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私たちが抱く"不安・恐れ"の正体ってなんだろう?

漠然とした不安と恐れを抱きながら生きている。それは私だけでなく、きっと大勢いることだろう。今夜はこれをテーマに書いてみます。

なぜこのテーマなのか?

・理由1
 私自身が不安と恐れの正体を突き止めたいから。

・理由2
 私以外で不安や恐れを抱いている方が、なぜそう感じるのかを知りたいから。

 2つ目はきっと難しいでしょうけどね

私は、不安や恐れは「己自身の中にだけあるもの」だと思っていて、その根本的な原因は「将来不安」。これに尽きるのではないかと。つまり「将来が不安だから今が不安」になるのです。

安心の老後はすでに過去の話。突然、人生100年時代と言われ、60歳を超えても働き続けなければ生活が厳しくなるとの予測。そうすると、今の仕事を失うことに恐れを抱き、自身の想いとはかけ離れた仕事をやらざるを得ない。

頑張っていても、さらに頑張ることを強要される環境で、神経をすり減らしながら頑張る。そしてまた、「こんな人生で本当に良いのだろうか?」と自分に問いかける。「なぜこんな人生になってしまったのか?」と誰にも向けられない怒りの感情が湧き出てくる。

心に巣食う魔物

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自分で自分を押し潰してしまいそうな不安と恐れ。自分の心の中には魔物が巣食っているんだと勝手に考えています。皆さんの心には魔物は住んでいませんか?今は住んでいなくても、ふとした瞬間に突如として姿を表すのが魔物。

そんな魔物から生み出されるこれらの負の感情。我ながら俗物的な不安ばかりで恥ずかしくなります。

老後への不安
仕事への不安
金銭面での不安
人間関係での不安
健康への不安

これを見て、本当に不安になる必要があるのかを考えてみると、意外とそうでもないから不思議なのですよね。

そもそも「老後への不安」とは、私にとっては20年後の話。不安なら今のうちに備えて置けるはず。

「仕事への不安」。これは非常に大きなもので、私はあまり仕事ができる方ではないので、転職や再就職が難しいと感じています。今は必死に勉強中です。

「金銭面での不安」。不安なら節約と運用で貯めていけばいいだけなのですよね。これは、不要な出費を見直すことで解消できそうです。

「人間関係での不安」は、個人の努力ではどうにもならないことです。どうしても合わない方っていますよね?それが職場であった場合はお手上げです。正直、これは諦めて我慢するか、環境を変えるくらいしかできません。

「健康への不安」は、歳を重ねると急に不安になるのですよ。以前は好きなものを好きな時に食べていました。毎日飲み歩いたり、睡眠時間もかなり少なかったり。それが後になって様々な形で体に影響を及ぼします。過去の不摂生を悔やみつつ、今後の健康に常に不安を持ちながら生活していくことになります。

あなたの不安と恐れはなんですか?

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自分の心の中にある漠然とした不安と恐れの正体。それはなんでしょうか?本当に恐れる必要があるものはなんですか?その恐れを解消するために必要なことは?

漠然としたものを感じているなら是非深掘りして見てください。深いところまで探っていくことで心が軽くなることもありますよ。

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