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きらきら、ワクワクの門出を、応援したい!




私個人の考えもちょこちょこでてきます。
ご自身やご家族のお身体の具合や状況によっては
色々思われることもあるかもしれません。
その点、ご了承のうえもし良ければ見ていってください。

※投稿後何か違うなーと思ったのでタイトル変えました!



岡山県総社市にこの8月にオープンされる、デイサービスSodaさん。
「介護が必要になってもやりたいことに挑戦できるデイサービス」。

その立ち上げに奮闘されている方に、偶然noteで出会った。



私はnoteなどのSNSでもなんでも、お近づきになるのに時間がかかる方なんだけど、
この方々は「うわぁ、すてき!」と思ってからそれほど経たずにフォローさせてもらっていた。

そして、
OPENまでの改修費用などのために挑戦されているクラウドファンディングが、6/28まで。
あと、7日です!
(※下記のURLは私がアクセスした時点での情報がでています。)

#Soda #デイサービス #READYFOR #クラウドファンディング


今の仕事の根幹となる社会福祉を学んだ大学で、
何事もまずは「信頼関係から」「相手を知ることから」ということを、懇々と教わった。

その教えが時に悪い意味で私を縛り、
こうやって何か発信するときにも「あまり相手のことを知らないのに、こんな私が発信していいんだろうか」と躊躇し踏み出せないことばかり。

例によってデイサービスSodaさんについても、
応援記事を書きたいと思いつつ中々書けないでいた。



でも、応援したい。
クラウドファンディングの期間が終わったら、
私、この記事を書かなかったことを後悔すると思う。(と、言いつつもうあと一週間になっちゃった、ひぇー!)



立ち上げに携わる三人の方の思いや、デイサービスSodaさんそのものについて色んな方に知ってもらうことで、
私みたいな応援団が増えたらとっても嬉しいな。


ということで、
三人にはお会いしたこともない、noteやInstagramで思いを読んで勝手に共感しているという立ち位置の私ですが、
デイサービスSodaさんのことをすこしだけご紹介したいと思います。




デイサービスSodaさんは、
大学時代の同級生3名が協力し立ち上げされた会社が運営されるとのこと。

それぞれ理学療法士などリハビリの専門職としての知識や実践経験を積まれていて、
その中で直面した
「(転倒など)危ないから」「もう歳だから」という理由で諦めざるを得ない現状、
それに対して「何かできないか」という思い
が、
デイサービス立ち上げのきっかけとなったそう。

そのため、デイサービスSodaさんは
「介護が必要になっても、趣味ややりたいことへの挑戦を続けながら、
ずっと元気でいられるような場」を目指されている。


もう、この時点で大共感だった。
私も、たった2年ほどだけどデイサービスの生活相談員として働いて、
そして今もご高齢の方の相談機関に勤める中で、
怪我や病気などの個人的な要因、家族関係や住環境などの環境的な要因、そのどちらにしたとしても
「できること」よりも、「できないこと」へフォーカスする時間が圧倒的に多いのです。


もちろん、一緒に働くひとのほとんどは
「できること」をご本人と一緒に喜びそれがもっとできるようにとか、
ご本人の様々な生活歴のお話のなかから「やりたいこと」の糸口を探して、それに向かって頑張るとか、
そういう気持ちは常に持っているのです。


だけどやっぱり、
まずは安心安全に生活できないことにはどうにもならないので、
「できないこと」への対応が最優先となって
「できること」を伸ばすとか「やりたいこと」を叶えるということまで
追いついていかないのが現状、だと私は思います。

今日も今日とて、
「困っていることはありませんか?」
「お身体の具合はいかがですか?」と聞く日々。
私がこういう聞き方をするものだから
相手の方も、「年をとったらね…」と様々な "できなくなったこと" を教えてくれる。

あぁ、また私悪いとこばっか聞いてるなぁと思いつつ、
心のどこかで「そういうもん」だと折り合いをつけて、
行動を起こしていなかった私。


けれど、
きらきらと希望に満ちたこの三人の方は、
様々な(私の知り得ない)リスクにも立ち向かい、
これから出会うたくさんのご高齢の方の笑顔のため、
行動している。




