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ボートレーサーを経験して、ひとつだけ言えること


ボートレーサーを経験してきて、一つだけ言えることがあります。


今回話す内容は、自分の限界まで何かをやったことがない人には理解できないかもしれません。

勝負の世界で生きたことがある人は共感できる部分があるんじゃないかと思います。

この記事を読むにあたり、ご注意として↓↓

もしかしたら夢を壊すような言い方になっているかもしれないので
メンタル弱目な方はこのページを閉じることをおすすめします。


それでは本題へ...


努力は報われる!?

ボートレーサー募集の広告やCMを観たりしていると。
もやもやすることがあります。

それは
「自分の頑張り次第で上に行ける」
「頑張れば稼げる」

というようなことを謳っているからです。

選手を経験したからこそ思ったことですが、

この考え方は甘い。と言いたいです。


その理由は、

みんな頑張っているからです。

みんな努力している頑張っているから、そこに差は生まれない のです。

努力する。頑張る。目標に向かって全力を尽くす。そんなの当たり前ですよね?


ボートレースは6艇で争います。
どんなレースでも必ず、誰が1着になり、誰かが6着になります。

何が言いたいのかというと。

自分がどれだけ頑張っているからといっても、相手のほうが実力が上であったならば負けるということです。(当たり前のことを言っていますが。)

それなのになぜ自分は他人よりも頑張れて、勝つことができるということが言えるのでしょうか?

それでは他の人がさぼっているという前提じゃないですか。

さぼったらそりゃ勝てないですよ?
まぁ、中にはそこまで頑張りたくない人もいるのでそういう人には勝つことはできます。

しかし、上を目指すのであれば「頑張れば勝てる」という考えは捨てたほうがいいです。

そうではなくて、「自分のベストを尽くす」という考え方が正解でしょう。



トップの人達はみんな天才。

じゃあどんな人がトップになれるのか?何が差を生むのか?
という話ですが。

それは一言ではっきりと言ってしまえば
「才能」です。
その人が持っているポテンシャルと言えばよいのでしょうか。

高いポテンシャルをもった人間が努力するから、凡人は頑張ったとてその人達に追いつくことはない。

これもよく考えてみれば当たり前のことを言っています。

トップ中のトップになる人たちというのは最初から結果を出してます。

そうでなければ、最終的にそこまで上にたどり着くことはできないでしょう。


私がボートレーサーを経験してひとつだけみなさまに言えることはコレです

プロの世界は「努力でどうにかなる」世界ではない


これがわかっている人間であれば、
「頑張れば上に行ける」という言葉は出てこないと思います。

宣伝だからそういう風に言うのでしょうけど、「頑張れば上に行ける」というのは誤解を生む気がします。個人的にこういう言葉は嫌いです。

ボートレーサーがみんな頑張るのは当たり前。
これをやれば勝てるというものはないです。結果を出すためにやるだけ。
ボートレーサーに努力という言葉は存在しないです。



才能があるかないか?


じゃあ、自分に「才能」があるかないか見極めたい!という話ですが、
これは正直やってみないとわからないです。

逆に言えば、どんな人でもチャンスはある。
挑戦する価値があります。


才能があるかわからないけど、それにかけて挑戦する。

夢を持ってしまったが為に・・・。

失敗するかもしれないけど、それでもやりたい。
「夢のために挑戦したい!!」と思うのが人間です。



そこに自分の夢があるからやる。それ以上の理由はなくていいです。


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