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不登校からの引きこもりの一例 私の過去について

語るつもりは無かったのですが自分の意思をはっきりしたいのでここに記し残していきます。

私は中学終わり頃に不登校になりました。

学校に行かない間はパソコンやスマホでゲームやアニメを見て過ごしていました。
ゲームの中知り合った人がいたのでその中でコミュニティを作っていき私の生活はネットの中での活動が主になっていきました。
毎日昼夜逆転した生活で寝て起きてはゲームの日々を過ごしていました。

流石に私の親も見兼ねたのか親と担任が数回私を学校に無理に連れて行こうとして何度か戻った事があったのですが周りからの奇異の目やよく休む事でズル休みしていたという様に言われ周りに異物に感じられてることに耐えられず完全に引きこもっていましました。
引きこもった事によって余計学校には行かなくなり完全にゲーム中心の生活になっていきました。


勿論そのまま卒業したので普通制の高校には進学できず通信制の高校に進学しました。
私のところの通信は単位制で毎日登校ではありませんでしたので気楽に行くことができそこで三年間を過ごしました。

勉強については一応家庭教師の先生が週に一回来ていたので最低の知識は得ていたつもりだったのですが大学受験となると話は別で当然自主勉強もほとんどせず受けたので不合格となりました。

問題はこの後です。私の生活は目標もやることもなく無気力だったのでまた中学生の頃と同じような生活に戻ってしまいました。
私の人生はここから壊れていきます。

高校卒業をしてから数ヶ月後,不安と無茶苦茶な生活習慣をしており精神的におかしくなってしまい過呼吸や鬱に近い感じになってしまった事によって外に行くのが怖くなってしまいました。

さらに引きこもりが加速し中学の頃よりもゲームをする時間や家にいる時間が長くなってしまいました。
しかも私がやっていたというゲームはFPSやサバイバルゲームなどで終わりのないような物をプレイしていたのでクリアなど区切りのいいところなどありませんでした。


これが数年ほど繰り返され親の心配も分かっており焦っていたのですが私は誰かに頼ったり自分の意見をするのが怖かったのでずっと現実逃避をしていました。

数年経ったある日ようやく変化が起きます。

勿論遅いというのは分かっています。
ですが分からなかったのです。多分親もどうすればいいのか分からなかったんだと思います。

きっかけは多分服に興味を持ち始めたことです。

ある日親の付き添いで他県のある服屋に行ったのですが昔ゲームのキャラに着用させていた服と似たコートを見つけたのです。
親には否定されたのですが自分はバイトをした事がなく持ち金がなかったので買う事ができませんでしたがどうしても憧れを捨てられなかったので親に懇願し買ってもらう事ができました。

私は憧れの服を着てお洒落の楽しさを知ってしまったのです。それからは家にある昔溜めていたお金で髪を染めたり新しい服で旅行をしていました。
外に出られるようになり楽しさを知ったのですが引きこもりと不安による鬱に近い感覚は変わらなかったので現実に向き合えませんでした。

一応私はこの時点でこのままではまずいと言うことに気づいていたのですが一向に改善しなかったのです。
なんでだろう…私は何が原因で…ここで疑問を持ちようやく気づいたのです。
ゲーム中毒のせいで生活が滅茶苦茶になっていると言う事に。
最初時間を制限しようとしたりしたのですが依存による力は強く,意志も弱い方なので誘惑に負けてしまい何度も辞めることができませんでした。
何度も辞めては戻って辞めては戻っての生活をしていました。

ここからが最近のことの話なのですが私は久しぶりに中学生の頃の夢を見ました。ふと起きた瞬間その頃のみんなはどうしてるんだろう思い始めました。皆んなは今頃…余りの絶望感と焦りによってやっと目を覚ましました。起きてはすぐパソコンやデバイスを目に付かない所に仕舞いました。
それからの日々はゲームと離れた生活をしていのですが全くゲームをやろうと言う気は起きませんでした。多分本当に現実逃避のためにやっていたゲームに依存してしまっていってしまってたんだと思います。

現実逃避先が無くなった途端,時が動き始めるように現実がいきなり私に牙を剥くように襲ってきました…いえ違いますね 今まで一緒にいた現実に気づいだけですね。
現実は当たり前の如く無慈悲にも過ぎた時間を気づかせてくれたのですが正直に言いますとほぼ毎日同じ様な変化のない日々を送っていたので未だに成長し歳ととった実感が感じられず浦島太郎の様な状態です。

この話の先はまだ未来の話なので決まっていませんが私はここまでの話とは違いちゃんと踏み締め現実と共に歩んでいく人生を送っていきたいと思っています。

親や周りに迷惑や心配をかけてしまい本当に申し訳なく辛くありますが頑張りたいです。

いつまでも時は待ってくれず絶えず進み続け歳を重ねていくので過去の後悔だけを振り返らず悔しさも反省も全ての乗せ前に進みます。

長く読みづらい文になってるかもしれませんが見てくださってる方が居たら幸いです。これは私の人生の一部ですのでもしこの話をみて共感や少しでもプラスにしていただけたら嬉しいです。
これからの先の話も書けるように今まで失ってきた物よりもこれから得られるものを自分の話として書けるようにしていきます!




ーーーーーーーーーー余談ーーーーーーーーーー

不登校だった経験から基づいて私からアドバイスがあるとしますと無理矢理に学校に行かせたり学校の友達に会わせたりすることは得策だとは思いません。

引きこもりの原因なってしまう一因だと思います。
本文には書きませんでしたが一度休んでる間部活の同級生数人が私の親と話し合った末一度自宅に来たことがあったのですが今でも思い出したくないくらいトラウマに近い感覚を植え付けられたと思います。
相手に非はなくとも自分を異物として見られる感覚がありとても恐怖を感じました。
性格によると思いますがちゃんと段階を踏むのを私は勧めます。一度刻んだ恐怖は必ずどこかで心に残ってしまいます。

私が思うに寄り添い方が重要で焦らず意思を尊重してあげるのも一つの手だと思います。
例えば学校へ行かず一緒に外に出ることや少したわいの無い雑談をするだけでも気が楽になると思うので一つ一つステップアップしていくのが良いと私は考えます。一個人としての意見ですのであくまで参考程度としてお考え下さい。

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