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この能力だけ体得すれば良い。

体得しておきたい技術の「最小限」を考える

あれも欲しい、
これも欲しいと
追加思考で考えがちの人もいれば

より少なく、しかし
よりよくを実践する
ミニマリストという人もいます。

情報過多になっているため
あれも、これも、と考えると
パンクしそうですね。

したがって、今回は
これだけは体得しておきたいという技術を
最小限に絞って整理します。

ワクワク本質思考
そもそものベースにも
「最小限」という思想があります。

さて、考えましょう。

まずはなんと言っても「行動力」
行動しないことには始まりません。

つぎ。
行動すると、失敗したり
怒られたりします。
喜ばれたりもしますが。
欲や将来のことを考えると
他者をワクワクさせているか、
自分もワクワクしているか、
が重要そうです。
であれば、
「振返り力」「改善力」「思考力」「相談力」。
ちょっと多いですね。1つにまとめましょう。
より少なく、しかしよりよくということで
「改善力」としましょう。

行動して
改善して
つぎは・・・
「決断力」
始まりと終わり。
生と死。
あらゆる物事は
継続と中止の二択だと
思っています。
継続か、中止か…
よく考えて決断したいところです。
上手くいっているというのは思い込みで
いずれ上手くいかなくなることもありますね。

上手くいっている時ほど気をつけた方がいい。
上手くいっている時に勝負をかけた方がいい。
そのような言葉を言い放つ経営者の方がいました。

決断が「中止」なのであれば
そこから先は締め作業ですね。

ポイントは「継続」を選択した場合ですよね。
継続しなければいけないので
「行動力」に入りそうな気もしますが
身につけたい最小限の力として
「継続力」もカウントしておきましょう。

最初に挙げるべきでしたが
別格の技術として
「自己分析力」がありました。
自己分析を適切に行い、
適する土俵で行動を継続して欲しいです。
この自己分析力については
結構、奥が深いため
今回は割愛します。
次回以降、書いていきます。

(⓪自己分析力)
❶行動力
❷改善力
❸決断力
❹継続力

一旦、このあたりでしょうか。
これらをベースとして
それぞれの能力を細分化してみましょう。

❶行動力
「準備力(目的と手順)」
「実行力(とにかくやる)」
「回復力(上手く休む)」

でしょう。

「準備力」
準備が8〜9割と言われます。
目的と手順(必要なものを含む)を
時間を掛けずに決めたいところです。
準備に時間を掛けてしまう人もいますが、
準備はスピーディーに。ただし、
あとで「これがなかった!」はやめましょう。
手戻りは最大の悪です。笑
スピーディーに、適切な準備を
心がけたいところです。

「実行力」
とにかくやりましょう。
準備の段階でリスク検討や
手順の精査も終えているため
「とにかくやる!」
これに尽きます!

「回復力」
エネルギー不足に注意です。
良い準備、良い実行には
充分なエネルギーが必要です。

注意点としては
疲れる前に休むこと、と
適切なもので疲れることです。

疲れてから休むより
疲れる前に休むことが
適切なパフォーマンスを
維持できます。
また、
疲れるべきではない出来事で
疲れてしまい、
本来の目的が達成できないというのは
悲しいです。
また、有意義でない疲れは
有意義な疲れより、疲れます。笑
「この疲れは適切な疲れか?」と
自問自答する習慣は持ちたいものです。

❷改善力
よりよくするということなので
良し悪しを整理できないといけません。
「多角的視点拡張力(情報収集で観点拡張)」
「批判的思考(バイアスに気づく)」

に分けられるでしょう。

「多角的視点拡張力」
多角的な視点をもつと
モレなく検討ができます。
全観点というのは難しいですが
全観点を埋めようとする気持ちは
持ちたいところです。
自分で持たなくても
仲間と多数の観点を
共有するのが現実的でしょうね。

「批判的思考」
思いのほか思考に歪みが
発生します。
気をつけていても
発生します。
できることは
バイアスが掛かりにくく
することくらいです。
本当にそうなのか?と
冷静に分析する習慣を
持ちたいところです。

また、ここが重要ですが
自分だけでなく
他者のバイアスの影響も
発生します。
他者の悪癖に引っ張られないように
たとえば、ハロー効果や
バンドワゴン効果にも
気をつけましょう。
もちろん、確証バイアスや
ダニング=クルーガー効果にも
気をつけたいところですが。

とにかく、健康 時間 能力を
奪う外部要因を削ぎ落としましょう。

❸決断力
「洞察力(本質を見抜く)」
「想像力(予期する)」
「精神力(覚悟)」

でしょう。

「洞察力」
観察を超えて推察する。
その先で、本質を見抜く。
とにかく集中する。
見えていないものが
浮かび上がってきます。
さらに見る、という意識は
忘れずに持ちたいですね。

