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普通の大学生が授業で地方創生に出会った話【vol.1】

授業を受けてサークル活動に打ち込むごく普通の大学生。ある日授業で地方創生を知り、気づけば地方創生の授業30単位を目指すことに。
授業で得たものとは?

地方創生に出会ったきっかけから授業を受けるまでを振り返ります。少し長いですがお付き合いください。

悶し々と過ごた1年生前期

2017年4月鳥取大学に入学しました。
入学して間もない1年生前期の頃は、地方創生になんとなく興味はあるけど自分から何かしたり学んだりしようとはしない、ごくごく普通の大学生でした。

サークルに所属し、単位もぼちぼちとってそれなりの大学生活を送っていました。

インターンの授業で地方創生が気になるように

2017年の夏にインターンシップの授業で、砂の美術館に就業体験に行くことにしました。
この砂の美術館でのインターンシップで、ある人と出会い、地方創生の活動に巻き込まれるようになりました。
この話は、2話目に詳しく書きます。

地域創生推進プログラムとの出会い

一度は、地方創生の活動に巻き込まれるも、自分にはあまり知識や目標がないなと感じながら活動していました。

そんな感じで半年活動していたら、いつの間にか2年生になっていました。

 そんなある日、専門科目の授業に出ていると先生が冒頭で「地域創生推進プログラム」の紹介をしました。
地域のことを様々な視点で学べ、他学部の授業を受けて単位までもらえるなんて願ったりかなったりなプログラムだと思い、早速申し込みに行きました。

そしたら、ある職員さんに出会い、さらに地方創生の活動に巻き込まれるようになりました。この話は、3話目に詳しく書きます。 

地域創生推進プログラムの紹介

こちらは、地域創生推進プログラムの紹介なので詳しい内容が気になる方はどうぞ!

地域創生推進プログラムとは、「地域社会に対する高く幅広い関心をもち、そこにある様々な課題に立ち向かっていくための一般的な知識、デザインする力、実践力を養うことを目的に設定されたプログラム」という鳥取大学の分野横断型な取り組みのひとつです。

10単位、20単位、30単位の3つのコースがありますが、せっかくなので30単位のコースにチャレンジしてみることにしました。

30単位のコースは以下のような科目で構成されています。私が取得した科目を例として載せています。

  • 地域について学ぶ科目
    地域創生入門、地域防災学

  • キャリアについて考える科目
    キャリア入門、ワークライフバランス論

  • 起業やビジネスについて学ぶ 科目
    マーケティング基礎、マーケティング実践、
    起業入門、経済経営哲学、経営戦略論

  • プロジェクトという実践を通じて学ぶ科目
    地方創生政策体験学習

  • 地域でインターンシップしてみる科目
    就業体験学習

  • 地域学部の専門科目
    都市圏整備論、地域振興論、
    文化施設マネジメント論

  • 工学部の専門科目
    プロジェクトマネジメント、財務・会計学、
    都市・地域計画学、公共政策論Ⅱ

アイデアは既存知と既存知の組み合わせ

卒業のためには特に必要のない単位を、私は30単位以上取得しました。
30単位のうち教養科目が大半を占めます。

「なぜ、専門科目ではなく教養科目ばかり習うんだろう?」

教養科目をとったことのある人なら一度はこんな疑問を持ったことはありませんか。
いろいろな答えがあると思いますが、私は、「いろいろな知識がアイデアを生むための材料になるから」だと思います。

ジェームス W。ヤングの「アイデアのつくり方」の本の中に
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
とあります。

地方創生に関するコンペに出場したり活動をしたりする中で、アイデアを出さなければならない場面が何度もありました。

いくつもの授業を受けるのは大変でしたが、幅広い教養と他分野の先生の様々な考えを知ることできました。
そういった授業で得たものをもとに、アイデアを生み出すことができました。

今では、30単位をとってよかったと自信を持って言えます。

まとめ

悶々と過ごした学生が地方創生に興味を持ったきっかけと地域創生推進プログラムについて書いてみました。

アイデアを生み出して、活動するために、これからもいろいろな知識を身につけていきたいです。

次回の投稿もお楽しみに!


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