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僕はいろいろと忘れてしまうほうだ。

僕はいろいろと忘れてしまうほうだ。
どんなことなら比較的覚えているとか、よくわからないけど、妙に克明に覚えていることもあるんだけど、総じて覚えていない。もの忘れも多い。
それと、事柄よりもその時の感情のほうを覚えている。

たとえば、少年時代の僕が親に対してとっただろう酷い態度とかは、たぶんまだ本人に確かめることができるかもしれないけど、現実もうそんな風な会話をする時間をとることは難しい。

たとえば、古い友人と再会し「おまえはあの時こう言ったんだぞ」っていう風に、僕が昔話したことに影響を受けたなどと聞かされたことがこれまで複数あった。それは相手にとって良いことだったとは限らないわけで、できれば、親しかった別の友人にも僕は当時どんな言葉をはいたりしたかを聞いてみたい。だけどもう叶わない。

この忘れっぽい性分にずっと悩んできたのかというと、そうでもないし、忘れることができるから前に進めるんだなどとうそぶいてきた。だけど、しばらく前から何かと「今を記憶に留めておきたい」という気持ちが湧くようになった。

それで、10年ぐらい前から日記を書くようになり、ここnoteにも書くようになったんだと思う。

だらだら書きながらはっとした。
記憶に留める気持ちより、証を残したい気持ちが大きくなってきたのかもしれない。

#読書  #旅行 #ワイン #世界史  #エッセイ #サッカー

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