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進学校からドロップアウトするということ

長男、次男はそれぞれ、不登校になり、引きこもりにもなり
大変な思いをした。
まさに悪夢だった。

長男は中受から、かなりの難関校へ進学していた。
次男は公立受験で県内トップ高校へ余裕の進学・・・と思われていたが、
受験直前に二番手の高校への進学を決めた。
二人とも、そこから奈落の底へと落ちていった。

進学校へ通っていたような子が立ち直り、大学へ進学するのはとても
大変なことだ。
誰だって大変・・・。そんな声が聞こえてきそうだ。
そうだと思う。
みんな大変。

ただ、頭がいいという事はそれゆえの大変さもあるのだ。
もし、本当に立ち直れれば、社会復帰は比較的容易だ。
昔の友人が仕事に誘ってくれるなんてことも期待出来る。

しかし、立ち直ろうとしている時に、高い記憶力や集中力が辛い記憶に
想いを縛り付ける。
高度な文章力も足を引っ張る。
周囲が理解を示さずに余計な言葉を投げかけると、言葉の矛盾に気づき、
苦悩する。苦悩すればするほど、立ち直るのは遅くなる。

そうそう。なぜ、これを書こうと思ったか・・・。
少しでも、進学校からドロップアウトした子の親御さんの役に立つ部分が
あるかと思ったからだ。
私は息子達が大変だった時、立ち直らせる魔法があればと必死に探していた。毎日毎日必死に考え続けた。
そんな親御さんの力に少しでもなれればと思う。
そんなもの探していない。進学校じゃないし不愉快だと思う方がいたら、どうぞ他のブログへ行って。

書けないこともいっぱいある。具体的で重すぎるエピソードは書けないかもしれない。息子が読んだら傷つく。
私も傷つきたくない。

なるべく沢山の子が立ち直り、社会復帰出来ますように。。

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