「想像力」
まだ起きていないから
考えないというのはリスクです。
ある人は「これはリスクだ」と
思えていないことが「真のリスク」だと
言ったそうですね。
いずれ起きることは
先回りして未然に防ぎたいところです。
発生してからの対応では
いけないこと結構ありますからね。

「精神力(覚悟)」
失敗か、成功か。
やってみないと分からないことが
多数あります。
ゆえに、やるしかないですが
臆してしまう人も多いですよね。
それが普通です。
やった後悔よりも
やらなかった後悔と言いますし
ある程度、精査したのならば
あとは思い切って覚悟を
決めましょう。

❹継続力
「忍耐力(清濁併せ呑む器の大きさ)」
「管理調整力(よりよく保つ)」

でしょう。

「忍耐力」
この世には
善も悪も存在します。
関わる人が増えれば増えるほど
善悪も増えますし、
関わる人が少なくても
関われば関わるほど
善悪が増えます。
そこで必ず器の大きさが
必要になるでしょう。
様々な価値観が存在します。
自分が知る世界なんて
思いのほか狭いんですよね。
まずはフラットに
自分以外の価値観に
敬意を払いましょう。

「管理調整力」
多種多様な価値観が
存在するわけなので
管理や調整は必ず必要になります。
WinWinとなるような
管理調整を実現して
永続性を保ちたいですね。

まとめ

最後に
列挙した能力が自然と
身につくような
具体的なアクションを
考えて終わります。

❶行動力

・準備力
目的と手順を明確に残す。
次に誰か(もしくは未来の自分)が
やるときの助けになりますね。

・実行力
1回でも1秒でも良いので
小さくても始めましょう。

動き始めが最も腰が重いので
初速が上がれば
実行力は膨れ上がると思います。

・回復力
タスクとタスクの合間などで
体操、柔軟、筋トレ、瞑想を行い、
こまめに回復しましょう。
睡眠も毎日最優先で確保
したいですね。


❷改善力

・多角的視点拡張力
視点としては
役職、役割、年齢、状態、状況
などがあるため
1日1つ以上、自分以外の視点を
増やすように情報収集
しましょう。

・批判的思考
バイアスに歪められます。
たとえば、
確証バイアス、正常性バイアス、ハロー効果、
バンドワゴン効果、内集団バイアス、
などが有名です。
バイアスについての知識を増やしつつ
前提、根拠、目的、自分の考えは正確なのか
冷静に見定めましょう。
思いのほか、周囲からの意見にも
影響されるため
自分の人生は自分で責任を取るとし、
他者の思想は、ほどよい距離感で
冷静に見定めましょう。



❸決断力

・洞察力
観察を超える観察で
観ている物事をさらに見ようとしましょう。

見えないものを見える化するイメージです。
花なら、全体像だけでなく
花びら1枚1枚、葉脈や茎の質感も
観るイメージです。
人なら言動の向こう側、
本なら文脈や著者の本音など
本質を見抜くイメージですね。


・想像力
こうなっていくよなあ…と
予期しましょう。
まだ起きていないことでも
参考情報や歴史を活用して
正確に推察しましょう。



・精神力
臆病に打ち勝つことも必要ですし、
周囲からの多数の反対や誘惑に
打ち勝つ必要も出てきます。
結果が全く予期できないことも発生します。
それでも、決断しなければなりません。
どんな状況でも覚悟を持って決断しましょう。
場数を踏むことも大事です。

❹継続力

・忍耐力
必ずと言っていいほど
人の汚いところに触れる機会が増えます。
この原因は
立場の違いが存在するからでしょう。
多種多様な価値観や立場、役割があるため
それぞれにとって善悪が存在するのでしょう。
清濁併せ呑む器の大きさを保ち、
価値観に配慮して対応しましょう。
そのためにも忍耐力は欠かせません。
筋トレなどの運動でも鍛えられそうです。


・管理調整力
正常とされる状態を把握した上で
それから逸れないように
調整、管理しましょう。
正常の状態というものの理解をすることと、
どう管理、どう調整するかは
物事によって異なるので
逐一、勉強も必要になると思います。

長くなってしまいました。
やはり、最小限と言えど
多くなってしまいますね。

コミュニケーション能力や
人柄については触れていませんが
これらは「管理調整力」に
入りそうですね。

絞ることは難しいですが
これからも削ぎ落として
ワクワク本質思考として
発信していけたらと思います。

最後に
最小限の体得したい能力を
並べておきます。

(⓪自己分析力)
❶行動力
 ・準備力
 ・実行力
 ・回復力
❷改善力
 ・多角的視点拡張力
 ・批判的思考
❸決断力
 ・洞察力
 ・想像力
 ・精神力
❹継続力
 ・忍耐力
 ・管理調整力

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