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休職からの復職が上手くいかない理由(見過ごされる発達特性) ストラテラ服用日記972日目

潜在的に発達特性を持つ人は、少なくないと感じています。
実際にうつ状態で長く苦しんでいる方などでもしばらくしてから発達障害・神経発達症の診断が下るという話はよく聞きますし、実際私もそうでした。

6年近くうつだと思っていましたが、今考えれば(ただの)二次障害だったと分かります。

それもあって、医師の誤診は勘弁して欲しいというか、発達特性を精神科系の医師にはよく知ってほしなと考えています。

働いていて、鬱を発症したり、適応障害を起こしたりして休職に追い込まれた方は、自分の発達特性に気がついていない方も多いと感じています。

1番の問題は、復職のところなんですよね。

一定期間休んで、心が安まっても大元の問題である発達特性をケアしないと結局、復職が上手くいかない。何度も休職したり適応障害を起こす方は、こういう場合が非常に多くあります。

職場の環境調整とか、ご自身の特性に合った対策とか、そういったことをしていかないといけないのに、その発想すら出てこない。

下手をすると休職を重ねるごとに失敗して自己肯定感・自己効力感がダダ下がりになり、二次障害が悪化する危険性もある。

どうすればそういった方を支援できるのかを日々考えていますがなかなかいい案が出てこない。
発達の自覚がある人はまだリーチしやすいとして、自覚のない方はまさか自分がそんな特性を持っているとは分からずに日々を過ごしています。

そういう意味でも、発達障害の知識を世に広めるのは大切なことだなと痛感しています。

休職して、間を取って心を休めて自分の特性と向き合う、対処する、そういう時間を持つことが重要なんだなと感じます。

どんな環境調整が必要なのか?どんな工夫をして自分の凹を相殺するか?そういうことをして自信をつけていかないといけないなと思います。

私ももっともっと勉強してそういう支援ができるようになりたいです。

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