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使いがちな【】や「させていただく」は悪手!?(書評)


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みなさま、こんにちは!
虎の穴ラボのFantiaディレクター
兼 note運営チームのセシモです。

先日ふらっとコンビニに立ち寄ると
雑誌コーナーにこんなものが↓

ド直球なタイトルと
真っ黄色な表紙に惹かれてしまい
衝動で購入していました笑

せっかくなので内容抜粋して
書評のようなものを書いていきます。

どうかお付き合いください

【結論】
人と人との関係性で成立するなら
気持ちが伝わるが1番大事

・・・そりゃあそう!
DoN'T Think, Feel!
ブルース・リーが過りそうな結論ですが

文法的や構成やらなんやらの
正しさ伝わりやすさなどを
説明したうえで

『とはいえ、ね』

言葉に誤用があったとて
コミュニケーションなのだから
絶対の正解はないと。

ただし主な内容としては
文章力を上げるコツが
『0秒で伝わる文章術』
として6つの原則が挙げられていましたので
掻い摘んでご紹介していきます!

センス不要の
『6つの大原則』
伝えたいことは素早く的確に。

・メールに【重要】と付けても読まれない理由
・「ズバリ〇〇だ」と始めるだけで読まれる理由
・「起承転結」では、なぜ読まれないのか
・「させていただく」が嫌われるワケ
・「しかし、だからこそ」が最強である理由
・絵心ゼロでもできる「0秒で伝える」図解術

0秒で伝わる文章術「6つの大原則」
PRESIDENT 2024.4.12号より

本書では上記6つについて言及があります。
全てはご紹介していると冗長になるため
2つほどPick UPしていきます!

メールに【重要】とつけても
読まれない、なぜ!?

これやりがち・・・
皆さんはどうでしょうか?

私が担当しているサービス「Fantia」で
利用規約変更などの重要内容の際に
案内メールを作成することがあるのですが
見返したらメール件名に
【重要】
しっかりとすみカッコつきで書いとる・・・

なぜダメなのか
それは強烈なタイトル=タイトル詐欺
という印象が嫌悪感の対象と
なってしまっているが故のようです。

前述の利用規約変更などは確かに重要、
しかしタイトル詐欺が横行している現在では
【】での煽りそのものが受け取り側の信用を
損ねる可能性
があるという見解。

確かに私も【重要】という件名のメールは
正直以前まで全然開いていなかったかも。。

虎の穴ラボに入社してからは
サービスのメール作成をすることが多々あるので
他の企業メールはそれなりに
チェックするようになりましたが
それまではあまり気にも留めていなかった。。

ではどういったタイトルにすることで
受け取り側が読みたくなるのか、

①数字を入れる
例)「3語で伝わる!中学英語で話す

②マイナス要素を気づかせる
例)感情的リーダーが率いる組織の末路

③「なぜ」で始める問いかけ型
例)なぜ、あなたは悩むのか?

①②は「読者のベネフィットに訴え、
これは自分に必要な情報が書かれていそうだ

と思わせる手法。

③は「問いかけ型にすることで、
人は問いかけられるとつい答えたくなる

という心理を利用した手法。

言われてみれば書店で
こういったタイトルの書籍をよく目にしますよね。

原則を発見した哲学者もさることながら
プロの書き手や編集者の方は
ロジックを持って自然とできているのがすごい!

私もプロとして(サービスディレクターとして)
まずは真似て自分のものにしなくては!
と日々学ぶことが多いです。

「させていただく」に
実は敬意はない!?

文章を書くときに
極力使わないようにしているのですが
「させていただく」って便利なんですよね。

世間一般に浸透しているフレーズですが
なぜか違和感を覚えませんか?

必ずしも『敬意』が込められているわけではなく
聞き手への『配慮』の面が大きいとのこと。

直接的な『敬意』ではなく
自分の行為を丁寧に表現することによる
相手への間接的な『配慮』として
シン丁寧語と考えられているようです。

実は自分のことだけを丁寧に見せる敬語で
相手が誰でも通用するので
使いやすくついつい連発してしまうんですね。

「させていただく」を
使わないほうが良い3場面

①謙譲語が動詞の場合
例)行かせていただきます。→伺います。

②へりくだる必要のない場合
例)今日は天気が良いので洗濯と
  散歩をさせていただきました。
  →散歩をしました。

③なるべく繰り返し使用しない
例)今日は〇〇のため伺わせていただき
  手土産に△△をお持ちさせていただきました。
  →今日は〇〇のため伺い、
   手土産に△△をお持ちしました。
※これは例が悪かったです、、🙏

ただ個人的には「させていただく」は
使用せずに文章を構成したいと考えています。

とはいえ便利なので、、
つい無意識に使っていることも、、

同じメール文面内に2つ以上は使用しない、
これは勝手に決めた私のルールです。
(幸いですや存じますも1つまで!)

おわりに

2つピックアップしただけでも
冗長な文章になってしまい恐縮です。

「短くシンプルに!」
伝えたいことを伝えられるよう
精進させていただきます していきます!

比較的ライトな内容でしたので
細かな内容については
興味があれば購入してみてください。

では、今回はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました!

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