トッポジージョ

息子二人の母。長男は超進学校から不登校気味。受験鬱を経験して不本意な地方国立大学へ進学…

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息子二人の母。長男は超進学校から不登校気味。受験鬱を経験して不本意な地方国立大学へ進学からの鬱。次男は中学でのいじめが時限爆弾となり地方進学校から不登校→引きこもり→通信制高校への転校からの地方国立大学。二人とも一人暮らしで卒業目指しています。母も夢を追って頑張る日々です。

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不登校もひきこもりも終わりではない

息子二人が不登校になったとき、酷い絶望を感じた。 引きこもりになった時は、勿論もっとしんどかった。。 「ここが地獄の風景なのか。」と思ったものだ。自分の吐く息が黒いように 感じられ、心も体も鉛のように重く、目を閉じると青白く脱力した息子が湖の底に真っすぐ沈んでいきそうになっている。 私は水面から必死に息子の手を放すまいと力をこめて握っている。 なんとかイメージの中だけでも息子を引き揚げようと必死で引っ張るのだが、全く上がらない。 僅かに体が持ち上がっても、高校生の息子の身体を

    • 心理学なんていらない(不登校・ひきこもり)

      「発達障害」という言葉も、「hsp」とかいう言葉も嫌いだ。 無意味だとすら感じている。勿論、医療が必要なゾーンはあると思っている。我が子も検査でバッチリひっかかってるし、そんな言葉が一般的でない頃に気づいて何十冊も本を読み漁った時期がある。 その上で、進学校に行ったり、普通程度の高校へ進学する能力のあるお子さんなら、一旦脇に置いてみてはどうかと思う。 「発達障害」は禁断の言葉。パンドラの箱。 その一言で親の罪が許される気になる。支援も受けられるかもしれない。しかし、子供の素

      • 不登校児と向き合う

        このブログは進学校から不登校、引きこもりになった二人の息子の経験を下に書いている。 全く境遇が違うし、お子さんの特質も違うという方もいるかもしれない。ご容赦下さい。 子供が不登校になったら、急いだほうがいいと最初に書いた。 急いで理解し、覚悟を決めるということだ。一分でも一秒でも早い方がいい。 もしそれが出来ずに一度対応を間違えれば、その一言がひと月回復を遅らせる。かどうかは知らないけれど、私自身はそう考えて過ごした。多分間違えていないと思う。 うちほど酷くならない家庭も

        • 不登校からの引きこもり

          不登校から引きこもりになる人がとても多いんだと思う。 私の周囲ではお子さんが不登校になった場合、そのまま引きこもりも経験するご家庭が殆どだった。 不登校は本当に無駄な時間ではないと思う。ネット記事によると、某有名youtuberの少年が、現在は勉強、遊び、ボクシングと素晴らしく充実した時間を過ごしているらしい。。 きっと本当に間違いも含めて無駄ではなかったのだろう。。 私の通う美容院の美容師さんも、小・中・高と学校には殆ど行かなかったというが、今は売れっ子美容師としてバリバリ

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        不登校もひきこもりも終わりではない

          怖いのは発達障害よりもKY②

          もうこれはKYどころではないのだろうけど、私が見聞き、体験したKYの 恐ろしく極端な例を紹介したい。 もう20は過ぎているかんじの青白くガリガリに痩せた 青年がある日の夜中、無言で涙を流しながら家の玄関で血だらけで割れたガラスの破片を握りしめて立ち尽くしていた。離れて見ても彼が震えているのが分かる。 遠くからパトカーの駆けつける音がする。 我が家が平和だった頃、夜中に犬の散歩中に見かけた光景だ。。 後から近所の友人に聞いたのだが、もう長い間引きこもっている子で、父親が怒っ

          怖いのは発達障害よりもKY②

          怖いのは発達障害よりもKY

          子供のひきこもりが始まると、親は「うちの子、発達障害・・・」と言う人が多い。確かにそれはそうかもしれないんだけど、発達障害=不登校・ひきこもりではない。 不登校・ひきこもりになると明らかに子供の様子がおかしくなる。感覚的なところも尋常では無くなってくるし、任せたいと思っても、本人の下す判断が悉くおかしい。 「発達障害が原因だ!」とも言いたくなる しかし、心療内科やカウンセリングにつれて行って、発達障害の方からアプローチして・・・という提案を受けてるだろうか。 そうじゃないなら

          怖いのは発達障害よりもKY

          進学校からドロップアウトするということ

          長男、次男はそれぞれ、不登校になり、引きこもりにもなり 大変な思いをした。 まさに悪夢だった。 長男は中受から、かなりの難関校へ進学していた。 次男は公立受験で県内トップ高校へ余裕の進学・・・と思われていたが、 受験直前に二番手の高校への進学を決めた。 二人とも、そこから奈落の底へと落ちていった。 進学校へ通っていたような子が立ち直り、大学へ進学するのはとても 大変なことだ。 誰だって大変・・・。そんな声が聞こえてきそうだ。 そうだと思う。 みんな大変。 ただ、頭がいい

          進学校からドロップアウトするということ

          母との確執

          またやってしまった。 母と険悪になってしまった。もう80歳。伴侶を亡くしたばかりの母と 出来れば仲良くしたい。でも、私と母はどうしたって上手くいかない。 あと数年したら流石に母だって元気ではないだろう。 今だって元気というわけではない。 何を言われても、ハハハ・・・と受け流せばいいのだ。 他の兄弟はそうしてる。 なぜ私だけ出来ないのだろうか。一見物腰が柔らかい母だけど、何をいっても文句が返ってくる。 大した内容ではない。ここ数年は病気と歳のせいで可愛いものになっている。それで