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仲間が欲しい?統合失調症と軽度発達障害を抱える私が学んだ、心地よい人間関係のつくり方

先日、精神科医の樺沢紫苑先生の動画、『人間関係がうまくいくエネルギー配分のコツ』を見て共感したことが多かったため、感想を書いていこうと思う。

私は独り者であり、親や兄弟とは疎遠になっているため、一人の時間が長く、今は、就労継続支援B型事業所での人間関係が主になっている。

特に共感したポイントを8個挙げて、それぞれの共感した理由を書いていこうと思う。


【ポイント1】

安定した人間関係は幸せ。不安定な人間関係(いがみ合い、憎しみ、苦しみ、悪口、足の引っ張り合い)は不幸になる。

【共感した理由】
人は、人間関係により、幸せにも不幸にもなるものだと思った。私の人間関係は不安定であり、幸せそうな人を見ると、人間関係に恵まれていそうな人が多い。
私があまり幸せを感じられないのは、豊かな人間関係を築けずにいることと、感謝の気持ちが足りないからであるように感じた。
樺沢先生は、愛情や友情のある人間関係があれば、オキシトシンがたくさん出ると言っているが、私も、幸せを感じられる人間関係を作って行けるようになりたいと思う。

【ポイント2】

豊かな人間関係、信頼できる人間関係はたくさんは必要ないが、ゼロだときつい。

【共感した理由】
今の私にとって信頼できる関係は、ゼロに等しい。その原因として挙げられるのは、深く付き合える人を求めていて、少しでも嫌なところがあると離れてしまうからではないかと感じている。
また、人に気を使うことが苦手なため、孤独になりやすい事が考えられると思う。

【ポイント3】

最も重要なのは、家族や身近な人との信頼関係。次に大切なのは友人。最も外側にあるのが、職場の人間関係。職場の人間関係は、辞めたら会うことがなくなるため、あまり重要ではない。

【共感した理由】
樺沢先生は、職場の人間関係は一時的なものであり、そこでの関係性が悪いからと言って落ち込むのは時間のムダだと言っている。
それよりも、5年、10年と長く付き合うような人達に、エネルギーと時間を使おうと話している。
今のところ、長く付き合いそうな人はいないため、そういう人をどうやって作っていくかということを考えていきたいと思う。

【ポイント4.】

人間関係とは「関係」なので、「相互的」なもの。自分が一言も発しなければ帰ってこない。人間関係を深めるためには、会話が必要。

【共感した理由】
私は、大勢の場と騒がしい場所が苦手で、今通っているB型事業所でも黙っていることが多い。
この人と仲良くなりたいと思う人が2人くらいいるが、明るく挨拶をしていたり、私よりも1年以上後に入ったにも関わらず、私よりも事業所に溶け込んでいる。
その姿勢を見習って、私も自らコミュニケートできるようになりたいと思う。

【ポイント5】

コミュニケーションのボールを投げて、それが返ってきて受け止める。交互に繰り返すことで、人間関係は深まる。

【共感した理由】
何もしなければ、信頼してくれる人は現れないということを教わった。
自分からボールを投げて嫌な思いをした経験があるため、それがトラウマになっている。
そういう人には2度と話しかけないようにして、そういう人ばかりではないということを知っていきたいと思う。

【ポイント6】

「ギブ」が大切。何かを与えることができると信頼される。

【共感した理由】
今までの私は、与えるということを、あまりして来なかったように思う。
例えば、今の事業所で困っている人がいたら声をかけるなど、周りに気を使えるようになりたいと思う。

【ポイント7】

コミュニケーションが下手=言い訳

【共感した理由】
世の中の80%以上は、コミュニケーションが苦手だと言う。
友だちがいないのは、相手へのギブが足りない。人間関係を深めたり、友だちを作ろうとしないという怠慢だと言っているが、孤立することのないようにしていきたいと思う。

【ポイント8】

黙っていると何も返ってこない。他人に関心を示さないと、相手も関心を示してくれない

【共感した理由】
私は黙っていることが多く、騒がしい環境が苦手である。
しかし、一人でいることが寂しいと感じることが多く、矛盾している。
これまでの福祉施設で、人に興味を持つように言われたことが何度かあるが、どうしても話しかけられるのを待ってしまっていた。
何を話したらいいのか分からない時もあるが、人に関心を持てば、質問も生まれて来そうである。

まとめ

今の私にとって、愛や繋がりを感じる関係はゼロである。B型での人間関係が中心になっているため、そこでの関係を深めようかとも思っていたが、興味があることが違ったっていたり、考え方が違うため、難しい事に気がついた。
趣味の集まりなら、共通の話題が生まれやすいと感じているが、私が最も興味を抱く釣りは、交通の便が悪い釣り場に集まることが多いため、車がないと難しい。
また、コミュニケーションが苦手なため、今通っている事業所も全部在宅にしようと考えたこともあるが、一人でやることを寂しいと感じるといった、非常に悩ましい特徴を持っている。
今後、B型での雑談会や読書を通してコミュニケーション能力を鍛え、プライベートの時間を充実させていくことを考えていきたいと思う。


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