クラウドファンディングの記事には、
代表の土井さんが
デイサービス立ち上げに向けて実践を積むため
全国でも数少ない要介護者の旅行支援などを行うP-BEANSという会社で働かれていた時の写真が掲載されています。

利用者の方の趣味や挑戦したいことを起点に日々の活動を組み立てることで、これまで元気がなかった人でも潜在能力が発揮されてどんどん元気になっていく姿を見てきました。

デイサービスSoda クラウドファンディングの記事より


旅行先で笑う、車椅子に乗った女性の写真を見て、
なんだか久しぶりに心が震えました。


それは、
私が知っている、施設の行事に参加するご高齢の方の、場合によっては無理矢理にピースをさせられているような写真とは違いました。

言い方が極端ですみません。
もちろん、日々穏やかに過ごしたい方もたくさんおられるし、
内容に関わらずデイサービスは、必要としている利用者さんやご家族にとって、なくてはならないものだと思います。

ただ、本人に "夢" や "やりたいこと" があり、
それが叶った時、人はこんなにも素敵に笑うんだと単純に驚き、感動したのです。

そしておこがましいながら、そのお手伝いができたら、どんなに嬉しいか。

私が今まで何度も思っては空に放った「こうだったらなぁ」を、
実現しようと、奮闘される方々がいたのです。



デイサービスSodaさんは、
デイサービスに馴染みにくい方でも、「ここなら行きたい」と思えるような工夫をたくさん取り入れられるとのこと。


そのひとつが、
利用シーンによって滞在空間を分けること。

創作や体操、レクなど、
決まったメニューの「やらされてる感」がないように、の工夫だと思います。

たとえば、

  • だれでも立ち寄ることができる縁側

  • ものづくりに没頭できる隠れ家的なアトリエ

  • 自分のペースでゆっくり過ごせるラウンジ

など。
(詳細は、ぜひリンクより紹介ページをご覧ください!)


縁側は
小さな本屋さんと駄菓子屋さんなどのスペースとして、利用者さん以外も遊びに来れる、地域に開けた場所にされるそう。

この発想もすてき。
高齢者とか、介護現場について「知らない」ことが「無関心」とか「どう接したらいいかわからない」とかに繋がると思うから。


デイサービスSodaさんのロゴも、
介護業界の「大変そう」「閉鎖的な感じがする」といったネガティブなイメージを変えるような、開放的ではじけるような雰囲気をモチーフにした
とありましたが

閉鎖的な雰囲気ってもちろん利用者さんにもばんばん伝わっていて、
それが「行きたくない」とか、はなから「私が行く場所じゃない」という気持ちに繋がっちゃうんですよね。
本当にデイが必要な人なら、場所や雰囲気を見てご本人のイメージが変わり利用に繋がることで、その人の暮らしが変わるかもしれない。


地域の商店みたいな立ち位置で、
若い人にも今のうちから「私もココを利用したいな」とか思ってもらえたら、
とってもいいと思う。
これはそんなに単純な話じゃないかもしれないけど、年をとること自体のイメージも、変わればいいな。
周りが過度に心配し過ぎたり抑制したりしないことで、ご本人の行動範囲も可能性も広がる。


デイサービスSodaさんの場所も
昔からある商店街の元店舗をリノベーションしている(そしてそれに費用が必要!)とのことだったり、
イメージ図自体もほんわか癒されるタッチだったりするのですが、
本当に福祉業界においてデザインを用いることって、イメージを変える効果的な方法のひとつだと思う。
デザインは人の心を掴むから。(と、私は思っている)表現できる人ってすごい。
これが福祉と掛け合わさることで、色んな可能性があると思う。

すみません話が逸れたかも。

とにかく、
今の会社の入社試験の「これからの介護業界に必要なことは?」というテーマの作文で、
「イメージを変えることです」という文章を書いた私にとって、
デイサービスSodaさんの挑戦はまるっと共感できて、とっても応援したくなるものでした。





以上、
私の思いもいっぱい入っちゃった
暑苦しいお節介なご紹介でした。(しかも勝手に)

あぁー、読み返せば返すほど
私が自分の都合よく解釈している部分も多いのじゃないかと不安になってきた。
でも消すのも違う気がするので、
投稿してみます!




デイサービスSodaさんの、希望いっぱいの門出を願っています。

暑い、湿気、なので
どなたもご自愛ください。


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