことができると思います。そこで、そのような視点があれば、toridoriで自分なりの軸を持って成長していくことができると思います。

ぜひ、自分の持っている強みや自分なりの視点で、自分なりのビジョンを見つけてみてください!そしてそれを叶える場がtoridoriであったら、とても嬉しく思います。

以上、佐藤のインタビューでした!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。


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