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ドキュメンタリー映画『香川1区』

今日はヒューマントラストシネマ有楽町でドキュメンタリー映画「香川1区」を観ました。

「なぜ君は総理大臣になれないのか」の続編で、テーマは昨年の衆議院選挙。

地方の政治のリアル。

自民党候補で世襲三世、地元の西日本放送と四国新聞の創業者一族でもある元デジタル庁大臣平井卓也さんと、野党の小川淳也さんの選挙を通して、小川淳也さんが闘っているものの巨大さを知って、本当に恐ろしかった。

自民党って、ほんと怖いよ。

エクストリーム自殺とかもあるし。

自民党候補の地盤、看板に対抗するのは、小川淳也さんの志し、誠実さ、正直さ…。

徒手空拳って、こういうことなんだな…と思う。

好き好んで権力に対抗したい、という人は少ない。

それでも、日本の未来のために、と奮闘する小川淳也さんを尊敬するし、家族一丸で応援しているのが、本当に凄いと思う。

小川淳也さんの言動が炎上してお母さんが不眠になってたり、娘さんたちの気苦労もあるだろうけど、特に長女のお父さんへの尊敬、信頼の厚さに感動した。

「真っ当に生きる」「正直に生きる」って、大変だけど、諦めちゃいけないんだね。

気づいたら泣いてた。

平井卓也さんが、手塚治虫が描く悪徳政治家そのものなんですよね…。

パーティー券の収支報告書についての疑義や、投票所隣のビルでの怪しい調査など、気になりました。

演説シーンでは、笑わせてもらいました。

選挙戦で分が悪くなるにつれて「香川1区」の撮影隊を敵視し始めるのですが、「撮影隊の向こうには有権者がいる」と考える余裕がなかった様子。

安倍元総理の「こんな人たち」にも通じるけど、野党支持者も「敵」ではなく「国民」ですよね。

しかし、平井卓也さんにも、彼なりの正義がある。

選ぶのは、「有権者」なんですよね。

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朝の回鑑賞特典で、コーヒー半額!

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