見出し画像

【読書感想】もう別れてもいいですか

【あらすじ】

58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は人生を取り戻せるのか?平凡な主婦による不屈の離婚達成物語

Amazonより

【感想】


また、柿谷さんの本シリーズです♡笑
もう大好きなので、全部読みたい!!

今回は、モラハラ旦那についてですね。
若干うちの母を見てるような気分になりました。。
うちの父は、すごくモラハラではないと思うんですけど、本人悪気なく、母を傷つけてる気がする😭😭

主人公は、旦那のご機嫌をとったり、いつも気を遣ってるんです。

主人公は、「養ってもらってる」という代償の「子育て」をしてきて、色々我慢してきたんです。
辛いなあ。。子育ても、とても大変な仕事なのに、旦那に全く評価されない毎日を送っているんですよ。
やっぱり、当時の女性は「家事と育児に専念する」っていう考えが圧倒的に多かったんですね。

歳を重ねてから、「養ってもらってる」という背徳感みたいなのを感じそうだなー。

今の50代、60代の女性達が、旦那さんに感じてるであろう思いが描かれていて、とてもリアルでした。


【心に残った3選】

うけるw
でも、こう思ってる人たくさんいそう←
太ったオジサンの世話するのも大変ですよ。。
私も、旦那に対して、いつかこう思うのかなあ🤔なんて思いましたw


画像4

あー、この状況辛いなあ。
自分の居場所がないってことですよね。
実の両親が、味方してくれなかったら、誰が味方してくれるんだろう。。
自分の子供が、困ったときは手を差し伸べてあげる親でありたいな。


画像5

パートだろうが何だろうが、仕事は大変なんですよ。自分の稼ぎがあってこその、パート仕事なんかじゃない。
それぞれの仕事には、大変さがある。一見、楽そうな仕事でも本人は大変だって思ってることがあるんです。


【終わりに】

もし、当時の女性が、出産後も正社員を辞めないで生活していたら、どうなっていたんだろう。。今は、育休があって、子育てに2年くらい専念できる制度があるけど、当時はないから

今は、今で大変なことがある。
でも、昔は昔で、子育てを手伝ってくれるツール(アプリとか、子育てグッズ)が少ないってゆう大変なことがあるんですよね。

時代は日々進化して、便利になっているけど、失うものも多い。
永遠に続くものなんて、ないんですよね。

でも、今回こちらの本を読んで、いつ何があるか分からないからこそ、どんな雇用形態でも「仕事」ら持っていたいな。

特に、女性は、妊娠出産で、ライフスタイルが大きく変わるから、どんな状況でも働けて、旦那をギャフンと言わせる(死語w)くらい自分の存在をアピールした方がいいと思いました。

改めて、自分軸をしっかり持とうと、思った一冊でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?